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なぜ3日断食? やすらぎの里が「3日間」を大切にしている理由

「断食は、何日くらいやるんですか?」

初めて来られる方から、よく聞かれる質問です。

やすらぎの里の6泊プラン・断食コースでは、
基本的に3日間の断食をおこないます。

「1日じゃ短いんですか?」
「逆に、長くやった方が効果があるんですか?」

そんな疑問を持つ方もいるでしょう。

最初にお伝えしておくと、
3日という数字に、
魔法のような意味があるわけではありません。

長ければ長いほどいい、
というものでもありません。

僕が長年、
断食をするゲストのみなさんを見てきて感じているのは、

3日くらいあると、
「食べない」ことの先にある感覚まで、
少しずつ味わえるようになる。

ということです。

今日は、やすらぎの里が、
なぜ「3日断食」を基本にしているのか、
お話しさせていただきます。

断食は「食べないことを頑張る」ためではない

「断食」と聞くと、

食べるのを我慢する。
空腹に耐える。
体重を減らす。

そんなイメージを持つ方も多いと思います。

でも、やすらぎの里では、
食べないことだけを目的にはしていません。

毎日休まず働いている胃腸を休ませる。

いつも当たり前のように食べている食事から、
いったん離れてみる。

すると、

「本当にお腹が空いているのかな」
「いつもは時間が来たから食べていたんだな」
「ストレスで食べたくなるんだな」

そんな自分の食欲や身体の感覚にも、
気づきやすくなります。

断食は、自分の身体を追い込む時間ではなく、

身体の声を聞き直す時間。

僕は、そんなふうに考えています。

1日目は、まだ日常の延長

断食を始めた初日は、
まだ日常の延長にいる方が多いです。

仕事のことが気になる。
スマホが気になる。

「お腹が空かないかな」と、
食べ物のことも気になる(笑)。

身体も、
いつもの時間になると、

「そろそろご飯ですよね?」

と訴えてくる。

普段の生活のリズムが、
まだ身体にも頭にも残っています。

だから初日は、

「食べないことに慣れていく日」

くらいに考えてもらっています。

無理に運動する必要もありません。

温泉に入ったり、
少し散歩したり、
眠ければ横になったり。

まずは、ゆっくり過ごします。

2日目は、身体の変化を感じやすい日

2日目になると、
人によっていろいろな反応が出てきます。

空腹を強く感じる人もいれば、
意外に平気という人もいる。

眠くなる人。
だるさを感じる人。
ゆっくり休みたくなる人。

感じ方は、
本当に人それぞれです。

だから、

「断食中だから、こうならなければいけない」

という正解はありません。

周りの人と比べず、
その日の自分の状態に合わせて過ごす。

ここでも大切なのは、

頑張って断食しないこと。

せっかく断食に来たからと、
運動まで頑張ってしまう方もいるのですが、

疲れていたら、休めばいい。

そのために来ているんですから。

3日目になると、少し感覚が変わってくる

そして、3日目。

もちろん個人差はありますが、
食べないことにも少し慣れてきます。

最初は、

「食べたいな」
「お腹空いたな」

と食べ物のことばかり考えていたのが、

少し静かになってくる。

味覚や嗅覚など、
普段あまり意識していなかった感覚に気づく方もいます。

自然の中を歩くのが気持ちいい。
お茶の香りがよく分かる。
出汁の香りに敏感になる。

食べないことで、

「食べる」以外の感覚まで、少しずつ開いてくる。

僕は、このあたりが、
1日だけの断食とは違うところだと感じています。

だからといって、長ければいいわけではない

ここは大切なところです。

「3日がいいなら、5日、7日と長くやった方がもっといいのでは?」

と思うかもしれません。

でも僕は、

断食は、長さを競うものではない

と思っています。

何日食べなかったかを達成目標にすると、
断食そのものが「頑張ること」になってしまう。

やすらぎの里には、
すでに日常で十分頑張っている方がたくさん来ます。

ここに来てまで、

「もっと頑張って断食しなきゃ」

では、ちょっと違いますよね。

体調や服薬の状況などによっては、
断食ではなく食事をとりながら過ごした方がいい場合もあります。

断食だけでなく、
その人が無理なく心身を休められること。

こちらの方が大切です。

実は、断食以上に大切なのが「食べ始めること」

そして、3日断食をするときに、
とても大切にしていることがあります。

それが、

回復食です。

断食が終わった。

「やったー!食べられる!」

と、いきなり普通の食事に戻すわけではありません(笑)。

休んでいた胃腸に合わせて、
少しずつ食事を戻していきます。

やすらぎの里では、
回復食の最初に「回復大根」をいただきます。

昆布だしで、やわらかく煮た大根。

そこから、
お粥などを取り入れながら、
段階的に食事を戻していきます。

この時間があるからこそ、

食べられることそのものを、深く感じられる。

僕は、そこまで含めて断食だと思っています。

久ぶりに大根を噛みしめて感じたこと

以前、やすらぎの里のリピーターで、
ホメオパシー療法家の足立百恵さんが、
本館で断食を体験してくれました。

百恵さんが印象的に書いてくれたのが、
回復食の大根のことでした。

久しぶりに口にする昆布だし。

その香りや旨味を感じる。

そして、大根をゆっくり噛みしめる。

すると、やさしい甘みが広がってくる。

普段だったら、
何気なく食べてしまうような大根です。

でも断食を経たあとでは、

「食べることって、本当はこんなに豊かなことだったんだ」

と感じたそうです。

これなんですよね。

断食で得られるものは、

「3日間、食べなかったぞ」

という達成感だけではありません。

いつも当たり前にしていた「食べる」ということを、もう一度新鮮に感じる。

そこに、大きな意味があると思っています。

「ホメオパシー療法家・百恵さんの断食日記①」へ

「ホメオパシー療法家・百恵さんの断食日記②」へ

「食べない時間」と「食べ始める時間」

本館の6泊7日の断食コースでは、

前半に断食をして、
後半は回復食をいただきます。

僕は、この両方が大切だと思っています。

食べないことで、休ませる。

そして、

少しずつ食べることで、感じ直す。

断食だけして終わりではない。

むしろ、食べ始めてから、

「こんなに味がするんだ」
「ゆっくり食べると、これくらいでも満足するんだ」
「自分は普段、ずいぶん急いで食べていたんだな」

3日間の断食だけで終わらせず、
その後に回復食の時間もしっかり取る。

「食べない時間」と「食べ始める時間」。

この両方を大切にしています。

3日断食は「リセットボタン」ではない

断食をすれば、
身体の問題が全部解決する。

3日食べなければ、
人生がリセットされる。

もちろん、
そんな魔法ではありません。

日常に戻れば、
仕事もあるし、家事もある。

美味しいものだって食べたくなります(笑)。

それでいいんです。

ただ、一度食べることから離れてみることで、

「自分にとって、心地よい食べ方って何だろう」

と考えるきっかけができる。

忙しすぎて、
自分の身体の声を聞いていなかったと気づく人もいる。

その気づきが、
日常に戻ってからの小さな変化につながっていきます。

なぜ3日断食なのか

結局、

「なぜ3日なんですか?」

と聞かれたら、僕はこう答えます。

1日では、まだ日常の延長にいる。

2日、3日と食べない時間を過ごすことで、
少しずついつもの食生活から距離ができる。

そして、その後に丁寧な回復食の時間をとる。

だから、やすらぎの里では、
3日間の断食を基本にしています。

ただし、

大切なのは「3日間食べないこと」ではありません。

食べない時間を通して、
自分の身体に気づく。

食べ始める時間を通して、
食べることの豊かさに気づく。

そして日常に戻ってから、

少しだけ丁寧に食べる。
少しだけ身体の声を聞く。

断食は、そのためのきっかけです。

何日食べなかったかより、

その時間に、何を感じたか。

そこを大切にしてほしいと思っています。

「自分にもできるかな」と思った方へ

断食が初めての方や、
体調に不安がある方は、
無理に断食を選ぶ必要はありません。

やすらぎの里では、
その方の状態に合わせて過ごし方を考えています。

断食・ファスティングとは?

実際に本館の断食を体験した百恵さんの記録はこちら。

ホメオパシー療法家・百恵さんの断食日記①

ホメオパシー療法家・百恵さんの断食日記②

 お電話でのご予約は

TEL:0557-55-2668

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