厳しい暑さが続く夏が終わる頃、あるいは秋風を感じるようになっても、「なんだか体が重だるい」「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」と悩んでいませんか?
毎日続く猛暑で体力を奪われ、冷たい飲み物やアイス、そうめんなどの冷たい食事ばかりを摂ってしまったり、エアコンによる冷えで寝不足が続いたりと、夏は私たちが自覚している以上に体に大きな負担がかかっています。こうした不調は、決してあなたの頑張りが足りないからではありません。頑張り屋さんの心と体が、一生懸命に暑さを乗り越えようとした結果の「お疲れサイン」なのです。
今回は、30年にわたり延べ10万人の心と体を癒やしてきた断食リトリート施設「やすらぎの里」が、夏の疲れが抜けない原因と、今すぐご自宅でできる優しい回復法、そして体からアプローチして心を整えるヒントをお届けします。どうぞ肩の力を抜いて、リラックスしながら読んでみてくださいね。
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夏の疲れが取れない原因は何?→自律神経の乱れと胃腸の冷えが関係しています。
冷たいものの摂りすぎによる「胃腸の冷え」
暑い日は、どうしても冷たい水やビール、冷たい麺類、アイスクリームなどが恋しくなりますよね。しかし、冷たいものを続けて体に入れすぎると、胃腸の内部が直接冷やされてしまいます。内臓の温度が下がると消化酵素の働きが低下し、食べ物を十分に消化吸収できなくなります。その結果、胃もたれや食欲不振、全身のエネルギー不足が引き起こされ、慢性的な「だるさ」や「疲れやすさ」となって現れてしまうのです。
クーラーと外気温の差による「自律神経の乱れ」
外のうだるような暑さと、クーラーがしっかりと効いた涼しい室内。この激しい温度差を行き来していると、体温を調整している自律神経がフル稼働することになります。人間の体は、5度以上の急激な温度変化に何度もさらされると、自律神経がパニックを起こして疲弊してしまうのです。自律神経が乱れると、夜になっても交感神経が優位なままになり、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりして、睡眠による疲労回復が十分にできなくなります。
50代前後の更年期女性が特に疲れやすい理由
特に50代前後の更年期世代の女性は、女性ホルモンの減少にともない、もともと自律神経がデリケートな状態にあります。そのため、体温調整がより難しくなり、他の世代よりもさらに夏に疲れをため込みやすい傾向があります。「昔はこれくらい平気だったのに……」とご自身を責める必要はまったくありません。今の年齢の、今の変化しているご自身の体を、ただ愛おしくいたわってあげるタイミングなのです。
家で今すぐできる夏の疲れ解消法はある?→白湯を飲むことと、ぬるめのお風呂に浸かることです。
朝一杯の白湯で内臓を温める
冷え切ってしまった胃腸を優しく起こし、温めてあげるために、朝起きたらまず「コップ一杯の白湯(温かいお湯)」をゆっくりと飲むことをおすすめします。一気に飲むのではなく、フーフーと冷ましながら一口ずつ、体に温かさが染み渡るのを味わうように飲んでみてください。これだけで胃腸の血流が良くなり、消化機能が目覚め、内臓から全身が温まっていくのを実感できるはずです。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かり自律神経を整える
暑い時期はシャワーだけで済ませてしまいがちですが、湯船に浸かることは自律神経を整えるためにとても効果的です。38度〜40度前後の少しぬるめのお湯に、みぞおちのあたりまで15分〜20分ほど、ゆったりと浸かってみましょう。じんわりと汗をかくことで、体内にこもった熱や余分な水分(むくみ)が抜けていきます。ぬるめのお湯は副交感神経を優位にし、緊張した心と体をほぐして、質の高い眠りへと誘ってくれます。
梅干しやレモンでクエン酸を補給する
夏の疲れを感じたときは、すっぱい食べ物に含まれる「クエン酸」を意識して摂ってみましょう。クエン酸は、体内のエネルギー代謝をスムーズにし、疲労物質の排出を助けてくれる力強い味方です。朝食やお粥に梅干しを添えたり、白湯やお水に生のレモンをきゅっと絞って飲むだけでも、体の巡りがスムーズになり、シャキッとした元気が戻ってきます。無理にたくさん食べる必要はありません。一粒の梅干しをじんわり味わうような、小さな養生から始めてみてくださいね。
やすらぎの里のプログラムはどうして効果があるの?→16時間の胃腸の休息と、自然の中での軽い運動が巡りを良くするからです。
胃腸を休める「1日2食の養生食」
伊豆高原にある「やすらぎの里」は断食の施設として知られていますが、実は栄養バランスが整った「養生食プログラム」も大変人気があります。やすらぎの里での食事は、朝食が10時、夕食が18時の1日2食スタイル。つまり、夕食から翌朝の食事まで「16時間」の間隔が空くことになります。この間、間食やお酒もお休みするため、食べながらにして内臓(胃や腸、肝臓など)をしっかりと休ませることができるのです。冷たいものや甘いもので疲弊していた胃腸が本来の力を取り戻し、滞っていた栄養の吸収や老廃物のデトックスがスムーズに進むようになります。
自然を感じて歩く「朝の涼しいお散歩」
夏の間は暑さのせいで、運動の習慣がすっかり途絶えてしまったという方も多いのではないでしょうか。やすらぎの里が位置する伊豆高原は、都会に比べて朝の空気がとても涼しく爽やかです。朝の光を浴びながら、木々の緑や海の香りに包まれてみんなで心地よく歩くことで、中断していた運動習慣が自然と復活します。体を軽く動かすことで全身の血流が良くなり、夏のエアコン生活で滞っていたむくみや冷えがすっきりと解消され、巡りの良い体へと変わっていきます。
体から心を切り替える「温泉とヨガの時間」
やすらぎの里を主宰する大沢が、30年の経験から何よりも大切にしている哲学があります。それは、「心の問題を頭で考え始めると思考がぐるぐる回り、余計にメンタルが落ちてしまう。だからこそ、心は体から切り替える」ということです。
静かな環境に身を置き、お湯あたりの柔らかな温泉にゆったりと浸かって脳を休めること。朝の澄んだ空気の中でヨガを行い、深い呼吸を繰り返すこと。そして、一品一品丁寧に作られた養生食を五感でじっくり味わうこと。そうして体に気持ちの良いアプローチを重ねていくうちに、気づけば「頭の忙しさ」が静まり、心まで自然と前向きで穏やかな状態へと整っていきます。
あわせて読みたい:頭と心の疲れもリセットしたい方へ
「なんだか頭の働きが止まらない」「疲れすぎて夜も考え事をしてしまう」という方は、自律神経のバランスをより深く整えるためのケアが必要です。やすらぎの里が提案する、脳と体を休めるための詳しい養生法をこちらの記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
よくあるご質問→お散歩やヨガは、ご自身の体調に合わせて自由にお休みいただけます。
【Q&A】運動をしばらくしていませんが、散歩やヨガについていけるでしょうか?
A. はい、まったく心配ありませんのでご安心ください。
やすらぎの里で行うお散歩やヨガ、その他のプログラムは、すべて「強制」ではありません。その日の体調やご自身のペースに合わせて、自由に参加したりお部屋で休んだりしていただけます。朝のお散歩も、周りと競って早く歩くものではありません。立ち止まって深呼吸をしたり、景色を眺めたりしながら、今の自分が「心地よい」と感じるペースを最優先にしてくださいね。お体を休めるためにいらっしゃる場所ですから、どうぞ一番ラクな気持ちで過ごしてください。
毎日を一生懸命に生きていると、ついつい自分の体の疲れを後回しにしてしまいがちです。夏の終わりや季節の変わり目は、そんな頑張り屋さんのあなたが、一度立ち止まって自分自身をたっぷりといたわってあげるための大切なタイミングでもあります。
まずは、明日起きたときの「温かい白湯の一杯」から、自分へのやさしさを届けてみませんか?
そして、もし「自分だけの力では、どうしても日常の忙しさから離れられない」「一度しっかり心と体を空っぽにして、リセットしたい」と感じたときは、いつでも伊豆高原のやすらぎの里に羽根を休めに来てくださいね。豊かな自然と、温かい温泉、そして心を込めた養生食をご用意して、あなたのお帰りをいつでもお待ちしております。
お電話でのご予約は
TEL:0557-55-2668


