「極端なダイエットをやめたのに、なかなか生理が戻ってこない……」
「年を重ねたわけではないのに、疲れが抜けず気力も湧いてこない……」
そんなふうに、からだの根本的なパワーが落ちているように感じて不安になることはありませんか?
最近、若い女性の無月経や生理不順、そして男性の生殖能力の低下など、世代を超えて「からだの基本的な能力」が落ちていることが問題になっています。
思うようにからだが働いてくれないと、「自分の努力が足りないのかな」と責めてしまうかもしれませんが、決してあなたのせいではありません。現代の環境やライフスタイルが、私たちのからだに想像以上の負担をかけているのです。
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東洋医学の腎は生命力や元気の源となる場所
このようなからだの根本的なパワーの低下を、東洋医学では「腎(じん)の弱り」としてとらえます。
生殖機能や若々しさを司る大切な腎の働き
東洋医学でいう「腎」は、西洋医学の「腎臓(おしっこを作る臓器)」とは少し意味合いが異なります。
腎は生殖機能を司るほか、骨、髪、耳、腰などを健やかに保つ働きを持っています。そのため、腎が弱くなると、生理不順などの生殖機能の低下だけでなく、「骨がもろくなる」「髪が薄くなる」「腰が痛む」といった症状が年齢よりも早く現れやすくなります。
腎が強いと回復力が高まり元気になります
また、腎は「元気や気力の源」とも言われています。
腎には私たちが生まれ持った「先天の気(先天的な生命力)」が宿っており、その人の生命力をはかる大切なバロメーターになります。腎の働きが強い人は生命力が旺盛なので、もし病気になっても自ら治ろうとする力が強く、回復が早いという特徴があります。
腎の働きを弱めてしまう現代のライフスタイル
生殖機能だけでなく、からだ全体の若々しさや元気を支える腎ですが、現代社会では若い人を中心にこの働きが弱くなっています。その大きな原因は、毎日の生活の中に潜んでいます。
夏でも体を冷やしてしまう環境と冷たい食事
腎の働きを弱める大きな原因の一つが「冷え」です。
腎にはからだを温める働きがあるのですが、冷える状態が長く続くと負担がかかり、機能が低下してしまいます。現代はどこへ行ってもクーラーが効いており、汗腺が開いて無防備な夏のからだに冷えが簡単に入り込みます。また、一年中冷たい飲み物を飲む習慣によって、からだの内側からも冷やしてしまっているのです。
夜更かしや生命力のない食事が負担をかける
腎は、一日の中では「夜」に働く臓器だと言われています。
仕事やスマホなどで連日夜遅くまで起きていると、腎がゆっくり休むゆとりがなくなり、機能が低下してしまいます。また、遠い国から運ばれてきたものや、加工された食品ばかり食べていると、「生きている食べ物が持つ生命力」を取り入れることができず、からだの根本的なパワーが低下しやすくなります。
腎の弱りや冷えに関するよくあるご質問と対策
Q. 家ですぐにできる腎のケアはありますか?
A. まずは下半身を温め、少しでも早く休むことから始めましょう。
冷えを防ぐために、足首や腰回りなど下半身を冷やさない服装を心がけてください。冷たい飲み物は控えめにし、できるだけ温かいものを飲むようにします。そして、疲れを感じている日だけでも構いませんので、スマホを置いて早めに布団に入り、腎を休ませてあげてくださいね。自分の健康を管理することも、とても大切な能力です。
Q. 先天的にからだが弱いと感じていて不安です。
A. 弱いからこそ気を配ることで、健康で長生きできますよ。
腎の強さは先天的な要素もありますが、弱いからといって悲観する必要はありません。生まれつき丈夫な人はつい無理をして大病を患うことがありますが、からだが弱い人は自分の限界を知り、からだをいたわる習慣が身につくため、結果的に長生きできることが多いのです。上手にお付き合いしていきましょう。
焦らず自分のペースで生命力を育てていきましょう
アスファルトやコンクリートに囲まれた都会の生活は、それだけで知らず知らずのうちに生命力を消耗させてしまいます。疲れや不調を感じた時は、からだが「少し休ませて」とサインを送ってくれている時です。
やすらぎの里で本来の生命力を取り戻す時間
もし、自分一人では生活を見直すのが難しいと感じたら、一度大自然の中でからだを休めてみませんか。やすらぎの里では、土の匂いや木々の呼吸を感じながら、温かい食事と温泉でからだの芯から冷えを取り除きます。「疲れが取れて、本来の元気が湧いてきた」と、多くの方に喜んでいただいています。
からだの根本的な疲れや、頭の中のモヤモヤが取れないと感じている方は、ぜひ以下の記事も読んでみてくださいね。
思考が止まらない「脳疲労」をやさしくケアする方法
休んでも疲れが取れない、常に不安なことを考えてしまう……。
そんな心と頭の緊張をほどいて、深くリラックスするコツをお伝えします。
あなたのからだには、本来の元気を取り戻そうとする自然な力が必ず備わっています。焦らず、ご自身を責めず、からだが喜ぶ心地よいペースをゆっくりと見つけていってくださいね。
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土
土土(つち)は、土粒子、水、空気の3相から成り立っている。土粒子は、岩石や鉱物、動物、植物の死骸(腐植)などが主成分である。大地を指していうこともある。植物生産的見地からみると、土は植物の培地の一種といえる。培地に土を用いない物を水耕栽培と呼ぶ。養液栽培の