『 やすらぎ通信 』 第624号 2017.2.14
~ 生活習慣改善の専門家が教える
心と体のリセット法 ~
●やすらぎの里
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こんにちは、やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原は薄い雲が広がっていますが、
風もなく穏やかな日。
河津桜が見ごろになったと、
ニュース番組で取り上げられたので、
花見の人で国道は混み混み。
今年は一気に咲いて見ごろを迎えたので、
花の時期が短そう。
今週はゲストのみんなと
お花見に出かけてこようと思っています。
河津桜が満開の伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】━━━━━
【1】食べるということ
【2】やすらぎのレシピ
「白菜のポタージュ」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】食べるということ
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今回は大沢が、今の仕事を始めたきっかけから、
食べるということについて書いてみました。
今週は、ちょっと長くなりますよ。
( ̄▽ ̄)
僕は実家が食堂をやっていたこともあり、
食には小さい頃から興味がありました。
仕事で築地にも出入りしていたこともあり、
素材の美味しさの目利きには、ちょっと自信があります。
美味しいものをたくさん食べたし、
お酒もたくさん飲みました。
ワーキングホリデーでオーストラリアに行ったとき、
日本食レストランでアルバイトをしたのをきっかけに、
日本に帰って来てから板前の修業もやりました。
将来は実家を改装して、
料理屋をやろうと考えていた時期もありました。
そんな人間が、
なぜ断食の施設をやっているのかというと、
長野のペンションで、
自然食に出会ったことがきっかけでした。
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料理屋で出す料理って、続けて食べると飽きます。
僕は田舎で生まれた人間なので、
もっとシンプルな味付けのものが美味しいと思っていました。
ちょうどその頃、環境問題にも関心があったことから、
豪華な食材を使うことへの疑問、食品廃棄の問題など、
自分がやっている仕事に疑問を感じていました。
そんなときに、自然食と出会い、
毎日食べるならこっちの食事の方が美味しい!
地元でとれる旬の食材を無駄なく使うことで、
自分の体にいいだけじゃなくて、
環境にもいいということもあり、
自然食にはまっていきました。
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よく、この世界に入るきっかけが、
自分の体調不良を食事で治したという人がいます。
だから、健康のために食べ過ぎは良くない・・・。
僕は病気ではなく「美味しい!」から入っているので、
健康のためとはいえ、
がまんって、なんか嫌なんです。
断食って、究極のがまんなんじゃないの?
って声が聞こえそうですが、
その少しのがまんは、
より美味しく食べるための作法です。
ビールを美味しく飲みたかったら、
食事の前に、水とかお茶は飲みませんよね。
さらに、お風呂に入って汗をかいて、
体が水分を本当に欲したときに飲むと、
「うまい!生きててよかった~」ってなる。
それと同じように、断食して胃腸を休め、
胃も腸も空っぽにして、
胃腸が本当に食べ物を欲しているときに、
自然で優しいものを食べると、
「うまい!生きててよかった~」ってなります。
その美味しいっていう感動、
シンプルなものを味わう喜びを伝えたい。
“食べることは、生きるというのを実感すること”
野生の動物と同じように、
食べられたときに感じる、命の喜びが、
生き生きとした命の躍動をもたらせてくれます。
■ やすらぎの里について
https://y-sato.com/kougenkan/general_about.html
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【2】やすらぎのレシピ
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「白菜のポタージュ」
本館・キッチンの長澤です。
今回は今年の冬の新メニューの
白菜のポタージュを紹介します。
白菜の旨味がぎゅっとつまっていて、
とても美味しく仕上がっています。
「ぜひレシピを知りたい!」と要望が多いので、
こっそり(?)教えちゃいますね!
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~ 材 料(3人分) ~
・白菜 400g
・玉ねぎ 中1/8個
・油 少々
・塩 ひとつまみ+適量
・小麦粉 大さじ2/3
・一番だし 200cc
・豆乳 200cc
・コショウ 適量
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~ 作り方 ~
1.白菜は、ひと口大の大きさに切っておく。
玉ねぎは、薄くスライスしておく。
2.鍋に油を引き、玉ねぎと塩ひとつまみを入れて炒め、
しんなりしたら小麦粉を加え、さらに炒める。
(玉ねぎが甘くなるまでよく炒めます。
焦がさないように気をつけてくださいね。)
3.2の鍋に一番だしを少しずつ入れながら、
ダマにならないように混ぜて、のばしていく。
4.3に白菜を入れ、野菜の甘みが出るまで煮込む。
(20分以上を目安にしてください。)
5.4を冷ましてから、豆乳と合わせ、
なめらかになるまでミキサーにかける。
6.5をザルで漉してから鍋に入れ、かき混ぜながら弱火で温め、
塩・コショウで味付けしたら、出来上がり!
※お好みで、茹でた白菜やクルトンなどの浮きみを入れて
お召し上がりください。
■ やすらぎの食事
https://y-sato.com/kougenkan/diary/yasuragifoods
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【3】寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
今回は2月1日から4泊5日
養生館に滞在したゲストのみなさんの声です。
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養生館名物トレイルウォーキングは、
毎朝同じコースです。
飽きて退屈するかと思いきや、
日々変化する心身に気づけて、
味わい深い体験となります。
新奇なものに目が向きがちな現代社会ですが、
だからこそ、質実剛健な養生館の存在意義があると思っています。
小針
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「ハードだけど充実感」50代女性
トレイルウォーク、ハードだけど充実感。
少食はつらくなくて、あっという間。
心も体もすっかり軽くなりました。
家に帰ったら、少し丁寧な生活をしようと思った。
ありがとうございました。
また来ます。
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「とても気持ちよく」40代女性
とても気持ちよく5日間を過ごすことができました。
さまざまなお手当て法を学んだことが勉強になりました。
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「これでいいんだ」30代女性
先生のジワジワくる面白さが楽しかったです。
どの講座もとても勉強になり、
参加してよかったなと、改めて感じました。
5日間を通して自分というものと、
しっかり向き合うことができ、
漠然と思っていたことがしっかりとした理論で、
これでいいんだと確信を持つことができました。
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「がんばりました」60代女性
67才がんばりました。
幸せいっぱい。
元気いっぱいです。
ありがとうございます。
■ やすらぎの里の体験談
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【4】 編集後記
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先週の水曜日、心屋仁之助さんの
武道館の独演会に行ってきました。
心屋10年の歩みを紹介するスライドでは、
やすらぎの里での断食も紹介してもらい、
歌とトークで、あっという間の3時間。
心屋さんが歌うのを生で聞いたのは初めてでしたが、
なぜカウンセラーが歌うのか、
その訳がよ~く分かりました。
そして自分の好きを追及すると
あんなこともできるんだということに感動。
誰かのためにではなく、
自分の好きを極めることこそが、
誰かの力になれるんだって、
気づかさせてもらいました。
僕も自分の好きを妥協しないで、
追及していこうと思います。
o(^-^)o
大沢
■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/kougenkan/diary
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