『 やすらぎ通信 』 第773号 2020.3.10
~ やすらぎの断食先生が教える
心と体のリセット法 ~
こんにちは、
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原はしっとり曇り空。
午後は雨になる予報。
花粉症の人は少し楽かな。
このところ別荘族の人たちが、
伊豆高原にコロナ疎開に来ているみたい。
普段は見かけないご夫婦が、
毎日散歩している姿をよく見かけます。
本当の豊かさって何だろう?
自分は何に幸せを感じるのか。
そんなことも考えさせられる、
今回のコロナ騒動です。
ウグイスの鳴き声が響く伊豆高原から
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】
【1】心は苦に、体は楽に向かう
【2】目覚めのリトリート
4月18日(土)1泊2日・本館
【3】新型コロナの対応について
【4】寄せ書きから
【5】編集後記
【1】心は苦に体は楽に向かう
以前、HSPリトリートで心理療法士の物部先生が、
タイのお坊さんから言われたことを話してくれました。
「心は苦に、体は楽に向かう」
何か気になることがあると、
そのことを何度も考えてしまう。
考えると嫌な気分になるから、
考えないようにすればいいのに、
つい考えてしまう。
新型コロちゃんのニュースも、
見ると不安になるのに、
なぜか何度も見てしまう・・・。
心はそんな風に「苦」に、
向かう傾向があるのだそうです。
それに比べて体は、
疲れることはやりたくない、
いつまでも寝ていたい、
美味しいものを食べたい・・・。
体は「楽」に向かいやすい。
だから、心は意識して楽しい方に向け、
体は意識して苦を感じる方に向けると、
ちょうどいいバランスになる。
心が楽しいと感じる、
音楽、映画、本、いい景色、温泉・・・。
心が苦に向かい過ぎて枯れないように、
楽しさで満たしてあげましょう。
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逆に、体は運動するとか、
お腹を空かせるとか、
少し苦を感じさせるようにすると、
調子が良くなってきます。
これから先の不安など、
今考えても分からないことに、
向い過ぎているエネルギーを
「今ここ」にある自分の体に向ける。
運動はそのための簡単な実践法です。
天気のいい日は外に出て、
歩いてみましょう。
日々移り変わる草木を眺めていると、
コロちゃんに振り回されている間に、
季節はすっかり春に、
なっていたと気づくでしょう。
外に出れないときは、
家の中で筋トレをやろう!
不安のエネルギーを
筋トレで使いきってしまえ。
筋トレは無理です。
すでにやる気が死んでいるという方は、
お風呂で温冷浴がおすすめ。
温かいお風呂と冷たいシャワーを
2~3回繰り返し、温冷の強い刺激で、
強引に「今ここ」に意識を戻す。
生きている実感を取り戻せますよ。
世の中でどんな出来事があろうとも、
今ここで自分ができることをやるしかない。
そう覚悟を決めて、
淡々と自分の心身を整えていきましょう。
心を楽に、体はちょっときつめにが、
大事なポイントです!
【2】目覚めのリトリート
お坊さんから教わる「目覚めのリトリート」
2020年4月18日(土)1泊2日
やすらぎの里「本館」にて
毎回好評のお坊さんから教わる
「気づきの瞑想リトリート」
今回は、タイトルを「目覚めのリトリート」として、
新緑の4月に開催です!
僧侶の入山文章さんの気づきの瞑想レッスンと、
ご自身の体験を通した「悟り」についてのお話を伺います。
スピリチュアルに偏らない、
あるがままに気づくお話は、
とらわれから目覚める、いい機会になるでしょう。
心に染みるお話しと、
やすらぎの精進料理と温泉で、
心も体もやすらいでください。
【3】 新型コロナの対応について
「やすらぎの里の営業について」
やすらぎの里は、本館・養生館・高原館ともに、
感染予防を徹底して、通常通りの営業をしております。
新型コロナウイルスの感染が広がっておりますので、
発熱や咳が出るなどの症状がある方は、
滞在は取りやめて、自宅での療養をおすすめしております。
「ご予約の変更、キャンセルについて」
新型コロナウイルスの感染が広がっている状況をふまえ、
3月末までのご予約については、
キャンセル料はなしで、
ご予約の変更やキャンセルを承ります。
4月1日以降のご予約に関しては、
感染状況を見ながら、柔軟に対応していく予定です。
その他、滞在や体調に関して、
ご不安な点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。
【4】 寄せ書きから
やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
今回は2月26日から、
養生館に滞在した皆さんの声です。
生活改善、休息、減量、転職前に整えたいなど
様々な方がいらっしゃいました。
目的は違っても共通しているのは、
「食の気づき」だと感じています。
「食べないといけない」→「食べなくても大丈夫」
むしろ空腹が心地よいという感覚も出てきます。
「~しなくてはいけない」
から解放されると
パッと顔が明るくなります。
皆さんが自信をもって楽しく生きれるようになる
そんな場所でありたいなと思った週でした。
養生館 深澤
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「空腹がこんなにも気持ち良いとは」60代 男性
「食べる」という事を
改めて感じました。
空腹がこんなにも気持ち良いとは
思いませんでした。
「腹が減っては戦ができない」
というような事を
子供の頃から聞かされてきましたので
空腹になる事を
意味もなく恐れていた自分に
気づきました。
次回も宜しくお願いします、
ありがとうございました。
感謝!!
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「ダイエットが目的でしたが」 40代 女性
ダイエットが目的でしたが、
それ以上に体との対話が
大切だと気づいた。
また「夢をかなえるゾウ」を本棚からお借りして読んで、
頑張らなくていい、すべては愛だということが
すとんと心の中に落ちて
スッキリしました。
多分家で読んでいたら
こうはならなかったと思うので
ここの環境だと思います。
4泊5日あっという間でした。
ありがとうございます。
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「自分のプラスに」 40代 男性
食事に気を付ける事、
具体的なことを継続したいです。
身体が固いので、努力して、
少しずつ、やわらかくしたいです。
呼吸を上手く、意識して、
自分のプラスにしたいです。
教えていただきありがとうございました!
今回来させてもらい、本当によかったです。
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「充実した4泊5日」 50代 女性
食事に対する、食べ方の意識が変わりました。
朝の50分のウォーキング、
暇を感じさせない
(講習が多く、ドライブもあり)
充実した4泊5日でした。
4泊5日でしたが、もう少しがんばって
1週間コースにもチャレンジしてみたいと思います。
仕事で、休みがとりにくいときは、
2泊3日のコースも考えています。
ありがとうございました。
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「自分を再発見」 30代 女性
色んなプログラムがあって楽しかった。
自分を再発見できるいい機会になった。
(自分がトレイルウォークできると思ってなかったけど
それは勝手に思い込んでいるだけだと気づきました)
コロナの事を忘れてちょっとラクだった。
【5】編集後記
先日55歳の誕生日を迎えました。
不安や焦りが渦巻いている、
国難のときだからこそ、日常を離れ、
いったん立ち止まって心身を整える。
そんな養生リトリートの場を
淡々と整えていくのが、
自分の使命だと覚悟を新たにしています。
「この道より、我を生かす道なし。この道をいく」
大沢
■ やすらぎ日記
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