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苦味を抑えて甘みを引き出す。「ピーマンのじゃこ炒め」

こんにちは、やすらぎの里です。

伊豆高原の爽やかな空気の中で、
訪れるゲストの皆様が心身を休め、
本来の健やかさを取り戻すお手伝いをしています。

私たちが日々の食事で大切にしているのは、
食材が持つ本来の生命力を活かし、
体に負担をかけずに
美味しくいただく知恵です。

今回は、夏の終わりから
秋にかけて残暑が厳しい時期にも
おすすめの定番メニュー
「ピーマンのじゃこ炒め」
のレシピをご紹介します。

「ピーマンは苦味や青臭さが苦手」
という方や、お子様でも
不思議と美味しく食べられると
評判をいただいている、
シンプルでありながら奥深い一品です。

ピーマンに秘められた頼もしい養生効果

普段、食卓に当たり前のように
並んでいるピーマンですが、
実は非常に栄養価が高く、
東洋医学(食養生)の観点からも
優れた働きを持っています。

薬膳の世界では、ピーマンの味わいは
「辛味(しんみ)」、
性質は体を温める「温(おん)」、
そして消化吸収をコントロールする
「脾(ひ)」に深く関わるとされています。
これは、胃腸の働きを優しくサポートし、
体の内側からじんわりと温める作用が
あることを意味しています。
冷たい飲み物や食べ物で
胃腸が疲れがちな時期には、
特におすすめしたい食材です。

美肌と健康を支える豊富な栄養素

ピーマンには、私たちの健やかな毎日を
サポートする栄養成分が豊富に詰まっています。

  • レモンの約2倍とされるビタミンC:
    ピーマンのビタミンCは、
    組織が強固なため加熱しても壊れにくい
    という特徴を持っています。
    紫外線によるダメージが気になる
    季節の美肌づくりや、
    免疫力のサポートに最適です。
  • β-カロテン(ビタミンA効果):
    体内で必要な分だけビタミンAに変換され、
    皮膚や粘膜を健やかに保ち、
    乾燥から体を守る役割を果たします。
  • カプサイシン:
    新陳代謝を促し、体に活力を与えて
    余分なエネルギーの燃焼をサポートします。
  • クロロフィル(葉緑素):
    高い抗酸化作用を持ち、
    健康的な巡りを保つのに役立ちます。
  • ピラジン(香り成分):
    ピーマン独特の香りのもととなる成分で、
    サラサラとしたスムーズな巡りを促す
    働きが注目されています。

ピーマンのじゃこ炒めの作り方

ピーマンを千切りにし、
旨味たっぷりのちりめんじゃこと
合わせて炒めるだけのシンプルな工程です。
じゃこの塩気と旨味がピーマンにしみ込み、
調味料は最小限で美味しく仕上がります。

材料(作りやすい分量)

  • ピーマン:4個
  • ちりめんじゃこ:20g
  • ごま油:適量
  • 酒:大さじ1
  • 薄口醤油:小さじ1
  • 濃口醤油:少々(風味付け用)
  • 塩:ひとつまみ
  • コショウ:少々

作り方

  1. 1、ピーマンを縦半分に切り、ヘタと種を取り除いてから、
    縦に細い千切りにする。
  2. 2、フライパンにごま油を引いて弱火にかけ、
    ちりめんじゃこを入れて香ばしくなるまで炒める。
  3. 3、ピーマンの千切りを加え、塩をひとつまみ振って
    中火で手早く炒め合わせ、全体に油が回ったら酒を回し入れる。
  4. 4、ピーマンがしんなりとしてきたら、薄口醤油、
    コショウを入れて味を調え、最後に濃口醤油をごく少量加えて
    さっと炒め合わせ、風味をまとわせて火を止める。

※メインの味付けは薄口醤油で行い、
仕上げの濃口醤油は鍋肌から落として
香りをつける程度に留めるのが、
美しく仕上げるコツです。
じゃこの塩分量に合わせて、
調味料の量は適宜調整をしてください。

苦味を抑えて自然な甘みを引き出すコツ

ピーマンの苦味や特有の青臭さが
和らぐ理由には、切り方と炒め方に
少しの工夫があります。

ピーマンの繊維は縦方向に走っているため、
繊維に沿って縦に千切りにすることで、
細胞が壊れにくくなり、
苦味成分の流出を抑えることができます。
さらに、ごま油でじゃこの旨味を
しっかりと引き出してから
ピーマンを炒め合わせ、
お酒を加えて少し蒸らすように
加熱することで、ピーマンが持つ
本来の甘みがふんわりと際立ちます。

このようなちょっとしたひと手間で、
素材の美味しさは格段にアップします。
苦手だった食べ物が
「美味しい」に変わる瞬間は、
体にとっても心にとっても、
とても嬉しい体験になります。

心と体の声を聴き、シンプルに調和する

長年にわたり多くのゲストの皆様の
体と心に向き合ってきたやすらぎの里では、
毎日の食卓が穏やかで
満たされた時間であることを願っています。
厳格なルールで自分を縛るのではなく、
旬の素材が持つ自然な力を借りて、
その時々の自分の体が求めているものに
耳を傾けることが、
健やかな日々を維持する秘訣です。

ピーマンのじゃこ炒めのような
素朴で温かい養生食を、
日々の暮らしに気軽に取り入れていただき、
内側からじんわりと温まる感覚を
味わってみてください。
皆様の食卓が、優しく
心地よい笑顔で満たされますように。

いそがしい日常を少し離れて、心と体を深く癒してみませんか?

伊豆高原の静かな自然に囲まれたやすらぎの里では、体調に合わせた優しい断食・食養生プランや、心身をゆるめる温泉をご用意しています。ゆったりと流れる時間の中で、ご自身の心と体の声に耳を傾ける特別なリトリート体験を提供しています。

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