『 やすらぎ通信 』 マンイドフルネス×養生

『 やすらぎ通信 』 第606号 2016.9.30

~ 生活習慣改善の専門家が教える
心と体のリセット法 ~

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やすらぎ通信

●やすらぎの里

NHKの「ドキュメント72時間」で放送されました

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こんにちは、やすらぎの里の大沢です。

伊豆高原は曇っているけど、
海の向こうには伊豆七島がきれいに見えています。

昨日までの蒸し暑さもなく、
涼しくて気持ちいい秋風が吹いています。

日差しも弱く、涼しいので、
お散歩するには絶好のコンデション。

ゲストのみんなも
元気に散歩に出かけています。

赤トンボが飛び交う伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】━━━━━

【1】マンイドフルネス×養生

【2】やすらぎのレシピ
「こんぶの佃煮」

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

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マンイドフルネス×養生
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秋になると、なんか寂しくなったり、
気持ちがうつうつとして、
やる気が出ないという声をよく聞きます。

春~夏に外側に向かっていたエネルギーが、
秋になって、内側に向かい始め、
嫌でも自分と向き合うようになっているからですね。

こんなときは、自分の心や体と向き合う、
いいチャンスです。

そこで、今回は「養生館」館長の小針先生の
「マンイドフルネス×養生」の記事を紹介します。

————–

断食施設を検索し訪れる人には、多かれ少なかれ、
現代社会の中で、つもりつもった心と体の澱を、
きれいさっぱり洗い流したいという要求が
潜在的にあるのではないかと思います。

いかんせん、日々のスピード感が速すぎるために、
しなければならないことが多く、
立ち止まって、ゆっくりと自分の心と体をみつめ、
いたわる余裕がありません。

短時間に、次から次へとスイッチを
切り替えながら走り続ける私たちは、
多くのエネルギーを無駄にし、
悩みをたくさん抱えることになりました。

現代のストレス、不幸感、病気の主な原因は、
まさにここにあるのではないでしょうか。

————–

養生館のプログラムコンセプト

「シンプルを深める」

環境を変え、たっぷり時間があります。

時間と心を贅沢に使い、
「一点集中」で「専念」します。

「食」味わうことに、
「息」呼吸することに、
「動」歩くことに、
「想」瞑想することに、

「徹する」ことによって、
訪れる「静けさ」と「清らかさ」

急かされ、追いまくられ、
駆け抜けてきた人にとって、
養生館が時代と逆行する、
なによりの贅沢になることを確信しています。

■ 断食×リトリート

断食リトリート

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【2】やすらぎのレシピ
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今日はだし汁を取った後の昆布を使った、
こんぶの佃煮のレシピをご紹介します。

だしを取った後の昆布やかつお節も大切な食材。

できるだけ、無駄なく美味しく、
食べてもらいたいと思っています。

————–

【 こんぶの佃煮 】

~ 材 料 ~

・昆布(2cm角に切ったもの) 170g
・干し椎茸           1~2枚
・生姜             適量      
・水              20cc
・みりん            20cc
・日本酒            大さじ1強
・濃口しょうゆ         大さじ1弱
・かつおぶし          だし2ℓ分
・白ごま            適量
※昆布・かつおぶし・干し椎茸は、
だしを取り終わった後のものを利用しています。

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~ 作り方 ~

1.一番だしを取った後のかつおぶしを自然乾燥させる。
  ※100℃のオーブンに約20分入れると、
   早く乾燥させることができます。  

2.干し椎茸は、薄くスライスしておく。
  (干し椎茸がなければ、生椎茸でも良いです。)
  生姜は、千切りにしておく。

3.圧力鍋に1と昆布・水・日本酒・みりん・
濃口しょうゆを入れ、高圧で20分炊く。

4.2を鍋に移し替え火にかけ、煮汁が沸騰したら1を入れ、
  昆布が崩れないように、かつおぶしとよく絡める。
※ここで味見をして、味付けが薄いようなら濃口しょうゆを足します。

5.汁気がなくなってきたら火を止め、
白ごまを加えたら、出来上がり!

■ 体で覚える食養生

食養生

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【3】寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

今回は養生館に滞在した
ゲストのみなさんの声を紹介します。

————–

「食事を丁寧に」 30代女性

食事の大切さを改めて感じました。
3日目の朝にすごく体調が悪くて体が動かなくなり、
自分の体の変化に驚きました。

それでも朝食のスムージーを飲むことで、
体が徐々に回復していく実感が得られて、
食事からエネルギーをもらって活動できているんだと、
強く思いました。

もっと食事を大切に丁寧にしようと
思うきっかけになりました。

————–

「ピンチはチャンス」 30代 女性

自分を大切にすることの中で、
まず大切なことの一つが
体の声をきくことだと教わりました。

歩くこと、食べること、
日常の動作の中でも集中力が高められたり、
体を信頼して肩の力を抜くことができたり、
いかにいつも力が入っていたか。
だから肩こりが小学生の時から治らない!

生きていることの楽しさ、
おいしさを享受できたりするんだと思いました。

私の体も心もやるなーと。
これからもずっと一緒に
よろしくお願いいたしますという気持ちでいます。

ピンチはチャンスというけれど、
本当にこのタイミングでここに滞在できて、
学べて、練習できてよかったです。

毎日新しい眼と五感で世界をみて、
また毎日リセットして、
いつもフレッシュな心と体でいようと思います。

きっと感謝ができるので。
そして、丁寧に…丁寧に…。

————–

「自分らしくいられた」 40代 女性

東京に住んでおりますが、
ちょっと息苦しさを感じることもあり、
場の影響、力というものを感じて、
いろいろと考えるところもありました。

ストレスが少ない中で、
自分らしくいられることがいかに楽か、
いろいろと教わったことを利用しつつ、
自分に合ったことを試していきたいと思います。

ちなみに、私は無性に肉が食べたくなりました(笑)

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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【4】 編集後記
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秋になって、
僕も自分と向き合う時間を取っています。

春から駆け足で走り続けてきたので、
心の声を聞きながら、
自分を見つめ直しています。

仕事のゆとりもできてきたので、
瞑想もゆっくり時間をかけてやると、
いろんな気づきがあるな~。

食べ過ぎを断つ断食、
考え過ぎを断つ瞑想、
動き過ぎを断つ休息、
余分にやり過ぎていた、
あれもこれも、一旦断ってみたら、
もともとあった大切なものが見つかった。

「断食リトリート・やすらぎの里」は、
断つことで自分の中にあるものに気づく、
しないという贅沢を味わう場所です。

大沢

■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/diary

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