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『 やすらぎ通信 』 第492号 週刊 2014.4.4
~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
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伊豆高原は、昨日の雨が上がり、
雲の切れ間から青空も見えてきました。
伊豆高原はいろんな種類の桜があって、
満開になる時期が少しずつ違うのですが、
今年は一度に満開になっています。
色とりどりの桜があちらこちらで咲いて、
それはもう、本当にきれい。
さらに、人が多くないので、
静かにのんびり桜の花を愛でることができます。
満開を過ぎた桜の花びらが、
はらはらと舞い散るのを見ていると、
「願わくば、花の下にて春死なん」
西行の句を思い出してしまいます。
は~、桜の花って、
日本の美学、そのものですよね。
桜の花びらが舞い散る伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】生きている実感
【2】おすすめのCD
「クワイエット・アース」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】生きている実感
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自然の中で暮らしている動物は、
食べ物を得るというのは大変なことです。
簡単に手に入るときもあれば、
なかなか手に入らなくて、
死にそうな思いをすることもあるでしょう。
そんな中で食べ物にありつけたときは、
やった~!
これで生き延びられるという、
動物の本能としての喜びが実感できます。
それに比べて人間はどうか?
日本のように豊かな国では、
食べるということが保障されているようなものです。
それは幸せなことですが、
食べられる喜び、
感動はあまり感じられなくなります。
普通に食べられる、
何事もなく生きていられる、
動物にとっては夢のような暮らしが、
生きている実感を失わせ、
生命力までも低下させている気がします。
かといって、大昔のように、
食べられない時代が、
よかったというわけではありません。
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この豊かな時代に暮らしながら、
自然の中で生きる動物と同じように、
生きている実感を感じながら、
イキイキと生きる。
断食はそのための強力な方法です。
当たり前にあるものを一時的に断ってみると、
そのありがたさがよく分かり、
自分がいかにいろんなものに支えながら、
生かされているかということがよく分かります。
断食をすると、気分がとても爽快になったり、
イキイキした感じが蘇るという方が多くいます。
それは、命の喜びを取り戻し、
生きている実感が、
ありありと感じられるようになったからです。
この頃、気分が晴れない。
すっきりと爽快な気持ちになってみたい。
生きている実感を取り戻したい。
断食は、そんな方にもおすすめです。
■ 断食コース
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【2】おすすめのCD
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「クワイエット・アース」
カマール
やすらぎの里で、目覚めのヨガと
瞑想の時に使っているアルバムです。
静寂の大地とでも訳したらいいのでしょうか。
まさに、そんな感じの曲です。
自宅に帰ってからも、
やすらぎの里の雰囲気を味わいたい方、
たまに早起きをして、この曲を聴きながら、
ヨガや瞑想をしてみませんか。
■ やすらぎの里のQ&A
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【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
その中の一部をご紹介させていただきます。
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自分のためだけに贅沢に過ごせた一週間でした。
乱れきった食生活と疲れた胃にとって、
ここの滞在は、まさに癒しそのものでした。
やすらぎの里で学んだ、
「3日間食べなくても死なない」ということ、
ご飯を美味しく、大事に食べるということを忘れずに、
帰ってからも過ごしていこうと思います。
また、月曜日からがんばる活力をもらいました。
ありがとうございました。
30代 女性
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定年退職を期に、姉から勧められて、
とうとう夫婦2人で参加することになりました。
4.8kgの減量!
想像以上に充実した一週間でした。
今は姉に感謝、感謝!
これからも定期的に参加したいです。
先生、スタッフのみなさん、
ありがとうござました。
60代 男性
■ やすらぎの里の体験談
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【5】 編集後記
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先日、大学生になり神奈川で暮らし始める、
息子の引っ越しに行ってきました。
男なのであまり荷物もなく、
あっという間に引っ越しも終わり、
帰ろうかと言うと、かみさんが涙を流しながら、
「は~、さみしいな~」とボソッとひと言。
なによりも子供のことを最優先にやってきたから、
仕事人間が定年になったような感じなのかな。
空き巣症候群にならないように、
次なる目標を見つけられるように、
サポートしていきたいと思っています。
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2005 (C) Yasuraginosato
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