リーキーガット・腸もれ

「リーキーガット」という言葉は、
聞いたことがありますか？

５年くらい前から消化器専門医や栄養士、
免疫学者などに注目されています。

日本では「腸もれ」とも言われますが、
ウ○コがもれる、おもらしのことではありません
（＾＾；）

リーキーガット」とは？

「リーキーガット・腸もれ」は、
腸管の壁にある微小な穴が拡大してしまい、
本来通過してはいけない有害物質や未消化の食べ物が、
血流に混入してしまう状態のことを指します。

腸管は栄養素を吸収するための壁であり、
細胞同士が密着しているため、
物質は通過しないようになっています。

しかし、様々な要因により、
腸管の壁がダメージを受けてしまうと、
細胞間隙から有害物質が侵入し、
それが免疫系の反応を引き起こすことで、
様々な健康問題が引き起こされることがあります。

リーキーガットは、慢性的な炎症、アレルギー反応、
自己免疫疾患、消化器疾患などの原因となる可能性があります。

リーキーガットの症状

消化器系や免疫系、
神経系などに影響を与えるものがあります。

主な症状としては、腹部不快感、下痢、便秘、
肌荒れ、アトピー性皮膚炎、疲れやすさ、頭痛、
食物アレルギーなどが挙げられます。

リーキーガットと免疫

リーキーガットがもたらす影響としては、
免疫系に大きな影響を与えることが知られています。

腸内から血液中に漏れた毒素や細菌が、
免疫系に対して刺激を与え、
過剰な免疫反応を引き起こすことがあります。

また、アレルギー反応にも関係しており、
アレルギー体質を引き起こすことがあるとされています。

その他、慢性的な炎症を引き起こすことや、
脳機能の低下、自己免疫疾患の原因となることも報告されています。

リーキーガットの改善

リーキーガットを改善するためには、
以下のような方法が挙げられます。

１、食生活の改善
リーキーガットを改善するためには、
適切な食生活が必要です。

・加工食品や糖分の多い食品、
　過剰なアルコールの摂取などを減らす。

・代わりに、野菜や果物、健康的な脂肪、
　質の高いタンパク質などを摂取することが大切です。

２、ストレス管理や運動の取り入れ

ストレスは腸の動きを遅くし、
腸内環境を悪化させることが知られています。

ストレスを減らし、腸内環境を改善するために、
効果的な方法は、有酸素運動と入浴、睡眠です。

そんな一般的なことは分かってます。
忙しくて、それができないから困ってるんだよ。

そんな声も聞こえてきそうですね。

そんな方のためにあるのが「やすらぎの里」です。

断食でリーキーガットを改善

断食の大きな効果のひとつに、
腸への刺激を減らすことで、
腸内の慢性炎症を改善することができます。

炎症が改善すれば、粘膜の再生がスムーズに進み、
腸の壁がしっかり塞がり、
リーキーガットも改善してきます。

日常から離れて、ストレスから解放され、
適度な運動、十分な休息が取れれば、
体の修復はどんどん進みます。

さらに、やすらぎの里の滞在をきっかけに、
普段の食生活が改善される方が多いので、
長期的な腸内環境改善の効果もあります。

また、腸と脳は連携しているので、
腸内環境が改善すると脳の働きも良くなり、
気分が安定したり、集中力が高まって、
仕事のパフォーマンスが向上する効果も期待できます。

断食後に体や頭が「軽くなった」という感覚は、
リーキーガットの改善により、
腸内環境や脳機能が良くなることも関係しています。

腸から脳と心を整えていく。

「かるくなる、旅」

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