花粉症と飲酒の関係
ストレス解消のために、
つい飲みすぎてしまう…。
そんなあなたも、
花粉の時期は要注意です!
多量のお酒は、
花粉症の症状を悪化させる可能性があります。
スギ花粉もピークを迎え、
歓送迎会も多くなる時期。
今回は花粉症と飲酒の関係についての解説と、
症状を悪化させないためのヒントを紹介します。
1、花粉症と飲酒の関係
アルコールは、以下のような作用によって、
花粉症の症状を悪化させる可能性があります。
・血管拡張作用
鼻の粘膜の血管を拡張させ、
鼻づまりや鼻水が悪化する。
・腸内環境の悪化
アルコールの刺激が、
腸の粘膜に慢性炎症を引き起こし、
腸内に多数存在する、
免疫細胞の働きを乱す。
・ヒスタミンの増加
アルコール代謝の過程で、
生成されるアセトアルデヒドにより、
アレルギー症状を引き起こす
「ヒスタミン」の放出が、
促されることで症状が悪化する。
2、花粉症を悪化させないために
花粉症の症状を悪化させないためには、
以下の点に注意しましょう。
・飲酒を控える
花粉症の症状が出ている場合は、
飲酒は控えましょう。
飲酒をやめられない方も、
症状が強いときは少量に留めましょう。
お酒の量を減らすために、
水や炭酸水を飲むのもいいです。
・刺激物を減らす
辛いもの、味が濃いものは、
毛細血管を拡張させ、
症状の悪化につながります。
・睡眠をしっかりとる
睡眠不足は、免疫機能を乱れさせ、
アレルギー症状を悪化させます。
7時間以上の睡眠が取れると、
症状が少し治ってきます。
・入浴
ぬるめのお湯にゆっくり浸かると、
リラックスして免疫も安定します。
また、お風呂の湿度で鼻腔内が潤い、
症状が楽になります。
お湯にユーカリやペパーミント、
ティートリーの精油を入れて吸入すると、
鼻や喉が楽になる方も多いです。
・温冷浴
お風呂で温めた後に、
足に水シャワーをかける、
これを2〜3回繰り返すと、
自律神経の刺激になります。
これは即効性はありませんが、
長期で取り組むと予防効果があります。
実は、僕も花粉症が少しありますが、
一昨年から、温冷浴を始めて、
症状がほとんど出なくなりました。
今年ひどかった方は、来年への対策として、
今のうちから取り組んでみるといいです。
3、まとめ
本来なら春はいろんな花が咲き、
新緑がきれいな、
とても爽やかな季節のはずです。
花粉症で鼻はむずむず、
目はくしゅくしゅ、
喉はイガイガでは、
いい季節がもったいない。
出ている症状は、
身体からのメッセージです。
お酒もほどほどに楽しみながら、
体質改善に取り組んでいきましょう。
自宅でお酒を抜くのは難しい・・・。
そんな方もやすらぎの里に滞在すると、
無理なく一週間の禁酒ができます。
環境の力を借りると、
変えられない習慣も簡単にリセットできます。
心身をリセットする宿「やすらぎの里」
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