ファスティングは何日が効果的?安全に取り組むための日数の目安とポイントを解説!

「ずっとファスティングに興味はあったのだけれど…」という方は多いです。「もう20年以上前から知ってはいたんです…」なんていう方も珍しくありません。そんなみなさんが共通して感じていることは「わからないことが多くて不安」ということなんです。ここ数年でファスティングは大きく広まり、気になっているという方の人数が飛躍的に増えました。健康意識が高い人たちだけのものではなく、気軽に取り組む健康法やダイエット法として認知されてきています。

今回は「ずっと気になっているけど一歩踏み出せない…」そんな方のために、安心して取り組める日数の決め方や、方法についてお伝えしていきます。自分に合った日数や、やり方が分かれば、からだとこころを短期間で軽やかにリセットすることができます。※専門的な治療や効果を保証するものではありません

とはいっても「ひとりでのファスティングは不安…」というお声は多いです。そんな時は、最初だけでも専門家のサポートを受けるのがおすすめです。「こんなに簡単なんだ!」「こんなにスッキリするんだ!」という体感が得られれば、次からは不安なく取り組むことができます。やすらぎの里では初心者の方向けのファスティングプランも豊富に用意しています。

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ファスティングは何日までなら大丈夫?

ネットは様々な情報で溢れています。「ファスティングは〇日以上やらないと効果がない!」「〇時間でも効果アリ!」一体どうれを信じたらいいのかわからないですよね?ファスティングの適切な日数は何日なのか、この答えは…「人によって違う」というのが正直な返答です。ガッカリしてしまったかもしれませんが、人によって体質、体調、ライフスタイルが違うため、どうしてもひとつの答えにまとめられないのです。大切なのは「自分に合った日数を自分で選べる力を身に付けること」です。ここから先は、あくまでも目安として、一般的にどのくらいの期間が選ばれているのかをお伝えしていきます。

1〜3日がひとつの目安

比較的多くの人が実践しているのは、1日~3日間のファスティングです。準備期間、回復期間を含めても1週間前後で終えられるため初心者でもチャレンジしやすい日数となっています。

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4日以上は慎重に

4日を超えるような中長期のファスティングになると、体への負担はかなり大きくなります。体力や生活スタイルに余裕がある人や、すでに多くのファスティング経験がある人のあいだで実施されるケースが多いですが、慎重な計画と準備が必要です。やすらぎの里では1週間コースでもファスティング期間は3日間。後半は回復食でじっくり普通食へ戻し、からだに負担をかけないようなプログラムを用意しています。

長期になるほどリスクも高まる

7日以上にわたる長期ファスティングの場合、基本的には専門的なサポートがある施設で行う必要があると考えています。自己流で長期間断食をすることはおすすめできません。

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ファスティングを効果的にできる必要な日数は?

「せっかくならなるべく長い期間やりたい!」と意気込む方も多いのですが、ファスティング期間が長いからといって、それだけ効果が高くなるわけではありません。期間よりも重要なのは自分の「目的」「体調」「体質」「生活」に合っているかです。ここをないがしろにしてしまうと、からだとこころが軽やかに変化するどころか、ただ辛いだけの経験になってしまいます。

ここから先は「目的別」にファスティングに取り組むうえでの参考となる日数の目安をご紹介します。

食生活のリセットには1日でもOK

「最近ちょっと食べすぎかも…」「外食続きでリズムが乱れている…」と感じたときは1日のファスティングでも十分効果を実感できます。1日ファスティングは、手軽に食習慣を見直すきっかけとして活躍してくれます。

習慣づけたいなら定期的な短期ファスティング

1回のファスティングでリセットできても、また元に戻ってしまう…。美味しいものに囲まれている私達ですから、それが当然です。そこでおすすめなのが、定期的な短期ファスティングです。「月1回の1日ファスティング」や「週1回の半日ファスティング」を取り入れてることで、からだとこころのリセット習慣を生活に組み込んでいくことができます。

継続することで、からだや気持ちの小さな変化に気づくようになったというお声もあり、「ファスティングを習慣として取り入れる」方も増えています。こうした形で生活の中に定期的に“余白”をつくると、自分のからだやこころへ自然と意識が向くようになり、軽やかな心身を維持できるようになります。

深く見直したいなら3日ファスティングも

「今の生活習慣や食習慣を見直して、しっかりととのえたい!」と考える方には、3日間のファスティングがおすすめです。やすらぎの里のリピーターさんたちの中には、季節ごとに来る方も多いです。仕事、家事、育児、介護…、毎日が忙しいと生活習慣をととのえたくても難しい。そんな方の場合、日常は無理に頑張ってととのえようとせず、そのかわり年に数回やすらぎの里へ来て「集中的にととのえる」期間を設けています。

「仕事に疲れると暴飲暴食が止まらなくて…でもここに来ればリセットできるから安心です!」「ストレスでの甘い物依存はここでしかリセットできないです!」とみなさんの目的は様々です。定期的にしっかりしたファスティング期間を設けることで、徐々に日常での食生活も乱れにくくなっていきます。

短期ファスティングと長期ファスティングの違い

ファスティングには、1日だけのものから1週間以上のものまでさまざまなスタイルがあります。実践する期間によって、生活への影響や取り組みやすさ、感じ方には違いが出てくることも。どちらが「良い・悪い」ではなく、目的や体調に合わせて適切な方法を選ぶことが大切です。

ここから先は、短期ファスティングと長期ファスティング、それぞれの特徴や向いているケースについてご紹介します。

短期ファスティングの特徴

半日~1日程度のファスティングは、日常生活の中に取り入れやすいため、週末や休みの日などを使って気軽に実践されることが多いスタイルです。比較的体への負担も少ないため「初挑戦でちょっと不安…」という方にも向いています。

また、短いファスティングであっても、しっかりとした空腹時間をつくることで「食べることへの向き合い方が変わった」と感じる人も多いです。それだけ普段「空腹」を感じることが少なくなっているのが現代人。体調や予定に応じて無理なく行えることに加えて、惰性的になっていた食への意識を切り替えられるのが、短期ファスティングの大きなメリットといえます。

長期ファスティングの特徴

3日程度のファスティングには、計画的な準備、実施、回復期間が必要になります。すべての期間を含めると1週間程度になるため、短期ファスティング特有の気軽さはありませんが、そのかわりに「お腹が凹む」「脚が細くなる」「体重が減る」といった見た目や数字の変化が得られます。また空腹を感じる期間が長くなることで、普段蔑ろにしがちなからだの声が自然ときけるようになります。そのことで過剰に働いていた脳が鎮まり、脳疲労が軽減します。その体験を「自分が再起動したみたい!」「まるで生まれ変わったよう!」と表現する方もいます。

3日以上のファスティングは、多くの場合専門のサポートがある施設や、ファスティングプログラムを活用して行われることが一般的です。体調管理をしながら、整った環境の中で「自分と向き合う時間をつくる」ことを目的としたスタイルともいえるでしょう。

やすらぎの里では、ワーケーションを兼ねて滞在される方も多くいらっしゃいます。そんなみなさんは、1週間のワーケーション滞在中、リモートワークとリフレッシュ(温泉や自然の中の散歩、ロッキングチェアでの海を眺める時間)をうまく切り替えながら過ごしています。「仕事を休まないで(むしろ集中して仕事をしながら)、心身をととのえられる環境」として好評です。

参考記事:https://y-sato.com/voice/30413.html

実施目的に合わせた選択を

「短期がいいか?長期がいいか?」という視点よりも、「自分はどんな気持ちで取り組みたいのか?」という目的の明確化が、最適な日数を決めるヒントになります。

たとえば、気軽に生活リズムを整えたいなら半日~1日、より自分を深く見つめ直したいなら3日以上のファスティング、というように、目的やライフスタイルに合わせて柔軟に選択するのが理想的です。無理のないペースを心がけ、自分の生活に合った形で取り入れてみてください。

やすらぎの里では、ファスティングの専門家のもとで、自分に合ったファスティングを行うことができます。やすらぎの里には「人生初めてのファスティングなんです…」という方が大勢来ます。ファスティングはキツイものと思われがちですが、温泉、自然の中での散歩、ヨガ、美味しいドリンクなどをたっぷり用意しているので、ほとんどの方は無理なくプログラムを終了することができます。

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長期ファスティングの注意

ファスティングは、日数が長くなるほど体への影響も大きくなります。とくに3日以上にわたる長期ファスティングを行う場合は、準備・実施・回復のすべてのステップを計画的に進めることが重要です。目的が曖昧で、計画なしにはじめてしまうと、辛い体験だけになってしまいます。長期ファスティングには事前の知識と体調管理が必要です。

ここでは、長期ファスティングを安全に行うために押さえておきたいポイントをご紹介します。

準備期・回復期を含めた計画を

長期ファスティングを行うときは誰しも、断食期間のことに意識を奪われてしまいます。「お腹空きすぎてしまわないかしら…」「倒れてしまったらどうしよう…」そんな不安でいっぱいになってしまうかもしれません。でも実は断食期間より前後の食生活の整え方が成功のカギになります。ファスティング前後の食事を整えることで、ファスティング期間を楽に過ごすことができます。いきなり食事を抜くのではなく数日かけ少しずつ食事の量や内容を調整し、体を慣らしていく「準備期」をもうけます。野菜中心の食事や消化にやさしいメニューを意識すると、スムーズな移行がしやすくなります。ファスティング後も急に通常の食事に戻すのは避け、柔らかいものや軽めのメニューから段階的に戻していく「回復期」が重要です。これらの期間を含めてスケジュールを立てることで、からだへの負担を最小限に抑えながらファスティングを行うことができます。

周囲のサポートも大切

長期間のファスティングは、いつもの違う生活になるため、体調の変化が起きやすいです。特にファスティング初心者の方は、体調の変化が大きく出やすく、経験も少ないため、不安にもなりやすいです。万が一に備えて、家族や身近な人へ事前に伝えておくことをおすすめします。体調の変化を一人で抱え込まず、サポートが得られる環境にしておくことで、安心して取り組めます。この「安心感」がファスティング期間中は大きな支えになります。無理をせず「つらいと感じたら中断する」という選択肢をもつことも忘れないで下さい。

必要であれば専門施設を利用

3日以上のファスティングに不安がある場合や、より安心して取り組みたい場合には、サポート体制の整った専門施設やファスティングプログラムを利用するのも一つの方法です。やすらぎの里ではファスティング初心者のみなさんにピッタリのプランを用意しています。帰ってからのサポートも充実しているので安心です。

「自宅では誘惑が多すぎて無理…」「ひとりでやると体調不良になるのではないかと不安…」と感じる方は、はじめの一歩として、専門施設を検討してみてください。そこで「いい体験だった!」と感じることができれば、その後は安心してファスティングを実践できるようになります。

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ファスティング日数のポイント

「ファスティングは何日やったらいいの?」と聞かれることは多いのですが、冒頭でもお伝えした通り、“正解”は人それぞれ異なります。しいて言うなら、ご自分の目的、体質、体調、生活に合わせた日数を選ぶのが正解です。例えば「ダイエット」が目的だったとしても、長く行えばいいというわけではありません。それで体調を崩してしまえば元も子もありません。無理な計画はせず、大きな目標があるのなら、回数を分けて実施することも視野に入れてみてください。

無理せず継続できる日数を選ぶ

ファスティングは定期的に生活へ組み込むと、からだとこころのリセット習慣ができるためおすすめです。その場合、1回のファスティングが「きつい体験」になってしまうと続きません。それなら「毎月1回1日だけ」「月末の土日だけ」などにして、自分の予定に無理なく組み込める日数からスタートすれば、長く続けやすくなります。続けることに価値があるという視点で取り組んでみてください。

自分のライフスタイルに合う設計を

「平日の方が良いですか?休日の方が良いですか?」と聞かれることがあります。どちらが合うかは、その人次第です。平日の方が合う方は「仕事で空腹がまぎれる!」と感じるタイプ。休日が合う方は「仕事終わったご褒美はご飯なのに…」というタイプです。ポイントはどれだけ自分に負担なくファスティングを組み込めるか、です。自分にやさしい仕組みを作ることで、ファスティングのハードルをぐっと下げることができます。

短期ファスティングであれば日常に組み込むことはしやすいのですが、3日以上になると、そのハードルはグッと上がってしまいます。なぜなら、食の誘惑があまりにも多いからです。やすらぎの里では、仕事を休まないワーケーションスタイルでの滞在が増えています。自然豊かなととのった環境の中で、いつもと同じように仕事をしつつ、その合間に森の中を散歩したり、温泉へ入ったり、ヨガをしたり。「ファスティング×自然×仕事」で生産性が上がるとのお声を多くいただいています。

参考記事:https://y-sato.com/voice/30173.html

日数よりも丁寧さを…

「何日やったか」よりも、「どのように行ったか」が大切です。たとえ1日でも、準備期・実施期・回復期の3ステップを意識して丁寧に取り組むことで、体調への配慮や自己観察がしやすくなります。習慣として取り入れるなら日数にこだわるよりも“丁寧に行う”という視点が効果を生みます。

初心者におすすめの日数

「ファスティングに興味はあるけど、何日から始めればいいの?」という方に向けて、無理のない範囲で取り入れられる日数をご紹介します。ファスティングで一番心配なのは低血糖による、頭痛や吐き気などの不調です。初めて挑戦する場合は、日常生活への影響が少ない短期間から始めるのが安心です。身体や気分の変化に気づきながら、自分に合ったスタイルを見つけていってください。

朝食を抜く半日ファスティング

16時間断食をご存じでしょうか。断食と聞けば「1日中何も食べないんでしょう?」と考える方が多いかもしれません。でも断食とは「一定期間食事を断つこと」なので、1日でなくてもいいのです。ここ数年で一気に話題となったスタイルは16時間断食です。朝食を抜くだけで自然と実践できるため比較的ハードルが低く、忙しい方や、ファスティング初心者の方にも受け入れられやすい方法です。

週末1日の断食でリフレッシュ

「少し長めに取り組んでみたい」「しっかり空腹を感じて胃腸をからっぽにしたい」という方には、週末を利用した1日ファスティングがおすすめです。たとえば、金曜の夜を最後の食事にし、土曜いっぱいを水分中心で過ごします。その日1日は好きな映画を見る、漫画を読む、という特別な日にすると、空腹の辛さも紛れます。前日から消化に良い食事を心がけ、次の日も胃腸にやさしい食事にするなどして段階的に取り組むと安心です。

まとめ

ファスティングは「何日やるか」で効果や感じ方が大きく変わる可能性があります。しかし最も大切なのは「無理なく、自分に合ったやり方やペースで行うこと」です。

1日のファスティングでもからだとこころのリセットができます。3日といった長期のファスティングになると、準備やサポートが必要になりますが、その分「見た目の変化」や「数値の変化」、そして脳疲労軽減によるからだと脳のリフレッシュも感じることができます。「なんのためにファスティングを行うのか」「どれくらいのレベルで効果を感じたいのか」によって日数ややり方を決め、一連の流れを丁寧に行うと、本来の自分のかえったようなスッキリ感を味わうことができます。

全国にファスティングプラグラムが組み込まれている施設はあります。「ひとりだと食の誘惑に抗えない…」「ひとりだと心配でたまらない…」という気持ちがある方は、ネットで検索してみてください。専門施設でのファスティングは失敗がなく、安心して実践でき、リフレッシュ効果も高いです。やすらぎの里では、初心者でも安心して参加できる「ご褒美ファスティング」や「ひとり旅ファスティング」などのプログラムを用意しています。

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自分に合った日数や方法を見つけながら、無理なくやさしいファスティングを体験してみてください。

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