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食べても太れない方は、ただたくさん食べてもだめです
やすらぎの里、大沢です。
やすらぎの里には、
健康的に体重を減らしたいという方が多くいらっしゃいます。
でも、ときどき、
「もう少し体重を増やしたい」
「これ以上痩せたくない」
という方もお見えになります。
「たくさん食べて、よく寝れば太るんじゃないの?」
と思われるかもしれません。
でも実は、太れない方の場合、
そう単純ではないんです。
食べても太れないのは、
食べる量の問題ではなく、
胃腸がうまく栄養を
吸収できていないことが多いのです。
太れない体の裏側にある、胃腸の問題
痩せている方を太らせることは、
実はとても難しい。
太っている方が痩せるのは、
食べる量を減らして動く量を増やせば、
個人差はあっても必ず結果が出ます。
でも、太れない方を太らせるには、
まずその方の胃腸の状態を
きちんと見極める必要があります。
食べているのに吸収されていない
胃腸の働きが弱い方は、
たくさん食べても消化がうまくいかず、
胃もたれを起こしたり、
かえって調子を崩してしまうこともあります。
必要な栄養が体に届くためには、
まず食べたものが
しっかり消化されることが前提。
消化がうまくいかなければ、
どれだけ食べても
栄養は体に残っていかないのです。
「食べているのに、なんとなくいつも疲れやすい」
「なかなか体重が増えない」という方は、
胃腸のコンディションを整えることが、
体を変える最初のステップかもしれません。
一度にたくさん食べるより、少しずつ分けて食べる
胃腸の働きが弱い方におすすめしたいのが、
食事を1日5回に分けて食べる方法です。
胃がんなどで、
胃を切除された方のリハビリで、
よく取り入れられている方法で、
1日3回の食事を少量ずつ、
5回位に分けて食べる。
胃腸への負担を減らしながら
必要な栄養をしっかり届けることができます。
間食はお菓子ではなく「主食」を
ただし、
間食でお菓子を
食べるのはおすすめしません。
血糖値を急激に上げるだけで、
体に必要な栄養にはならないからです。
ポイントは、
3回の食事でおかずを中心に食べ、
間食で主食を補うという考え方です。
たとえば、
こんな1日の流れはいかがでしょうか。
朝食:具だくさんの味噌汁+納豆など、消化しやすいおかず中心に
10時頃:おにぎりや果物を少し
昼食:普通に食べる
夕方:バナナやおにぎりをひとつ
夕食:おかずをたっぷり、主食は少なめでも
夜、小腹が空いたら:ヨーグルトに果物を混ぜて食べる
無理に一度に
たくさん食べようとするのではなく、
少しずつ、
でも確実に体に届ける。
そのリズムを
作っていくことが大切です。
太れない体が必要としているのは、たんぱく質
糖質だけでは、筋肉がつかない
胃の調子が悪い日は、
さっぱりしたものしか食べられなくなることが多く、
どうしてもごはんやパンなどの糖質中心になりがちです。
でも、体の細胞や筋肉を作るためには、
たんぱく質が欠かせません。
たんぱく質が慢性的に不足すると、
筋肉がどんどん減り、
体がやつれたように細くなっていきます。
食事のときにこそ、しっかりおかずを
「たんぱく質が大事」とわかっていても、
仕事中に肉や魚をつまむわけにはいきませんよね。
だからこそ、
食事の時間にはおかずを中心に
しっかり食べることが重要です。
外食が多い方は、
定食が食べられるお店を選んで、
おかずをしっかりいただく。
ご飯は持ち帰って
ラップでおにぎりにして、
夕方の間食に回す。
そんな工夫もひとつの方法です。
お菓子を我慢するより、食事を上手に分ける
胃腸が弱い方は、
ボリュームのある食事を
一度に食べることができないため、
すぐにお腹が空いてしまい、
お菓子に手が伸びてしまうことも多いと思います。
でも、それは
意志が弱いのではありません。
体がそうなるのは、
食事で十分な栄養が届いていないから。
体が自然とエネルギーを求めてしまうのです。
我慢するのではなく、
食事を上手に分散させることで、
胃腸に負担をかけずに、
必要な栄養をじっくり吸収できるようになります。
少しずつ体に食べ物が届く回数を増やすことで、
胃腸のコンディションも
少しずつ整ってくるはずです。
よくある質問
分食にすると、胃腸は回復しますか?
すぐに大きな変化が出るわけではありませんが、
胃腸への負担を減らしながら食べ続けることで、
少しずつ消化吸収の力が戻ってくることが多いです。
焦らず、
体のペースに合わせて続けることが大切です。
やすらぎの里でも相談できますか?
はい。やすらぎの里では、
食事の内容や体の状態についてスタッフが
個別にお話を聞かせていただいています。
「太れない」
「食べても体が整わない」という方も、
ぜひお気軽にご相談ください。
一度に変えようとしなくていいんです。
まず今日の食事を、
少しだけ分けてみるところから。
体は、ゆっくり変わっていきます。













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