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月と体は、昔からつながっていた
やすらぎの里、大沢です。
今夜は旧暦の新月。空を見上げると月明かりがなく、夜が少し深く感じられます。
旧暦は明治5年まで日本で使われていた暦で、旧暦の1日が新月、15日が満月にあたります。
昔の日本人は月と太陽のリズムが調和したこの暦を使いながら、農業や漁業、日々の生活を自然のリズムに合わせて営んでいました。
月は遠い存在のようで、実は私たちの体と深くつながっているかもしれません。
臓器の漢字に「月」がある理由
少し面白い話をさせてください。
腎・肝・肺・腸・脳——人の臓器を表す漢字をよく見ると、どれも「月」という文字が含まれています。これは「肉月(にくづき)」といって、もともと「肉」を意味する文字が変形したものですが、月と体が古くから深く結びついてきたことを感じさせてくれます。
女性の体と月のリズム
月と体のつながりを、もっと身近なところで感じられるのが、女性の体のリズムです。
人の月経周期は約28日。これは月の満ち欠けの周期とほぼ同じです。
新月に排卵、満月に月経が「本来のリズム」
新月に排卵し、満月のころに月経を迎えるのが、自然と調和した本来のリズムといわれています。このリズムに体が合っていると、月経前や月経中の不調がやわらぎやすくなるともいわれています。
「月経」という言葉そのものが、月と深い関わりを持つことを示しています。英語では月経を「menstruation(メンストルエイション)」といいますが、この語源はラテン語で「月」を意味する「mensis(メンシス)」からきています。東洋でも西洋でも、女性の体と月がつながっていると感じてきた歴史があるのです。
新月と満月、それぞれの体への働き
月のリズムは、デトックスや吸収の観点からも注目されています。ただし、これは民間の伝承や経験則に基づく考え方であり、科学的に完全に証明されているものではありません。あくまで「自然のリズムを感じる」ひとつの視点として、やさしく取り入れてみてください。
新月——体の排出力が高まる日
新月の日は、体の「デトックスの力」が高まるといわれています。排出力や解毒力が活発になるとされており、この日に断食を行うと、体の浄化がいつもよりスムーズに進む感覚を持つ方もいます。
月に一度、新月の日に断食や半断食を取り入れてみると、体が軽くなる感覚を感じやすいかもしれません。
満月——体の吸収力が高まる日
満月の日は反対に、「吸収力」が高まるといわれています。
この日に断食を行うと、余分なものを必要以上に取り込む心配が少ないとされています。また、酵素ジュースや梅生番茶、酵素サラダなど栄養価の高いものを取り入れた軽い断食をすると、いつもより吸収がスムーズで、新陳代謝のアップや体質改善につながると感じる方もいます。
月に2回、内臓を休める日を作ってみませんか
新月と満月、月に2回。この日を「内臓を休める日」と決めてみると、自然のリズムを意識した生活が少しずつ整ってきます。
特別なことをする必要はありません。いつもより食事を軽くして、ゆっくり過ごすだけでも十分です。断食が難しい方は、消化にやさしいものだけを食べる「半断食」や、夕食だけを軽くする「プチ断食」から始めてみてもいいでしょう。
私自身も、満月と新月の月2回断食に挑戦しています。家でおとなしく過ごしながら、体と月のリズムを感じる、静かな一日です。
「新月の願いごと」という習慣
少し余談ですが、新月には「願いごとをすると叶いやすい」という言い伝えもあります。
新月には求心力が働き、思ったことを現実化させるエネルギーがあるともいわれています。科学的な根拠があるわけではありませんが、新月の静かな夜に、自分が本当に望むことをゆっくり考えてみるのは、心を整えるひとつの時間になるかもしれませんね。
よくある質問
新月・満月断食は、初心者でもできますか?
はい。最初から完全な断食でなくても大丈夫です。いつもより食事を軽めにする「プチ断食」から始めてみてください。月のリズムを意識しながら少しずつ体を整えていく、やさしいアプローチです。












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