「こころの時代・最終回」

「やすらぎに満ちた幸せな社会を目指して」
日本は物質的には、
世界でも有数の豊かな国になりました。
家に入りきらないほど、たくさんのもの。
冷蔵庫やコンビニにあふれかえる食べ物。
毎日、洪水のように押し寄せる情報の渦。
時代の変化が早くなり、
こころもからだも、24時間戦闘態勢。
私たちが求めてきた豊かさとは、
こういうことだったのでしょうか?
確かに物質的な豊かさも必要ですが、
それだけでは幸せにはなれません。
物質的な豊かさに、こころとからだのやすらぎが伴って、
本当の豊かさ、幸せといえるのではないでしょうか。
また、幸せは、どこか遠くにあるものではなく、
自分の身近な人や、
ありふれた毎日の生活の中にあると思います。
大きな病気をしたことがある人や、
家族を失った経験のある方なら、
そのことはよくわかると思います。
私も20台の頃に弟を自殺で失ったり、
かみさんが病気で倒れたりということを経験しているので、
そのことは身にしみてよくわかります。
家族がみんなそろっている、
一緒にご飯を食べられる、
家の布団でゆっくり眠れる。
そんな日常の中にこそ、
こころのやすらぎがある。
それが、やすらぎを求め続けた私の答えでした。
そんな薄味の幸せを忘れないためにも、
自分とじっくり向き合う場が必要です。
自分の内面と向き合い、
生き方を深く見つめる。
そんな時間が、
あなたの本当に大切なものを
輝かせてくれることでしょう。
やすらぎの里は、忙しい毎日で、
やすらぎを忘れて疲れ切った、
現代人のやすらぎの里になりたいと考えています。


「今日のやすらぎ」
屋上からの日の出の景色。
この時期は、海の向こうの大島から日が昇ります。
ゲストと一緒に感動の一瞬です。
一月の日の出

“「こころの時代・最終回」” へのコメントはありません。

  1. 佐藤さん

    こころの時代をゆっくりと毎日読ませていただきました。ラジオで聴いたはずなのに随分と聞き逃していたのだなあと思いました。この最終回にある「日常の中にこそ、こころのやすらぎがある。」という箇所を改めてこころに止めたいと思います。簡単そうでとても難しく、大切な事なのに人は忘れがちですね。私も忘れていたように思います。ありがとうございました。12月、皆様お元気で。

  2. やすらぎ大沢

    佐藤さんへ
    ”こころのやすらぎ”
    私にとって、一生のテーマです。
    これからも、新しい気づきがあったら取り上げますね。

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