調理スタッフの上野です。
やすらぎの里本館では、滞在していただいたゲストの方が
お帰りになるとき、おみやげに天然酵母のパンをお渡ししています。
今日は、そのパン作りの工程を写真つきでご紹介します。
国産の小麦粉を天然酵母で発酵させた生地を、
まず下の写真のように整形します。
棒形のパンの方には、胡桃とレーズンをたっぷり折り込んでいます。
オーブンの温度を35度に保ち、90分~120分ほどかけて、発酵をすすめます。
酵母自体の発酵の具合や、酵母のわずかな匙加減、季節による気温や湿度の
違いなど、生地の状態は毎回違います。
発酵はパン作りの上で、一番気を使うところです。
こうして改めて写真に撮って比べてみると、驚くほど大きくなるものですね。
発酵の力ってすごい。
膨らんだら、まず100度で10分、続いて180度で5分、オーブンで焼きます。
焼き上がりました!
今回はまずまずの出来かな。
丸パンの内の二つがくっついてしまったのは、手作りゆえのご愛嬌ということで。
パンを焼かせていただくようになってから、一年近くになりますが、
やればやるほど奥が深いです。
何事も一生修行ですね。
またこれからも、厨房での調理の様子を、お伝えしていきたいと思います。
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