食べる瞑想。
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
食べる瞑想は、滞在中のプログラムのひとつになっています。
することは、いたってシンプル。
五感をフル動員して食べ物をいただく。
それだけです。
それも断食中、静かな空間で、姿勢を正し、呼吸を整えてから。
忙しい現代社会では、あまりない体験になります。
シェアリングの時間では、
みなさんで感じたことを共有します。
「こんなに味がしたのは初めてだ」
「今まで何を食べていたんだろう」
「こんなにレーズン一粒がおいしいなんて初めて」
生まれてから何十年と繰り返してきた食べる行為。
慣れてしまって気にも留めないかもしれません。
ですが、そこに生まれて初めての発見がたくさんでてきます。
食べる事を改めることは、「あぁ、生きている」と原点に帰る体験になると感じています。
「忘れないように、冷蔵庫に食べる瞑想のポストカードを貼っておきます。」
今週はそんなゲストもいらっしゃいました。
色々な情報があふれる食。
分からなくなってしまったときは、
断食、食べる瞑想を通して
原点に今一度立ち返る。
あらためて大事な体験だと今週は感じました。
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