(春は人間もうみさんも眠いのです・・・)
高原館のゆるゆる日記「バラバラの言葉を紡ぐ」
こんにちは、高原館のくさむらです。
わたしは「言葉にする」ということを、
20歳ごろから行ってきました。
言葉にすることを習慣にし始めてから、
明らかに心配や不安が減り、
辛さや悲しみも少なくなりました。
言葉にするというのはつまり、
書く、もしくは話す、ということです。
書く、もしくは話すことで、気持ちは楽になります。
そして楽になったあと、
さらに書く、話すを続けると今度は楽しくなります。
自分の頭の中を観察してみると、
ジグゾーパズルのピースが散らばっているような感じがします。
何万、いえ、何十万・・・
もしかしたら何億ものジグゾーパズルのピースが
散らばっているかもしれません。
わたしが楽になったのは、
ジグゾーパズルのピースを地道にはめて行って、
絵を完成させていったからなのだと思います。
無数の思いや感情や感覚が、
頭の中でバラバラで散らばっている。
悲しい、苦しい、辛い、楽しい、嬉しい、幸せ。
瞬間瞬間で様々な違った思いが次々湧いてきていたら、
気持ちが定まらないで不安になってしまうのは
当然のことだと思います。
バラバラになっている無数の思いや感情や感覚を、
地道に地道につなぎ合わせていくと、
一枚の絵が出来上がります。
具体的には言葉をどんどん紡いでいく作業です。
言葉をつなぎ合わせてひとつのストーリーに仕上げます。
ひとつのストーリーになると何が起こるのか。
その感情がどのようにして発生したのか、
そしてどのように変化して今に至るのかがわかります。
わかると納得できます。
納得できるとその感情がスッと軽くなります。
大きな苦しみや悲しさは、
受け入れられないことや、納得できないことが、
生んでいるように思います。
一枚の絵が完成した時。
一つのストーリーが完成した時。
納得して自分の気持ちに折り合いが付きます。
ジグゾーパズルのピースをはめて一枚の絵を完成させる。
言葉を紡いでストーリーを完成させる。
難しいことではありません。
そして効果抜群だとわたしは実感しています。
でも大きな弱点があります。
それは一定時間集中して作業を進める必要があるところです。
ちょっと考える。
それだけではずっと絵は完成しません。
ストーリーは完成しません。
集中するために書く、または話す。
そして一定時間書き続ける、話し続ける。
書くこと、話すことは意外に面倒なことです。
忙しい日々の中、時間を取るのは難しいことです。
バラバラだった言葉を紡いでストーリーを完成させると、
必ず気持ちは楽になります。
面倒という壁と時間の壁。
これをどう乗り越えるかを考えるのが、
今後の課題だなぁ・・・と思っています。
でもわたしにとって、
それを考えるのはとっても楽しいことです。
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