やすらぎの里で断食をしたことがある人ならお世話になったあれです。
粉末の甘みのある飲み物で、風引いたときなんかに飲んだことがある人も
多いんじゃないでしょうか。
粗製糖に生姜とくずが入っていて、お湯で溶いて飲むんです。
断食中に飲むと、この甘みが胃袋にしみわたります。
断食中は食事を取らないので、血糖値が下がってきます。
血糖値がある程度下がると、からだは脂肪を燃焼させて血糖値を保つのですが、
代謝の低い人は脂肪が燃えにくいので、血糖値がなかなか上がりません。
そうすると低血糖になり、ふらふらしたり、だるくなったり、
頭痛がしたりとその人の弱いところが一過性に出てきます。
この低血糖の状態を改善するのに必要なのが生姜湯です。
代謝のいい人なら自力で脂肪を燃やせるのですが、
代謝の低い人は脂肪を燃やしてくれる焚き付けのようなものがなければ、
脂肪が燃えてくれません。
この焚き付けの役目をするのが、生姜湯なのです。
これを飲みながらの断食は、空腹感やふらふらするのが少ないので、
お散歩なども普段どおりにできます。
動いていると代謝の低い人でも脂肪が燃え出しますので、
脂肪だけを効率的に燃やして筋肉を落とすことなく断食ができます。
運動ができると気分も違います。
だって、食べないで部屋でじっとしてたら、食べ物のことばかり考えるでしょ。
緑の多い自然の中を散歩すると気分もまぎれて空腹を忘れてしまうぐらいです。
また、生姜が入っているので、からだも温まってくるので、
夜も空腹で眠れないということがなくなります。
つらい断食反応や空腹感を少なくして、脂肪を燃えやすくする「生姜湯」。
ストレスにならない断食の秘密がこれなんです。
2005 (C) Yasuraginosato
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