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『 やすらぎ通信 』 第484号 週刊 2014.2.7
~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
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伊豆高原は、空気は冷たいけど、
青空が広がり気持ちのいい天気です。
先日降った雪が、
天城の山の方では融けずに残っているようで、
遠くに見える山並みが白くなっています。
節分までは春のような陽気だったのに、
立春から急に寒くなって、
風邪を引いている方も多いですね。
さらに、明日は全国的に、
この冬一番の寒気が来るようですね。
雪が降るところも多くなりそうなので、
お出かけの方は、完全防備でお気をつけて。
向かいの坐漁荘の寒桜が満開になった伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】東洋医学から見た花粉症
【2】神の慮り(おもんばかり)
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】東洋医学から見た花粉症
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そろそろ花粉の季節ですね。
今年の花粉の飛散量は平年並みということですが、
花粉症の症状は個人差が大きいので、
症状が平年並みということではありません。
花粉症の対策というと、
花粉を防ぐ対策に神経質になりがちですが、
花粉に過敏に反応しない体にしていかなければ、
根本的な解決にはなりません。
そこで、今回は東洋医学から見た、
花粉症について紹介します。
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東洋医学では花粉を悪者として排除したり、
症状を薬で抑えつけるのではなく、
花粉に過敏に反応する体質を変えていく治療が中心です。
東洋医学から見た花粉症というのは、
身体に冷えや水分がたまっていて、
胃腸が熱を持っている状態ととらえられます。
クーラーの普及で夏に汗をかかなくなり、
冷えや余分な水分が、
身体にたまっている人が多くなりました。
デスクワークが多い現代人の生活は、
さらに冷えに拍車をかけています。
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また、身体全体は冷えているのに、
お酒や甘いもの、味の濃いもの、
辛いものの取りすぎで、
胃腸の粘膜が慢性的に荒れて炎症が起こり、
胃腸が熱を持っている状態の人も多い。
胃腸の熱を冷ますために、
身体は冷えているのに冷たいものが欲しくなり、
どんどん冷たいものを身体に入れて、
冷えをひどくしているという悪循環になってきます。
こうしてたくさんたまった冷えや水分が、
春になり、排泄の働きが活発になって、
くしゃみや鼻水として身体から出てきているのです。
東洋医学では冷えを取り、
たまった水分を汗や尿で出して、
胃腸の熱を取ることによって、
粘膜の炎症を鎮めていくことで、
花粉に過敏な身体を変えていきます。
来週は花粉症の食事の注意点を紹介します。
■ からだで覚える食養生
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【2】「神の慮り(おもんばかり)」
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先日、作家の神渡良平さんの講演会に参加しました。
その中で教えていただいた詩が、
とっても心に響いたので、
みなさんにも紹介しますね。
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「神の慮り(おもんばかり)」
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙虚さを学ぶようにと、
弱さを授かった
より偉大なことができるようにと、
健康をもとめたのに
より良きことができるようにと、
病弱を与えられた
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった
世の人々の賞讃を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと
失敗を授かった
人生を楽しもうと
たくさんのものを求めたのに
むしろ人生を味わうようにと
シンプルな生活を与えられた
求めたものは何一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられていた
私はあらゆる人の中で、
もっとも豊かに祝福されていたのだ
~ニューヨーク州立病院の病室の壁に書き残された詩~
■ 断食とは?
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【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
その中の一部をご紹介させていただきます。
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初めて真冬に滞在しましたが、
冬の山道は虫もいなくて歩きやすかったです。
体の声に身を任せて、
今までになく寝ている時間も多かったですが、
これまでにない減量も出来て、
体がすっきりしました。
先生、スタッフのみなさん、
ありがとうございました。
いつも本当に「来てよかった」
と思える場所です。
40代 女性
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3年ぶりの一週間コースです。
リピーターの方が増えて、
予約を取るのが大変になってきましたが、
久しぶりに来てみて、
もともとの内容の良さに加えて、
進化しているところもあって、
なるほどと思いました。
家族や友人も気になっているようなので、
自分の体験を教えてあげようと思います。
そして、帰ったら、
自分の体の声を聴いて、
もう少し、自分を労わる時間を作ろうと思います。
先生、スタッフのみなさん、ソラ君、
ありがとうございました。
また、来ます!
30代 女性
■ やすらぎの里の体験談
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【5】 編集後記
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先日、伊豆では珍しく雪が降ったので、
山の方に雪景色を見に行きました。
木々に積もった雪が、
朝日に照らされ、きらきら輝いて、
とってもきれいでした。
岩手の生まれですが、
寒いところが苦手で、
伊豆で暮らしています。
だけど、DNAに刻み込まれているのか、
冬の凛とした寒さを
懐かしく感じるところあります。
明日はまた雪の予報。
今週末は大室山の山焼きの予定だったけど、
たぶん延期になるな。
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2005 (C) Yasuraginosato
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