【目次】
○ウォーキング始めませんか
○やすらぎのレシピ
「野菜ジュース、野菜スープ、人参シャーベット」
○情報スクランブル
○書籍紹介
「幸せって、なんだっけ ~豊かさという幻想を超えて、心眼力」
○おすすめのCD
「クリムゾン・コレクション・1 & 2守護」
○寄せ書きから
○編集後記
【 ウォーキング始めませんか 】
新緑がきれいな季節ですね。
私は毎朝、テラと一緒に散歩していますが、
この時期が、一番気持ちよく散歩ができる季節です。
毎日、同じ道を歩いていても、
季節の花が咲いたり、新緑が日増しに濃くなったりと、
季節の変化を目でも楽しめます。
この季節は、人も自然も動き始める時期です。
この季節に、自然の力を借りて、
運動不足を解消してみませんか。
普段忙しくて、
なかなか運動する時間が取れないという方は、
通勤時に歩くのから始めるのがおすすめです。
人間は、毎日30分くらい歩いていないと、
足腰の筋肉が低下してくると言われています。
今の筋肉を落とさないようにするためにも、
せめて、30分歩く位の運動はしたいものです。
朝はいつも忙しくて難しいという方は、
仕事が終わってから、職場から駅まで、
ひと駅だけでも歩いてみてはどうですか。
普段、電車で通り過ぎているところも、
歩いてみると、新たな発見があるかもしれませんよ。
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「老化は足から始まる」
昔から「老化は足から」と言われているように、
足の筋肉が衰えると、老化が一気にすすみます。
歩かないと、足の筋肉が衰えて、
腰や膝の痛みにつながります。
痛いと動けないので、さらに運動不足となって、
肥満などの生活習慣病の引き金ともなります。
脚は第2の心臓と呼ばれています。
それは、脚の運動が脚にたまった血液を
上方へ押し戻す働きがあるからです。
運動をしていいない人は、重力の関係で、
血液が足にたまってしまいます。
溜まった血液は、体温がなくなって、
冷たくなってしまっています。
その血液が出て行かないと、
心臓から送られた温かい血液が流れていかないのです。
その血液を心臓に戻してあげるためには、
足の筋肉を動かして、筋肉ポンプを働かせます。
筋肉ポンプは、足のふくらはぎの筋肉を動かすことで、
足の静脈やリンパ管の中にたまった、
血液やリンパ液を体の上の方に押し戻してくれます。
古い血液やリンパ液が出て行くと、入れ替わりで、
温かい新鮮な血液がたくさん入ってきて、
足の冷えやむくみが取れてきます。
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「自宅でできる、その場足踏み」
歩く時間がないとか、歩くと腰や膝が痛いという方には、
自宅でできる「その場足踏み」がおすすめです。
やり方は、その場で50回、足踏みをするだけです。
ポイントは、ゆっくり、そして、
太ももをしっかり上げて、
手を大きく振っておこなうことです。
早く動かすと、反動で動くので、
あまり運動になりませんが、ゆっくり動かすと、
太ももの筋肉を使うので、いい運動になります。
1~2秒かけて上げ下げするように、できるだけ
ゆっくりした動きでおこなうようにしましょう。
これを50回やると、
2~3分くらいかかりますが、これだけで、
30分くらい歩いたのと同じ位の効果があります。
2~3分で、30分歩いたのと同じ効果があるので、
だいぶ、効率がいい運動です。
さらに、これなら自宅で、
テレビを見ながらでもできますし、
夜遅い時間でも、雨の日でもできます。
また、膝が痛くて歩けないという方でも、
ゆっくりした動きなので、
関節に負担がかからないので、お勧めです。
なんかこの頃、足腰が弱っているなと感じている方は、
せめて、これくらいの運動はやってみましょう。
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「体幹ウォーキング」
せっかくウォーキングするのだったら、
効果的な歩き方ができたらいいですね。
そこでおすすめなのが、「体幹ウォーキング」です。
体幹とは身体の中心軸であり、胴体部分を言います。
それらのまわりにある筋肉は、
腹筋・脊柱起立筋・大臀筋・腸腰筋などです。
これらの筋肉は体幹部を安定させ、
身体の動きを滑らかにし、
いい姿勢を維持することに重要な役割をしています。
体幹を使った歩きは、
中心軸がブレずに身体を安定させ、
力のロスがないので、疲れにくいと言われています。
体幹を使った具体的な歩き方は、以下の通りです。
■体幹ウォーキング
1、身体の重心を身体の真ん中に置くように意識します。
2、背筋を真っ直ぐに伸ばし、胸を張って肩甲骨を寄せる。
3、この時、腰を反らせ過ぎないように注意します。
また、お腹も突き出さないようにします。
4、腕は、振るというよりも、後ろに引く様な感覚で。
その時、肩甲骨も後ろへ動かす(引く)様なイメージで。
5、着地した足に、上半身がまっすぐ乗るようにします。
6、腹筋を使うよう意識して、上半身を真っ直ぐに保ち、
身体がブレないようにします。
7、体幹を上手に使うには、腹筋と大臀筋に意識をして、
背筋を伸ばして、姿勢を良くすることです。
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「1日1万歩」
毎日の生活で、「1日1万歩」歩くと、
健康にいいと言われていますね。
私たちの1日の歩く平均が、
7000~8000歩前後と言われていますので、
1万歩歩くには、意識的にもう少し多く、歩く必要があります。
1万歩に足りない、あと3000歩を歩くためには、
普段より30分多く、歩く必要があります。
普段の生活では、忙しくて時間が取れないという方は、
週末に1~2時間まとめて歩くようにしてもいいでしょう。
1日どのくらい歩いたかを知るには、
万歩計を使用するといいでしょう。
一度自分の歩幅を測っておくと、
万歩計に出ているその数を掛け算すれば、
歩いた距離もおよそ解ります。
この頃の万歩計は進化して、精度が上がっているので、
バッグの中に入れておいても図れたり、
歩いた歩数が蓄積していって、
日本一周を目指すものなどもあります。
万歩計で今日何歩、歩いたかわかると、とても励みになります。
ウォーキングするモチベーションを保つためにも、
いろんな工夫をしてみるといいですね。
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「ウォーキングの楽しみ方」
健康にいいウォーキングも継続してこそ効果が現れます。
しかし続けるということは、義務になってしまうと、
なかなか難しくなってきます。
継続するコツは、ズバリ楽しむことです。
確かにウォーキングを継続することは、
健康にもダイエットにも良いのですが、
つらいだけでは永続きしません。
そこで、どうやってウォーキングを
楽しむかがポイントになってきます。
ウォーキングの醍醐味は、
やはり景色や季節の変わり目を
楽しむことが一番だと思います。
草木や花などを観ながらウォーキングをすると、
普段の慌しい生活から一瞬開放され、
自然の素晴らしさを再認識することでしょう。
春の新緑や秋の紅葉は一段と
ウォーキングが楽しくなるでしょう。
デジタルカメラを持って行くのも良いかも知れません。
街中のウォーキングも普段気が付かなかった
新しい発見があって結構楽しいものです。
一度寄ってみたいカフェなども発見したりします。
お気に入りのウォーキングコースを
いくつか作っておくのも楽しく継続出来る秘訣です。
森林浴の出来る公園コースや、
新しいお店の発見や街並みを楽しむタウンコース、
水を楽しめる川沿いや海・湖などのコースなど、
お気に入りのコースを作ることで楽しさも倍増します。
また、ウォーキングは一人も良いですが、
夫婦など二人で行うと、もっと楽しいでしょう。
さらにはイベントなどに参加するのも、
新しい発見があって楽しいかも知れません。
日本各地には、たくさんのウォーキングイベントがあります。
自分の住んでいる、近くのイベントに参加してみましょう。
色々な人との交流も出来て、
結構刺激になって楽しみも増えるかも知れません。
その他の楽しみ方としては、
ウォーキング日誌を付けるのもおすすめです。
日時、コース、歩いた距離、時間、歩数などを、
またダイエットをしている人は、
さらに体重、体脂肪率などを記録しておきます。
歩いた総距離を基にバーチャル旅行をしている人もいます。
このようにウォーキングは
人それぞれに楽しみ方を工夫すれば、
一段と魅力的になり、
ずっと永く続けられるスポーツでもあるのです。
新緑が気持いい季節です。
日頃、運動不足を感じている方は、
この時期に、少し早起きをして、
歩き始めてみませんか?
【 やすらぎのレシピ 】
今回は、やすらぎの里で断食中に出している、
ジュースやスープの作り方を紹介します。
どれも、素材の味を生かして、
野菜の甘さが感じられるように
シンプルな調理になっています。
体調が悪くて、食事が取れないときや
自宅でプチ断食をする時に
作ってみてはいかがですか。
○野菜ジュース
野菜のビタミンや繊維までたっぷり入った、
野菜の栄養を丸ごと取れる野菜ジュースです。
普段、野菜が不足しているなと感じている方は、
休日に作って、
しっかり野菜を補給してみてはいかがですか。
「材料」(10杯分)
ケール(ケールがなかったら、キャベツでも可)100g、
小松菜100g、パセリ3g、人参30g、りんご400g、
りんごジュース500cc、レモン汁 50cc、水1000cc
「作り方」
1、野菜とりんごを適度な大きさに切る。
2、1と他の材料をミキサーにかける。
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○野菜スープ
「材料」(2~3人分)
じゃが芋100g、玉ねぎ85g、人参25g、キャベツ20g、
昆布だし500cc、椎茸だし小さじ2、塩少々
出汁の量は、お好みで加減して下さい。
「作り方」
1、玉ねぎを薄くスライスして、少量の昆布だしで炒める。
弱火でじっくり炒めるのがポイントです。
2、炒めた玉ねぎと切った野菜に、
残りの昆布だしを加え圧力鍋で煮る。(圧がかかってから5分)
3、2を固形物がなくなるまでミキサーにかける。
4、鍋に移して、椎茸だしと塩で味付けする。
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○人参シャーベット
やすらぎの里では、断食明けの回復食のとき、
デザートの代わりにつけています。
免疫力を高めるカロチンがたっぷり入っていて、
粘膜や皮膚を丈夫にする効果もあります。
一度にたくさん作って、冷凍保存もできます。
「材料の割合」
りんご1に対して、人参1/2量、レモン汁1/4量
「作り方」
1、人参をフードプロセッサーで細かくする。
りんごと1をミキサーにかける。
2、人参、りんご、レモン汁を混ぜて、ラップに包んで、
小分けにして凍らせる。
【 情報スクランブル 】
「書籍紹介」
○幸せって、なんだっけ ~豊かさという幻想を超えて
辻 信一著 ソフトバンク新書
「幸せってなんだっけ」というと、
ポン酢醤油のCMを思い出すのは、私だけでしょうか。
文化人類学者の辻先生が、
“幸せ”という永遠のテーマを
スローライフという切り口で、とらえた本です。
時代の変化のスピードがますます早くなり、
みんなが疲れ切っている現代社会を変革する、
大きなヒントを与えてくれる本だと思います。
本の中で、心にとまった文章を紹介します。
「人間を幸せにしない日本というシステム」の著者の
ウォルフレンは、日本人が抱え込んだ不幸の根本原因として、
戦後の日本が成し遂げたふたつの偉業をあげる。
ひとつは、世界のどこよりも効率的に
工業製品を生産するシステムを作り上げたこと。
もうひとつは、あくまで産業の発展を最優先し、
誰もそれに抵抗できない社会をつくりあげたこと。
このふたつの偉業の上に成り立っている
日本社会を彼は、「巨大な生産マシーン」と名づけた。
日本人ほど、人々がお互いを急がせ、
自分を急がせている社会も珍しい。
ぼくたちは親として、教師として、
こどもたちにいったいどれだけ急げとか、
早くとか言ったら気がすむのだろう。
幼児、老人障害者などのもつ独特の遅さに対して、
ぼくたちはますます苛立ちを募らせていないか。
でも僕たちが待てないのは、他人ばかりではない。
自分自身がもう待ちきれないのだ。
自分にさえ待ってもらえない自分はどうなるのだろう。
しまいには壊れる。
僕たちはそれをすでに嫌というほど見てきたではないか。
人間らしく生きるとは、お互いにつながりあい、
認め合い、助け合いながら生きるということ。
それが愛。
そして、それが幸せというものだろう。
その大切なつながりのために、
たっぷりとした時間を注ぎ込むことが必要なのだ。
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○心眼力 野口嘉則著 サンマーク出版
読んだ人の90%が泣いたという、
「鏡の法則」の著者の野口さんの本です。
今回の本には、
野口さんのセラピーのCDも付いているので、
CDを聞きながら、自分でワークすることもできます。
本の中で、心にとまった文章を紹介しますね。
「幸せになりたいのですが、
幸せになるにはどうすればいいですか?」という
質問をされることがあります。
そんなとき私は「幸せは、求めるものではなく、
今ここに見出すものではないかと思います」
と答えています。
「幸せになりたい」と幸せを求めているとき、
私たちは「今は幸せではない」と
認めていることになり、今の状態に感謝できません。
この心境で生きる限り、本当の幸せには、出会えないのです。
嬉しいことや幸運なことがあったときは、
誰もがそのことに感謝しますね。
ところが感謝力が高い人は、
特に何ごともないような、平凡な日常においても、
その中に幸せを見出し、頻繁に感謝をします。
また、辛いことや困難なことに出会っても、
それによって成長できることに、
よろこびを見出し感謝するのです。
つまり、感謝力が高い人にとっては、
毎日がありがたいことだらけなのです。
あなたは、あなたの人生を通じて、
未来の世代に何を遺したいですか?
この問いに答えることは、
あなたの志をはっきりさせることでもあります。
仕事を通じて、生活を通じて、出会う人々に愛を注ぐ。
出会う人々の幸せに貢献する。
この地道な行為の積み重ねによって、
世界の幸せの量は着実に増えていきます。
そして、あなたがそれをやり続けるなら、
それは伝染するようになります。
あなたが蒔いた幸せの種が、芽を出しながら広がっていくのです。
これは未来の世代への素敵な贈り物となります。
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「おすすめのCD」
○クリムゾン・コレクション・1 & 2守護
クリムゾン・コレクションは、シーク教のマントラソング集。
ケルトハープの巨匠キム・ロバートソンの奏でる
神秘的なハープに合わせて、マントラの歌が繰り返されます。
透明感あふれる歌声と優しい旋律に
、心も体も癒される、まさにヒーリングミュージック。
やすらぎの里でもBGMに使っているので、よくゲストの方に
このCDのタイトルを教えて下さいって聞かれます。
私の大好きなアルバムで、気持ちよく晴れた休日に、
ひなたぼっこしながら聞いていると、
「幸せだな~」って感じます。
【 寄せ書きから 】
やすらぎの里では来ていただいた方が、
お帰りの際に、寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
その中の一部をご紹介させていただきます。
先生、スタッフのみなさん、
一週間、本当にお世話になりました。
ヘトヘトに疲れた体と心が癒され、
スッキリ元気になりました。
もう無茶はしません、疲れたらここに来ます。
これからは自分の体を
いたわってあげたいと思います。
人生の良いリセットができました。感謝です。
また来ますので、その時は、よろしくお願いします。
30代 女性
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本当にゆったりできました。
いつか行ってみたいな~という想いが、今年実現!
はるばる大阪から来て
よかったと心の底から感じています。
先生はじめ、スタッフのみなさんが、
本当に優しい、おだやかな、
感動の一週間でした。ありがとう!
50代 女性
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一週間があっという間でした。
大好きな海を毎朝見に行き、
海沿いの遊歩道を散歩して、
雨の日は本を読んで、スパにも行き・・・。
とても有意義な旅でした。
日々の生活に追われ、ストレスもたまり、
もうそろそろ爆発しそうな時だったので、
すごい良いタイミングでした!
忙しくて考えなければいけないことも、
今回の旅で決断できたので、
帰ってから、心機一転がんばります。
先生、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。
また、来ます。 20代 女性
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断食をすることで、体調がこんなにも良くなるなんて!
すてきな環境に恵まれて、
体と一緒に心までリフレッシュできました。
あと、一週間一緒にすごした
ゲストの方もすばらしい方たちで、
とっても楽しかったです。
やすらぎの里はふれあいの里でもありました。
ありがとうございました!
40代 男性
「編集後記」
伊豆高原のシンボルの山と言えば
「大室山」ですが、
伊東には、「小室山」もあって、
こちらは、つつじの名所として有名です。
先日、天気がよかったので、
かみさんとお花見に出かけてきました。
満開のつつじを山の上から眺めていると、
風にのって、八重桜の花びらが、
花吹雪のように舞い散ってきました。
青い空に、新緑と鮮やかなつつじの花。
緑がまぶしい伊豆に、出かけてみませんか。 大沢
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