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やすらぎ通信 Vol.83 【 生活習慣と潜在意識 】

【目次】

○生活習慣と潜在意識
○情報スクランブル
「妊娠力向上合宿」
○やすらぎのレシピ
「大根のポタージュ、大根のステーキ」
○寄せ書きから
○編集後記
   


【 生活習慣と潜在意識 】

食べ過ぎ、飲みすぎないようにしよう、
運動も定期的にやっていこう。

そう思って、始めはがんばっていても、
しだいに続かなくなってしまう。

特に、この時期は、いろんなイベントもありますし、
寒いので、食事も運動もやれない時が多いと思います。

その気持ち、私もよく分かります。

私は、食事や運動は得意なので、誰に言われなくても
続くのですが、苦手なのが掃除と片付け。

みんなの見本になるためにも、きちんと整理整頓、
玄関やトイレは、自分できっちり掃除しよう、
そう思って始めても、2~3日で自然消滅。

いろんな人の本を読んで、整理整頓の大切さは
よくわかっているつもりでも、だめなんですね。

先日「心のブレーキのはずし方」という本を読んでいて、
その理由がよくわかりました。

生活習慣は、無意識の行動からつくられています。

無意識とは、自覚できる意識の下にある、
自分では自覚できない、潜在意識のことです。

その潜在意識には、現状維持メカニズムがあるというのです。

いいことでも、悪いことでも、
現状を維持して、安定させようとする働きです。

この働きが、新しいことを始めようとすると、
ブレーキになって、以前の状態に戻ってしまうのです。


「初めは、意識的に少しだけ、ゆっくり」

それでは、どうすれば、潜在意識のブレーキを外して、
スムーズに始められるようになるのか?

それは、新しいことを始めるときは、初めのうちは、
意識的に少しだけ、ゆっくりとおこなうようにする。

そうすると、変化が少ないので、
潜在意識の抵抗を受けないですむのです。

食生活を改善するときも、運動を始めるときも、
できるだけ、最初は意識的に少しだけ変える。

そして、その習慣が定着したら、少しハードルを上げていく。

そうやって、いい習慣が定着したら、
今度は、現状維持メカニズムが、
いい習慣を維持するために働くようになります。

———————————————

「すぐに行動を始める」

本を読んだり、TVで見たり、話しを聞いて、
これはとってもいいことだから、

絶対に続けようとしても、翌日になると、
まあいいかって思ったり、すっかり忘れてしまう。

私もよくあります。

本はよく読む方ですし、セミナー等のDVDも見ます。

その時は、感動して、やるぞっていう気になるのに、
次の日になると、すっかり冷めてしまっている。

それにもきちんとした理由があります。

その感動のエネルギーは、相手から受けたもので、
自分で作ったものではないからです。

他力だけでは、すぐに冷めてしまいます。

他から与えられたエネルギーがなくならないうちに、
そのエネルギーを継続の力に
変換していかなければいけません。

そのためには、どうすればいいのか?

感動のエネルギーが、自分の中にあるうちに、
すぐに行動を始めるのです。

どんなことでもいいので、すぐできることを始めると、
他から与えられた、他力のエネルギーが、
能動的な自力のエネルギーに変わってきます。

例えば、私の場合ですと、本を読んで感動したら、
すぐにメモして、メルマガや通信で
紹介するようにしています。

読んだだけだとすぐ忘れてしまいますが、
その後、自分の文章に置き換えて公開すると、

何度も読み返したり、考えたりすることで、
自分の潜在意識の中に刻み込まれていきます。

感動のエネルギーは、いつまでも続かない。

感動のエネルギーがあるうちに、できることをすぐ始める。

これが新しいことを始める、ポイントですね。

———————————————

「継続は力なり」

新しいことを始める時は、感動のエネルギーがあるうちに、
できることをすぐ始めるということが大切だといいました。

しかし、新しいことを始めても、
それが継続できなければ結果も出ませんね。

「継続は力なり」といいます。

生活習慣は、まさにその人が継続していることの
積み重ねからできているといってもいいでしょう。

あのイチローも
「小さな一歩の積み重ねでしか、遠くへは行けない」
と言っています。

世の中の天才や偉人と言われる人のほとんどが、
同じようなことをいっています。

私が毎日続けていることは、毎朝のテラとの散歩と朝晩のヨガです。

よく「先生は、休みはないのですか?」と
よく聞かれますが、これに関しては、休みはありません。

犬を飼っている人なら、みなさん散歩はかかさずやりますね。

朝晩のヨガもそれと同じようなものです。

しかし、継続することの大切さはわかっていても、
つい忙しい、時間がない、疲れたと
言い訳をしたくなる気持ちもわかります。

私も好きなことは、続くのですが、苦手なことは、
つい後回しになってしまいがちです。

そこをどう乗り切るのか。

例えば、運動。

忙しくて時間がないときや疲れているときは、
時間を短くして、簡単なものでいいので
初めの一ヶ月は、毎日かかさずやる。

何かやろうとするときは、初めの一ヶ月がとても大切です。

一ヶ月続けられれば、体が覚えてくるので、
その行動が潜在意識に刻み込まれます。

そうすると、潜在意識の現状維持メカニズムが起動するので、
無意識に続けようとする力が働き始めます。

しかし、忙しかったり、疲れていると、
きっちりできないこともあると思います。

そんな時は、「きっちりできないから、今日はやらない」
じゃなくて、「少しだけでもいいからやる」ことが大切です。

30分歩くと決めたら、時間がないときは、
5分余計に歩くだけでも、エスカレーターを使わず、
階段を昇るのでもいいので、とにかくやる。

少しだけでもやっていれば、続けようとする意志が継続します。

しかし、やめてしまうと、「もういいや」となってしまいます。

決めたことを完全にやらなければ意味がないというような、
オールオアナッシングにならないで、
少しだけでもいいから、やる。

そこだけは、妥協しない。あきらめない。

一ヶ月続けられたら、無意識にやろうとしますし、
三ヶ月続いたら、体が変わってくるのを実感できると思います。

———————————————

「なり切る」

食事や運動を心がけていて、
体重が減ったり、体調がよくなったりと、
効果が実感できるときはやりがいがあります。

やればやるほど、自分が変わっていくのがわかるので、
がんばりがいがあります。

しかし、その変化はいつまでも、
同じペースで続くわけではありません。

いくらがんばっても、
変化が感じられなくなる時が必ずあります。

がんばっているのに、何も変わらない。

そんな時は、つい、むきになって無理をしたり、
焦ると、ストレスがたまって、続けていくのが嫌になります。

生活習慣を変えて、初めに変わるのが体です。

しかし、ある程度変わると、必ず変わらない時期があります。

これはある意味必要なことです。

なぜなら、あまり急激に変わると、
心と体のバランスを崩す恐れがあるからです。

体が変わったら、その変わった体に、
潜在意識がついていけるようになるまで、
変わるのを待ってくれているのです。

そんな時に効果的なのが、自分の理想の人、
尊敬する人になりきることです。

初めはふりでもいいのです。

その人になりきることで、具体的なイメージを
潜在意識に刻み込みます。

しぐさ、姿勢、言動、服装・・・。

初めはまねでいいんです。

そうやって、潜在意識に体が変わったことを
イメージで教えてあげましょう。

次第に、潜在意識も変化についてきてくれます。

そうすると、体は潜在意識の後押しを受けて、
また、変わってきます。

表面的に変わるだけではなくて、内面も変えていく。

そのための第一歩が、なりきることなのです。

———————————————

「からだの声を聴く」

自分で自覚できる意識は1~2%位で、
その下に隠れている潜在意識の方が、
圧倒的に多いと言われています。

この潜在意識を活用するために、
いろんなテクニックを使い始めると、
ものごとが進むスピードが早くなってきます。

実は、これは、よくも悪くもという感じです。

本当に自然な自分の欲求に沿ったものなら、
問題はありませんが、不自然な欲望のために、

潜在意識を使っていると、
心と体のバランスを崩す場合もあります。

そこで、自分の欲求をかなえるために、
潜在意識を活用するだけではなく、
ときどき、潜在意識の欲求も聞いてあげることが大切です。

自分では意識できない潜在意識の欲求をどうやって聞くのか?

手軽にできる方法は、体の声を聞くことです。

体は潜在意識の欲求を代弁してくれています。

首や肩が凝る、背中が張る、腰が痛い。

眠れない、だるい、やる気がおきない・・・。

体から出てくるいろんな症状は、何かを伝えるメッセージです。

もう少し、ゆっくりして、
そんなに構えないで、自然体でやったら、
自分がやりたいのは、こんなことじゃない・・・。

自分の体とじっくり向き合って、
その声をしっかり受け止めてあげると、

自分の人生に、
とても大切な気づきが得られることがたくさんあります。

———————————————

「フォーカシング」

体の声を聞くための、具体的な方法が
心理療法の現場でも使われる“フォーカシング”です。

体の凝り固まっている筋肉を伸ばしたり、
痛みをとったりするだけじゃなくて、
そんな、からだの声をメッセージと捉え、からだと対話する。

フォーカシングはまさに、そのためのテクニック。

例えば、私の場合だと、
何か気になっていることがあるときに、

からだに意識を向けると、
胸の辺りがざわざわした感じがあります。

普段だと、そんなときは、ヨガをやって、
すっきりさせるのですが、時間にゆとりがあるときは、
フォーカシングでその感覚と向き合ってみます。

このざわざわした感じは、何なんだろう?

よく観察してみると、この胸の感じは、
ざわざわした、落ち着かない感じです。

その感じを充分に味わってから、その胸の感じに聞いてみます。

何が落ち着かないのだろう?

そしたら、何か問題があったら、
自分がなんとかしなければいけない。

何かしなければいけない、早く、早く。

そんな声が聴こえてきました。

私は、長男だった祖父と、
やはり長男だった父の長男として生まれたので、
親戚中の子供の中で、一番年上の子供でした。

そのため、小さいときから、みんなのお兄ちゃんとして、
いつもみんなをまとめる役目をしていました。

そんなせいか、グループの中で何かあると、
自分がなんとかしなければいけないという気持ちが強くあります。

そんな小さい頃の考え方のくせを
今でも引きずっているんですね。

からだと対話ができるようになると、
いろんな気付きを得ることができます。

まず、潜在意識を上手に活用して、
生活習慣を無理なく改善する。

それができたら、今度は体の声を聴いて、
心と体のバランスを調える。

そうやって、生活習慣のステージを
ステップアップできたらすばらしいですね。


【 情報スクランブル 】

「妊娠力向上合宿」

10月と12月に本館と高原館で、
ヨガと瞑想のリトリートをおこない、
みなさんにとっても好評でした。

今度はそれに続く、特別企画の第3弾、
「妊娠力向上合宿」を高原館でおこないます。

やすらぎの里に来る方で、
不妊でお悩みの方が、年々増えています。

以前から、なんとか力になれないかと考えていましたが、
今回、医療コンサルタントで、

不妊治療に詳しい池上文尋先生を講師にお招きして、
「妊娠力向上合宿」を開催することになりました。

高原館の通常のプログラムに、池上先生の講座がついて、
滞在中は、池上先生が常駐するので、
いろんな質問にもお答えできます。

不妊治療をしようかどうか悩んでいる方、
病院で受けている不妊治療に疑問を感じている方、

不妊治療を受けているが結果が出ていない方など、
この機会に日頃の悩みをすっきり解消してみませんか。

●日程
平成22年2月5日(金)~8日(月)3泊4日

●講師
池上 文尋(オールアバウト不妊症ガイド)
大沢 剛(やすらぎの里代表)
小針 佑太(高原館治療主任)


【 やすらぎのレシピ 】

この時期はやすらぎ農園は大根がたくさん取れています。

次々収穫される大根を無駄なく使うために、
いろんな料理を考案しています。

大根って和風の食材って感じがしますが、
洋風の料理でも美味しいんです。

旬のものをしっかり食べるために、
いろんなバリエーションができたらいいですね。

「大根のポタージュ」

大根の甘みと豆乳のなめらかさが絶妙にマッチした、
これが大根って感じのポタージュです。

やすらぎの里では丸大根を使っているので、
より甘みが引き立っています。

週末のディナーで、ゲストの方に大好評の一品です。

●材料 4人分

大根15cm位、玉ねぎ1/2個、豆乳3カップ、
だし汁2カップ、小麦粉大さじ3

●作り方

1、大根と玉ねぎを薄くスライスする。

2、スライスした玉ねぎを油を入れた鍋で少し炒め、
小麦粉を入れ1分炒める。

3、2にだし汁とスライスした大根を加え
15分間弱火で煮て冷ます。

4、3が冷めたらミキサーにかけてどろどろにして、
鍋に入れて豆乳を加えて、泡だて器でよくかき混ぜながら、
塩とコショウで味を調える。

5、あれば、大根の葉をゆでたものをトッピングにする。
———————————————

「大根のステーキ」

大根がメイン料理になる、食べ応えのある一品です。

一度大根を煮た後に、冷まして、
味を充分しみこませるのが美味しく作るポイントです。

大根はカロリーがほとんどないので、
これなら体重が気になっている方でも
たくさん食べても大丈夫です。

●材料 4人分

大根1/2本、出し汁2カップ、薄口醤油、塩
みりん大さじ1、酒大さじ1、ポン酢、オリーブオイル少々

●作り方

1、大根を輪切りにして、角を落とし、
米のとぎ汁で、下ゆでする。

2、下ゆでした大根を出し汁と調味料で煮て冷ます。

3、2をオリーブオイルをしいたフライパンで焼き、
軽く焦げ目がついたら、醤油とみりんを入れて照りをつける。

4、大根の上に大根おろしと刻んだ大根葉を
ポン酢で和えたものをのせて、ゆでた大根葉と一緒に盛り付ける。


【 寄せ書きから 】

やすらぎの里では来ていただいた方が、
お帰りの際に、寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

  
初めての断食・・・。

本当にあっという間の一週間でした。

スタッフの方の笑顔、温泉、伊豆の自然。

本当にいろんなところでやすらぎと癒しを
体いっぱい感じることができました。

おかげで、見失っていた自分も思い出すことができ、
新しいスタートができそうです。

また絶対きます!               20代 女性
———————————————

今回で5回目くらいのリピーターです。

伺うたびにバージョンアップしている治療、
プログラム、施設等々。

そして、何より
スタッフのみなさんの一生懸命さに、心打たれます。

今回も充分に満足!

相部屋での仲間との出会いも宝物・・・。

これからもメールでお互いの健康を
チェックしあいながらの一生の友になりそうです。

本当にありがとうございました。      50代 女性
———————————————

とっても楽しい一週間になりました。
来る前はちょっと緊張していましたが、
ここに着いて、ドアを開けた瞬間にふっと楽になりました。

きっとスタッフのみなさんの暖かい気持ちが、
やすらぎの里全体を包み込んでいるからだと思います。

マッサージで凝り固まった首すじがほぐれたときは
、呼吸も楽になり、世界が変わりました。

絶対、また来ます!!

ここで出会ったすべての人に感謝です。 30代 女性


「編集後記」

やすらぎの里で、
クリスマスに困窮している子供たちに、
募金を送るようになって6年になります。

今年もいつもどおりに、募金を送ることができました。

我が家の子供達も、毎年、募金に協力してくれています。

自分がこの年齢だった時と比べると・・・。

わが子ながら、えらい!って思います。

人の痛みが分かり、
人の喜びを自分の喜びにできる人になってもらえたら、
親としてもとっても嬉しいです。

世界中のすべての人たちが、平和に暮らせますように。

新しい年がみなさまにとって、
やすらぎの一年になりますように。

伊豆高原の森から祈っております。
みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。     大沢

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