やすらぎの里養生館

口コミで人気の伊豆の断食道場・宿泊施設
日常を離れて、静かな環境で心と体を整える
清潔で安心できる施設で、温泉三昧と断食リトリート。

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「養生ブログ」養生館で体験できること

最近、感動しない、幸せを感じられない。

そんな方は、頭で考えてばかりいるからかもしれません。

人間は「考えること」と「感じること」は、同時にできない性質があるようです。

最近こんなことがありました。

電車を乗り継いで、ある目的地に行くとき。

出発前にあらかじめ行き方を調べ、乗る電車も把握していたのですが、
道すがら、ずっと考え事をしていたら、電車を間違えてしまったのです。

その間違えた電車は、翌日に行く予定の目的地への電車だったのです。

考え事にほとんど頭を使い、ごく限られた意識で、ホームまでの道のりを選び、電車に乗り込んだのでしょう。

しかし、いかんせんマインドレス、うわの空、心ここに在らず。

無意識に誤った行動をしてしまったのでした。

ある程度時間が経ってから、ふと我にかえって、車内の雰囲気を感じ、表示板の駅名を見て、間違いに気がつきました。

「世界を感じられていない」

背筋が寒くなりました。

確実に僕はこの世界に存在していながら、存在していないということ。

どんなに素晴らしいテレビ番組が放送されていても、アンテナがなければ受信できないように、世界に愛が溢れていても、感受性がなければ、感動も幸せも感じられないということなのです。

思考は往々にして、不安や恐怖が根底にひそみ、概してネガテイブな思考にはまり込んでいきます。

1日の大半をそうした妄想に過ぎない思考に占められていたら、これほど損で苦しいことはありません。

思考に流されず、はまりこまず、さらりと流して、感じることに徹する。

つまり、瞑想は、日常とかけ離れたものではなく、日常に直結した、日常を鮮やかに蘇らせる、極めて本質的な営みと言えるでしょう。

1日3分からでも習慣にしたいものです。

練習を積み重ねることで定着していきます。

養生館の滞在は、日常生活における「幸せの実感」を足がかりに、「瞑想の習慣化」へと繋がっていくことでしょう。

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