こんにちは、養生館の深澤です。
今日も引き続きサウナのお話からです。
サウナは基本同じ行為の繰り返しです。
「熱刺激⇒冷刺激⇒くつろぎ」
このサイクルを3回ほど行うと
「ととのう」と言われています。
最中、色んな事が頭をよぎりますが、
ただひたすらに繰り返します。
1サイクル目で、ととのう時もあれば
3サイクル目でくることもあり、
最後までととのわない時もあります。
ただ毎回、気負い過ぎている自分に気付いたり、
何かしら思うことがあります。
それは少なからず力みが取れて、
等身大の自分を感じることが
できるようになったからだと思います。
日常生活で、自然体の自分でいられる事は少なく、
誰しもがどこかで自分に負担をかけています。
気づかないうちに無理しすぎていたり、
色んな事を背負い込み過ぎていたり…
そんな時、身軽な自分を取り戻せる場所が
サウナだったり、リトリートなのだと思います。
取り戻そう、さっぱりしようと気負うほど、
力みになってしまうことも多いです。
そんな時は、ただ淡々とシンプルなことを専念して繰り返す。
そうすると余計なものがだんだんとそぎ落とされて、
身軽な自分が現れてきます。
養生館はそのための最適な環境が整っています。
例えば朝のプログラム。
朝一番はヨガと瞑想で今ここの自分をじっくりと感じる。
体がほぐれたら、トレイルで森の中をただひたすらに歩く。
帰ってきたら温泉に入って、マッサージを受けてのんびり。
そんな風に繰り返している最中、
いつしか力みのないさっぱりとした自分が
現れていることに気づいたりします。
養生館は1週間かけて、
色んな側面からシンプルなことを
繰り返し深めていきます。
地道に「小ととのい」が積み重なって
「大ととのい」が訪れる。
養生館はそんな場所だと感じています。
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