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ネガティブ・ケイパビリティという生きる力
最近、何かに悩んでいても「答えが出ない…」
そんな気持ちになることはありませんか?
私自身も年齢を重ねるにつれて、
白黒はっきりしないことが増えたように感じます。
昔はもっとシンプルに考えられたのに、
今は自分の中にもいろんな気持ちがあって、
答えを出すのに時間がかかることが増えました。
そんな“もやもや”した時に思い出したいのが、
「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉です。
“もやもや”してても、大丈夫
「ネガティブ・ケイパビリティ」この言葉は、
19世紀の詩人ジョン・キーツが使った概念。
意味は、「はっきりしない状況に耐え、
すぐに答えを出そうとしない力」のこと。
現代の私たちは、
すぐに検索すれば答えが出る世界に生きています。
でも、本当に自分の心にしっくりくる答えって、
“検索”じゃなくて、
“時間”と“もやもや”を通して
育っていくものかもしれません。
簡単に答えが出ないことが、悪いわけじゃない
例えば、
・家族の関係のこと
・健康との向き合い方
・仕事を続けるか、引くか
・この先、どう暮らしていきたいか
どれも、正解が一つじゃないものばかり。
そんなとき、「早く決めなきゃ」「何かしなきゃ」と焦るよりも、
まずはその“もやもや”を、自分の中で丁寧に抱えてみる。
「私は今、迷ってるんだなあ」って、
ちょっと俯瞰して見つめてみるだけでも、
心に余白が生まれてきます。
“もやもや”を経た先に、肚落ちする答えがある
実は、“もやもや期”って、
心が深く考えているとき、感性が育っているとき、
自分の価値観が整い始めている時期なんです。
焦って決めた答えより、
少し時間をかけて、
自分の言葉で「これだな」と感じられたときのほうが、
心から納得できますよね。
答えが出ないことに焦らないで
今は、「ネガティブ・ケイパビリティ」
という力を育てている最中かもしれません。
もやもやの中に、あなたの“これから”にとって、
大切な種が隠れているかもしれません。
やすらぎの里は「ネガティブケイパビリティ」を育む場所
やすらぎの里での滞在って、
まさにこの「ネガティブケイパビリティ」を養うための時間にもなると私は思うんです。
日常の忙しさや情報から少し離れて、
美しい伊豆高原の自然の中で、心と体を「ととのえる」。
ファスティングで体を休ませたり、
温泉でリラックスしたり、
ただただ静かな時間を過ごしたり…。
ここでは、「早く何かしなきゃ!」という焦りから解放されて、
自分の内側とじっくり向き合うことができます。
それは、心の中にある「モヤモヤ」を、
無理に消そうとするのではなく、
「あぁ、今、私はモヤモヤしてるんだな」って、
ただ受け入れてみる練習の時間でもあるんです。
「もやもや」には意味がある
もし今、何かすぐに答えが出ない問題や
「モヤモヤ」を抱えている方がいたら、
どうか自分を責めないでください。
あなたはきっと今、「ネガティブケイパビリティ」という、
生きていく上でとても大切な力を養っている最中です。
焦らず、その「モヤモヤ」と一緒に、
過ごしてみてください。
焦らなくて大丈夫です。
あなたがいま抱えている「もやもや」には、
ちゃんと意味があります。
そこを経なければたどり着けない、
「あなたが本当に肚落ちする答え」が、
きっと待っています。
もしかしたら今、
あなたの心の中に芽生えている
小さな“違和感”や“迷い”こそが、
本当の自分とつながるための第一歩なのかもしれません。
だからこそ、焦らなくて大丈夫。
やすらぎの里は、
そんなあなたの「モヤモヤ期」にも寄り添い、
心と体をそっと整える場所でありたいと思っています。
日常から離れて、心と体をととのえる。
やすらぎの里の詳しい資料は、
こちらでダウンロードできます ↓
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