「先生は肉とケーキとかはまったく食べないんですか?」
よく聞かれる質問です。
「たまには食べますよ、
たまに食べるとすっごいおいしいよね。」
どうしても、こういう仕事をしていると
仙人のような生活をしていると思ってしまうようです。
安心してください、私だってたまには食べますから。
たまに食べるくらいなら、まったく問題ありません。
むしろ、たまにはお楽しみがあるくらいが、
長く続けるためには必要なくらいです。
大事なのは、やせるためにとか病気を治すために、
我慢するというのではなく、
おいしいと思って食べる食事がからだにいいもの
という味覚を取り戻すことです。
まだ赤ちゃんだった頃、なんの知識もないのに
お母さんのおっぱいにしゃぶりついて、
飲み方を教えているわけでもないのに、おっぱいを吸っている。
動物は自分に必要なことはすでにインプットされていて、
教わらなくてもできるようになっています。
味覚も同じです。
からだにいいものがおいしく感じる味覚があるはずです。
ただ、それが普段の生活で狂っているだけです。
その本来の味覚を取り戻すのが、断食なんです。
普段は毎日食べても飽きない粗食を食べて、
たまにおいしいごちそうを楽しむ。
そんな味覚を取り戻すことができれば
もう、あなたにおいしいものを我慢するということはなくなるのです。
「今日のやすらぎ」
畑のバジルもずいぶん大きくなりました。
すこしボケてますが、葉っぱの上にカマキリの赤ちゃんがいます。
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