先日、作家の神渡良平さんの講演会に参加しました。
その中で教えていただいた詩が、
とっても心に響いたので、
みなさんにも紹介しますね。
「神の慮り(おもんばかり)」
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙虚さを学ぶようにと、
弱さを授かった
より偉大なことができるようにと、
健康をもとめたのに
より良きことができるようにと、
病弱を与えられた
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった
世の人々の賞讃を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと
失敗を授かった
人生を楽しもうと
たくさんのものを求めたのに
むしろ人生を味わうようにと
シンプルな生活を与えられた
求めたものは何一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられていた
私はあらゆる人の中で、
もっとも豊かに祝福されていたのだ
~ニューヨーク州立病院の病室の壁に書き残された詩~
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