ジャーナリストの佐々木俊尚さんが出した、
とっても素敵な料理のエッセイ本。
「家めしこそ、最高のごちそうである」
佐々木 俊尚著 マガジンハウス
料理に対するスタンスに、とっても共感します。
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「はじめに」から抜粋。
値段の高いスーツを着て、
食べに行くフレンチレストランみたいに、
派手な「美食」ではなく、
かといって散らかった家で、
ジャージを着て貪り食うコンビニ弁当や、
「鍋の素」でつくった人工的な味の
鍋のごとき「ファスト食」でもない。
さらに言えば、やたらと無農薬有機野菜や
オーガニックにこだわるような
「自然食」派でもない。
その外側に、もっと別の
素晴らしい食文化が可能なのでは、
というメッセージです。
しっくりなじむ、
洗いざらしの綿のパンツと
清潔なシャツを着て、
簡素な台所に立ち、素早く手軽に、
しかもお金をかけずに、
健康的で美味しい家めしをつくる。
そういう生活が、
いま求められているのではないでしょうか。
わたしはそれを実践し、
毎日のように家族の料理を作って楽しみ、
人生を過ごしています。
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自分が何を大事にして、
どんなことに幸せを感じるのか。
それを知って、
毎日の暮らしの中で実践していく。
人生の幸せって、
こんなことの中にあるんだなって思います。
さっそく、昨日は畑で採れた大根を使って、
料理を作ってみました。
うん、いい感じだ。(^-^)
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