昨日の日経に「低温世代の経済学」というタイトルで、
次のような記事が載っていました。
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「地位」「名声」「収入」をつかむべく、
がむしゃらに働いた高度成長時代。
これに対してバブルを知らない今の20~30代の
「低温世代」は何を幸せを測るモノサシとしているのだろうか。
浮かび上がってくるのは
「堅実」「実利」「充実」というキーワードだ。
一流大学を経て一流企業に入ることで、
幸せな生活をつかみ、幸せになる・・・。
この方程式に、日本が高度成長を
謳歌していた時代を知る世代は魅力を感じた。
だが、今は低成長時代。
親の切実な期待を尻目に、
低温世代は幸せになる方法を探し求め、
半歩後ろに下がり、クールに自分が置かれた分析する。
決して将来を悲観しているわけではない。
低温な経済にも順応できる彼らの価値観を知ることは、
雇用、消費、ビジネスなどあらゆる面で、
低成長経済を乗り切るヒントになるかもしれない。
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「低温世代」
雑誌などで見かける、
「草食系」という言葉ともだぶってくる。
派手な生活ではなく、小さくても身の丈にあった暮らし。
だけど、自分の本当に好きなことはゆずらない。
日本が経済成長だけを追い求めるのではなく、
低成長でも、幸せを実感できる暮らしにシフトしていく。
日本もようやく、
成熟した大人の国になってきたのかもしれません。
「今日のやすらぎ」
畑では、おくらがたくさんとれています。
おかげで、わが家の食卓は、毎日ねばねば系です。
おくらの花は、野菜の花とは思えない、
ハイビスカスのような立派な花です。
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