子供たちにとっては、
プレゼントがもらえるうれしいクリスマス。
今年のプレゼントはちょっと高いものだったので、
子供たちに提案をしてみました。
“玄と妙恵はプレゼントがもらえて、うれしいクリスマスだよね。
だけど、世界にはプレゼントどころか、食べるものもなくて、
つらいクリスマスを迎えている子供たちがたくさんいるんだよ。
だから、プレゼントをもらった人たちは、
そんな人たちに、ちょっと幸せを分けてあげたらいいと思うんだ。
自分だけがうれしいよりも、
他の人にもよろこんでもらえる方が、もっとうれしいよね。
お父さんとお母さんは、特に欲しいものがないから、
その分を困っている人たちにプレゼントしようと思ってるんだ。
どうだい、お前たちも一緒にプレゼントしないか。”
どんな反応をするかと思ったら、
すぐに、うん、いいよ!
って貯金箱から、1000円出してきました。
上の子は、1000円出しながら、
”高校生になったら2000円にして、
働くようになったら、10000円にするからね。”
って言ってくれました。
うれしかった~。
自分のことだけじゃなくて、
みんなで幸せになろうっていう気持ちを、
子供たちがしっかりと持ってくれていた。
そんな、やさしい子供たちと、
そして、ちょっといいことができたっていう、
小さな満足感。
世界中のみんながやすらぎに満ちた、
幸せな毎日が送れるように、
伊豆高原から祈っています。
よいクリスマスをお迎えください。
「今日のやすらぎ」
やすらぎの里が応援している団体が、
“ワールドビジョン”
“何もかも”はできなくても、
“何か”はきっとできる。
今、空を見ています。
星の綺麗なクリスマスの夜です。
玄くんと妙恵さんのお話、とても、素敵です。
いつも、大沢先生、ご夫妻の姿を見て、自然に出た言葉だと思います。また、ご夫妻にとっての最高のプレゼントだったとお察しします。
また、著書で紹介された「古い車で、ディズニーランドに行った時に、駐車場にある車に比べてポンコツだけれども、まだ乗れる。」と言われた話を思い出しました。私も、今の車に13年間、乗っています。もう、自分の身体の一部のようなものなので、機能を全うするまで、共にするつもりです。
自分から、まず、“何を必要とされているか”を考え、行動し、来年も周りに拡げたいと思います。
2006年が、皆様にとって、良い年でありますように。
at silent night, 25th, Dec., 2005
mizuharaさんへ
子供の方が自然に、みんな幸せになれたらいいねって思ってるようですね。
いつまでも子供のような心で、みんなの幸せを願いたいと思ってます。
子どもの価値観というのは両親の価値観をお手本にして決まるんじゃないかなと
思っています。我が家では父親や姑が母親をバカにしていたので、私も「母親は
バカにしていいものだ」と思ってかなりひどい仕打ちをしてきてしまいました。
高校を出て家から離れるまで、それが間違いだと気付かなかったんです。
社会に出るまでは、家庭の中の価値観が全てでしたから・・・。
そういう背景がある中で、先生のお子さんが自発的にみんなの幸せを願えるように
なったというのは、やはりお父さん、お母さんの価値観を感じ取った結果なのかな
と思います。とっても素敵な家族だなぁと思いました。
MMさんへ
そうなんですよ。
子供の頃の価値観って、まさに家族の価値観の刷り込みなんです。
という私も、決して理想的な家庭で育ってきたわけではありません。
だからこそ、家族の価値観の大切さを痛感しています。
世界中のすべての家族が、みんなの幸せを願う価値観を持ったなら、世界中のみんなが幸せになれますね。