私の実家は、岩手県の北にある海沿いの小さな村です。
田舎の家なので、米や味噌を保存しておく蔵と、大工仕事をする作業小屋があります。
家の主な暖房は薪ストーブで、家の山から間伐してきた木を使っています。
家の周りには畑があり、ほとんどの野菜はここで自給することができます。
畑の隅にニワトリ小屋があり、卵も食べ切れないくらい取れるので、いつもあまると近所におすそわけです。
今は年寄りだけになったので、人に貸していますが、田んぼもあって、家族や親戚では食べ切れないくらいのお米が取れます。
畑で大豆も作っていて、その大豆で祖母が味噌を作っています。
漁業権もあるので、親戚と共同で小さな漁船を持っていて、漁期にはウニや昆布、あわび取りに行きます。
秋には山に行くと、きのこがたくさん取れるので、塩漬けにして保存しておきます。
山ぶどうも取れるので、それでワインを造って楽しんでいます。
決して裕福ではありませんが、豊かな暮らしだなって思います。
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