伊豆高原には駅から3~4km続く桜並木があります。
この桜並木は両側に桜が並んでいるので、満開になると桜のトンネルができます。
全国的にも有名になっていて、そのみごとな桜のトンネルを見るためにたくさんの人が訪れます。
しかし、伊豆高原の桜の名所はここだけではなく、30種類以上の桜が咲き乱れる「桜の里」や無名の桜並木もたくさんあります。
この時期の伊豆高原はまさに桜一色になるといってもうそではありません。
ゲストの方にどの季節が一番いいですかと聞かれると、すぐに「それは桜の咲く頃ですよ」と答えます。
実は平年は3月終わりから4月始め、つまり先週が満開の頃です。
実際に「桜祭り」も先週でした。
ところが今年は2~3月が寒い日が多かったので、開花が一週間遅れて今週満開になってしまいました。
先週、来ていたゲストの方は、満開の桜を楽しみに来たのに残念だわ、と言っていました。
反面、今週のゲストの方は、満開の桜が見れて大喜びです。
明日はゲストのみなさんとバスで夜桜見物に行く予定です。
今日は仕事が休みだったので、かみさんと伊豆高原の桜をゆっくり見物して回りました。
桜ってぱっと咲いて、すぐに散るその潔さが、美しいと思います。
特に満開をすぎて、はらはらと散る桜をみていると、せつないような、悲しいような美しさがなんとも日本的ですよね。
西行が「願はくは、花の下にて春死なむ、その如月の望月のころ」と読んだ、その気持ちがわかるような気がします。
満開の桜の咲く中を春の風を感じながらお散歩する。
そして月を見ながら露天風呂に入る。
その後、かみさんとゆっくりビールを飲む。
最高の春の一日でした。
満開の桜並木
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