(あまりにも可愛いので寄ってみました)
こんにちは、高原館のくさむらです。
「支配されちゃう人たち」著者:大島信頼
(この本に書いてあるメソッドは、とってもユニークですが、
不安が大きな方、悩みが多い方へ、少しでも参考になれば、
と思い、少しずつ内容について書いていこうと思います)
人の脳を物真似する細胞、ミラーニューロン。
ミラーニューロンがあるから、
人は成長することが出来るのかもしれません。
小さな子を見ていると、
大人の真似を一生懸命しているなと感じます。
一生懸命真似をして、立てる様になったり、歩けるようになったり、
スプーンを使える様になったり、
そして話す事が出来る様になったりします。
身体の使い方もそうですが、
考え方も物真似しているかもしれません。
小さな子が妙に大人びた話し方をしているな、と思ったら、
お母さんが登場して、その子とそっくりな話し方をしたりします。
その子のコピー力に驚きます。
身体の使い方、話し方、そして考え方まで。
まずは誰かの物真似をして、学んでいく。
成長するためにはミラーニューロン細胞が必要不可欠なのかもしれません。
でも、もしミラーニューロンが過剰に働いてしまったらどうなるのか・・・
人の脳をずっとコピーしている状態、となるので、
「自分の感覚が分からない」という状態になってしまいかねない。
四六時中コピー状態なのであれば、
人の感覚=自分の感覚、になってしまい、
自分の感覚ではないことすら気づけない、
ということになってしまいます。
でもこれ、意外と多くある状態なのでは?と思います。
本来は人の感覚をわかっても、自分の感覚と分けて感じられるはず。
「あの人は悲しんでいるな・・・」と分かっても、
自分の感覚ではないと分かっていれば、
自分出来ることは何かな?と「冷静」に考え、動くことが出来ます。
でも、その人の抱えている悲しみをコピーして、
自分も同じように悲しみを感じていると、「冷静」に考えづらくなります。
自分も悲しみで大変な状況ですから、何かできる事・・・、
と考えても、悲しみに引きずられて動くことが出来なかったりします。
ミラーニューロンは成長する上で、
欠かせない神経細胞なのだろうと思います。
でも、何かきっかけで、過剰に活性化してしまうと、
自分の感覚と、人の感覚との境が分からなくなって、
必要以上の悲しみ、不安に悩まされるようになってしまうのかもしれません。
ミラーニューロン、ますます興味深いです。。。
高原館の「今!」(裏側も?!)を公開中です~♪
⇒高原館のFacebook
最近のコメント