『 やすらぎ通信 』 第600号 2016.8.19
~ 生活習慣改善の専門家が教える
心と体のリセット法 ~
●やすらぎの里
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おはようございます、
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原は朝方の雨が上がり、
久しぶりに青空が広がり、気持ちのいい朝です。
周りの木々もたっぷり雨を補充して、
緑の葉が瑞々しく輝いています。
暑くても、すっきり晴れた方が、
気持ちいいな~。
サルスベリの花が満開の伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】━━━━━
【1】今がすべて!
「小針先生の養生ブログから」
【2】やすらぎのレシピ
「ピーマンのじゃこ炒め」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】 今がすべて!
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今週は養生館の館長、
小針先生の「養生ブログ」から、
熱いメッセージを紹介します。
自身の体験から出た言葉は、
心に響きますね~。
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『病気になると「病んでいるのが体である」ということを忘れ、
その体の持ち主である人間(魂)までが、
病気になってしまうことがあります。
しかし病気は、持ち主が病まず、
天の蒼さを知って動じなければ、
夕立のごとく過ぎ去るものなのです。
その熱も、痛みも、下痢することも、出血することも、
それを制することを考えるより、
心に息をみたして自然に経過させれば、
自ら去って、あとは爽快な心と、清浄な体が残るのです。
人間の体はそういう構造をしているのです。』
僕がこの道を志すきっかけのひとつに、
野口晴哉の「整体入門」という本との出会いがあります。
生命観や病気観が覆され、
この生命の働きを、この自分の体を、症状さえも、
いとおしいと感じることができるのだと感動したのを覚えています。
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今週も家族で来られたゲストがいます。
大学1年生の娘さん。
受験勉強中から悪化し始めたアトピーが、
いよいよ全身にひろがり、顔も真っ赤になっていました。
年頃の女の子、青春真っただ中です。
それなのに、病気であるために、消極的になってしまう。
1度しかない人生、しかも青春は今しかないのです。
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以前にも同じようなケースに遭遇しました。
ゲストで来られた、
年頃の息子をもつお父さんから相談を持ち掛けられました。
息子さんは幼いころからアトピー性皮膚炎で、
成長して一時快方に向かったが、
またここ数年悪化しているということでした。
顔面に炎症が目立ち、
いつもマスクをして伏し目がちで学校に行っているという。
お父さん曰く「代われるものなら代わってやりたい」
これが偽りなき親心でしょう。
多感な時期、青春真っ只中です。
本人なりに必死に、
食事や洗剤など気を付けているという。
ステロイドの恐怖から、脱ステロイドを試み、
過酷なリバウンドも経験していました。
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僕は自身の経験も踏まえ、
自然的な方法にあえてとらわれず、
薬剤の使用を勧めました。
ステロイド剤の正しい使い方を指導し、
並行して、薬剤の容量を減らし、
しだいに断薬に仕向けて行くような徹底した生活指導、
体質改善指導を行ってくれる名医を紹介しました。
とにかく、人目に付く顔の症状を一刻も早く収め、
友人と大いに遊び、
いっぱい恋をしてほしいと思ったからです。
舌鋒鋭く、薬剤の恐怖をあおるのは簡単です。
しかし、その恐怖がどれだけ人を苦しめ、
回復を阻んでいるか、想像できないのかと問いたいのです。
人には心があります。
薬剤の功罪を踏まえつつも、
現代に生きる者として、その恩恵をうまく活用しつつ、
導いていくのが、「仁術」というものではないでしょうか。
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「私は病人に関しては、
病気を治すことが救うことではなく、
本人にどれだけ喜びを感じさせるか
ということを第一に考え、接しています。」
沖正弘の言葉です。
野口先生、沖先生、
私淑する二人の師の言葉は通底しています。
若輩ではありますが、
師に続き、僕なりにその道を進んでいくつもりです。
養生館での講座やプログラムで僕が伝えたいことは、
理屈ではなく、そうした思いなのです。
■ 養生館について
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【2】やすらぎのレシピ
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調理スタッフの長澤です。
今回はピーマンを使ったお料理をご紹介します。
「ピーマンをたくさん頂いたけど、食べきれない!」
という友達に教えたら、とても喜ばれた一品です。
一年中出回っているピーマンですが、
本来の旬である今の季節が一番おいしい。
簡単に作れるので、ぜひ試してみてください♪
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「ピーマンじゃこ炒め」
●材料(4~5人分)
・ピーマン 約10個
・じゃこ 適量
・米油 少々
・塩 ひとつまみ+少々
・日本酒 適量
・こしょう 少々
・薄口しょうゆ 少々
・濃口しょうゆ 少々
●作り方
1.熱したフライパンに米油をひき、じゃこを軽く炒めてから、
ピーマンを入れ、塩をひとつまみ加え、
じゃことピーマンがよく絡まるように混ぜながら炒める。
2.日本酒をひとまわし加え、フタをして3分ほど蒸す。
(ピーマンがかたい場合は、さらに1~2分ほど蒸します。)
3.ピーマンが柔らかくなったら、水分を飛ばし、
塩・こしょう・薄口しょうゆで味付けし、
濃口しょうゆを香りづけ程度に加えて、出来上がり。
■ 体で覚える食養生
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【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
今回も養生館に滞在した
ゲストのみなさんの声を紹介します。
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「養生館の大ファンに」 50代 女性
小針先生、5日間お世話になりました。
セルフケアの方法や呼吸法など、
講義にもとても力が入って、パワーがいなぎっていました。
おかげさまで養生館の大ファンになりました。
養生館のダイエットは根気のない私にもよく続き、
効果の出やすいものでした。
また今度は夫婦で来ます。
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「どれも身に染みるお話し」
自分が健康でいられるように、いろいろ試してきましたが、
このスティで改めて健康というものについて考えさせられ、
自分の体や心とどう向き合っていくべきかを考えさせられました。
レクチャー、講座、盛りだくさんで
とても全部は覚えきれないけど、
どれも身に染みるお話しばかりで、
全部録音しておきたかった!と思いました。
ありがとうございました。
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「食事が本当に美味しかった」
5日間、嫌なことを考えずに、
ゆったりと時間を過ごすことが出来ました。
2日目はエネルギーが足りずフラフラでしたが、
その分食事は本当に美味しかったです。
先生、スタッフさん、
本当にありがとうございました。
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「心がすっきりしました!」 男性
5日間の滞在で食べ方を見直し、
呼吸を意識したことで
モヤモヤしていた心がすっきりしました!
また来ます!
■ やすらぎの里の体験談
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【4】 編集後記
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養生館の館長の小針先生、
この頃、ますますパワーアップしています。
人がのびのびと自分らしい力を発揮すると、
こんなにも生き生きと輝くんだと実感します。
小針先生の思想で作りこまれたプログラムと、
養生館の和風の雰囲気、
シンプルで素材を生かした食事、
浮山温泉郷の自然環境が絶妙にミックスされて、
とっても魅力的な施設に仕上がってます。
生き生きしたエネルギーが不足してるな~という方。
養生断食で「生きてる」って実感してみませんか。
大沢
■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/diary
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