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やすらぎ通信 Vol.64 【慢性疲労を解消】

【目次】

「慢性疲労を解消」

「やすらぎの台所から」
○とうもろこしのスープ
○夏野菜のマリネ

「情報スクランブル」
○おすすめの本・鏡の法則 
○高原館の紹介

「お師匠さんの言葉」

「寄せ書きから」


【慢性疲労を解消】

この頃、いつも疲れを感じている。
いくら寝ても疲れが取れない、身体が重くだるい。
こんな悩みを抱えている方がたくさんいます。

実際に、やすらぎの里を訪れる半数の方は、
慢性的にひどい疲労感を感じている方です。

仕事がきつくてということだけなら、
高度成長期の頃の方がはるかにきつかったはずです。

残業は当たり前で休みも週に1日位。

それに比べ今は、週休2日は当たり前、
長期休暇も取れるようになったのに、
なぜこんなにも現代人は疲れきっているのでしょうか。

それは、からだ全体を使って労働していた頃と違い、
からだの一部分だけを使う、偏り疲労が原因です。

現代人の疲れには、
次の3つの疲労があると考えられます。

1、筋肉疲労(一部の筋肉だけをつかう偏り疲労)
2、内臓疲労(内臓を酷使することによる内臓の疲れ)
3、脳疲労(脳を使い続けることによる脳の疲労)

———————————————

 「筋肉の偏り疲労」
 
肉体労働が主だった昔は、
今よりもシンプルな全身の疲労が多かったと思います。

身体全体を使って労働する全身の筋肉疲労です。

このような疲労は、お風呂に入ってぐっすり眠れば、
すっきり取れる、いわば質の良い疲労です。

ところが現代社会の疲労は、
そのように単純なものではなくなっています。

全身を使う労働は少なくなり、
ほとんどの仕事が細かく細分化され、
同じようなことばかりを
繰り返す仕事だけになってしまいました。
 
例えば、1日中パソコンに向かって事務仕事をしている人では、
使っているのは目と指先だけといってもいいようなものです。

仕事中に足はほとんど使わないで過ごすことになります。

同じところばかりを1日中使っていると、
その部分だけが極端に疲労することになり、
使わないところとのアンバランスが生じてきます。

このような疲労は偏り疲労と呼ばれ、
通常の休息では取れなくなっています。
 
さらにそのような状態が長く続き、
筋肉の緊張が慢性化してくると、
感覚が麻痺して凝っているとか
痛いという感じがなくなってくるのです。

そうなるといくらでも酷使できるので、
さらに感覚がなるという悪循環が筋肉の偏り疲労が固定化されて、
身体の歪みが生じてきます。
 
また、よく骨がずれているといいますが、
骨は周りについている筋肉や靭帯に引っ張られて動いているだけです。

筋肉の偏った緊張により、引っ張られることで骨がずれて、
それが固定化されて身体の歪みができるのです。

偏り疲労を取るためには、
日頃使っているところだけを休めたり、
緩めたりする必要があります。

逆に日頃あまり使わないところは積極的に使うことで、
疲労のバランスが取れて、全身の疲労がすっきりと解消します。
 
例えば、普段デスクワークが主な仕事の方は、
目や腕だけを偏って使い、足はほとんど使わないと思います。

このような場合、休みの日はパソコンを使うのをやめて、
できるだけ遠くを眺めるようにします。

肩や腕は普段とは違う、大きく動かすような運動をして
筋肉に刺激を与え、血液の循環を改善させます。
 
休日は、普段の生活であまり使うことが少ない足を
積極的に動かすようにすることでリンパや
血液を全身にめぐらせるようにしましょう。

できれば休日は近くの大きな公園に行って散歩したり、
山や海へ行って思い切り身体を動かすことができれば理想的です。

それが出来ない方は、せめて自宅でできる簡単なストレッチだけでも
やってみるのを勧めます。

特に普段あまり使わない、足の筋肉を重点的に伸ばしてあげることで
足の老化を防ぐことができます。

———————————————

 「内臓疲労」
 
現代人は身体を動かす量に比べると、
明らかに食べ過ぎています。

これは本当にお腹が空いてから食べるというのではなく、
時間だから食べるとか栄養を取らなければ、
というようにお腹が空いていなくても食べているからです。

さらに食べるということは一番手軽な楽しみになっていて、
ストレスのはけ口のために食べたりしているので、
さらに食べ過ぎてしまいます。 

身体を酷使していると疲労が溜まるように、
内臓も使いすぎると疲労してきます。

身体の疲労は自覚しやすいのですが、
内臓疲労は実感として感じにくいので注意が必要です。

内臓も疲れたら休ませてあげなければ、
疲労が回復してきません。

内臓を休ませることで、
もっとも簡単な方法は食べるのをやめることです。

食べ物を食べると、消化吸収のため内臓は、
5~20時間働かなければいけません。

特に、現代人は自然な身体の欲求以上に食べている場合が多いので、
内臓もかなり疲労しているといっていいでしょう。
 
いつも身体が重だるい、
いくら寝ても疲れが取れないと感じている方は、
内臓が疲労している場合が多くあります。

そのような方に効果的なのが、断食療法です。

内臓が疲れているからといって、
ただ食を断てばいいのかというとそう簡単にはいきません。

なぜなら、せっかく食べないことで内臓を休ませても、
その後に急にたくさんの食べ物が入ってきたり、
硬いものや脂っこいものなど消化しにくいものが入ってくると
内臓の負担になりかえって逆効果になってしまいます。
 
ゆっくり熟睡していたのを急にたたき起こされて、
いきなりハードな仕事をフル回転でさせられるようなものです。

断食で食を断った後には、
回復食と呼ばれる段階的に増えていく食事を取ることで、
休息をとった内臓が徐々に動き出していくのです。

この回復食までしっかりおこなうことで、
断食が内臓の疲労を解消することができるのです。

また、本格的に何日か食べない断食とまではできなくても、
普段、食欲がないときに無理に食べるのを止めるだけでも
内臓を疲れさせるのを防ぐことができます。

食欲がないとか、口内炎ができて食べると痛い、
口の横が切れて大きな口を開けられないというのは、
食べるのを止めて内蔵を休ませてくれていうサインなのです。

———————————————

 「脳疲労」
 
内臓の疲労と同じように、
脳も使いすぎると疲労が溜まります。

それも、脳の同じ部分だけを極端に使いすぎると、
脳の一部がオーバーヒートしたような状態になります。 

近頃、急に忘れっぽくなった、集中力がなくなった、
やる気がなくなってきたというような症状は、
脳が疲労して活発に働けなくなっている状態です。

現代社会は、メールや携帯電話があるおかげで
24時間どこにいても仕事が追いかけてきます。

また、社会の変化が早くなっているので、
常に次のことを考えていなければいけないので、
脳は休むことなくフル回転の状態です。
 
特に、まじめできっちりしている方は、
常に周りに気を配り、仕事も完璧に処理するために、
脳が休んでいるひまがありません。

そのような状態に、さらに大きなストレスがかかると、
脳が疲労でダウンして働けなくなってしまいます。

現代人に増えている「うつ」がまさにそのような状態です。

脳も使いすぎたら休ませなければ、疲労が回復されません。
脳を休ませるためには、熟睡とボーっとする時間が必要です。

そのようなときは脳への血流が少なくなり、
脳が休息している状態になります。

ところが現代人は常に脳が興奮状態にあるので、
熟睡できない人が増えています。

頭ばかり使い仕事をしている人は、
脳を活発に働かせるために頭に血液が大量に送り込まれます。

いわば脳が充血している状態になっているのです。

この、頭に上った血を身体の方に下げないと、
脳の興奮がおさまりせん。

そうするとなかなか寝付けなかったり、
眠りが浅くちょっとしたことで目が覚めてしまうようになります。
 
そのようなときには、ストレッチや腹式呼吸をおこなって、
頭に上った血を身体の方に下げると、熟睡できるようになります。

ストレッチは、お風呂上りに簡単なポーズだけでいいので、
できるだけ一つのポーズに時間をかけておこないます。

無理してたくさん曲げようとしないで、
身体の感覚に意識を集中します。

その感じているところに、
充血した脳から血液がたくさん流れ込むのです。
 
呼吸法は、寝ながら腹式呼吸をおこないます。

おへその下に両手を当てて、
息を吸ったときにお腹をふくらませて、
吐いたときにへこませます。
 
また、一日に一度は短時間でもいいので、
意識的にボーっとする時間をつくりましょう。

うつのようなひどい状態になる前に、
意識的に脳を休めることで脳の疲労が取れて、
活発に働けるようになるのです。
 
自分の疲労のタイプを知って、
その疲労にあわせた対処法をおこなうことで、
疲労を効果的に解消することができます。

あなたの疲れはどのタイプでしたでしょうか。 


【 やすらぎの台所から 】

田舎で暮らしていると、あちこちから野菜が届きます。

岩手の実家から、おばあちゃんの作った野菜が届いたと思えば、
地元の干物屋さんのおばちゃんが、
「たくさん取れたから~」と山盛りの野菜を持ってきて、
畑に行けば、隣の畑のおじさんからもいただいて、
とても、冷蔵庫なんかに入る量じゃありません。

いつも、この時期になると、野菜づくしの毎日です。
そこで、今回は夏野菜のお料理を紹介します。

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○とうもろこしのスープ

新鮮なとうもろこしが手に入ったら、
是非作ってみたい一品です。

とうもろこしの芯から出しをとって、
とうもろこしのうま味を十分引き出して作ります。

「材料」4人分
とうもろこし1本、玉ねぎ1/4個、オクラ1本
出し汁300cc、塩こしょう少々

「作り方」
1、トウモロコシは15分蒸して身をけずり取る。
2、玉ねぎをスライスして、
とうもろこしの芯と一緒に出し汁で30分煮る。
3、出し汁から芯を取りだし、
とうもころこしの身を入れてミキサーにかける。
4、鍋に入れて塩こしょうで味を調える。
5、オクラを塩ゆでしたものを輪切りにして、
盛り付けたスープに盛ります。

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○夏野菜のマリネ
暑い日が続くと、
さっぱりしたお料理が食べたくなりますよね。
そんなときにおすすめなのが、野菜のマリネです。

普通のマリネは、油たっぷりですが、
やすらぎの里では、油はほとんど使わず、
ポン酢でさっぱりといただきます。

旬の野菜を使えば、どんなものでもできるので、
是非、作ってみてください。

「材料」 4人前
新じゃが1個、とうもろこし1/2本、赤ピーマン1個、
いんげん4本、アスパラ2本、オクラ4本

「マリネ汁」
(出し汁:5 醤油:1 みりん:1)4:ポン酢1

「作り方」
1、野菜をゆでて、ごま油を引いたフライパンで、
軽く焦げ目がつくまで焼く
2、ごぼうを細い千切りにして揚げる
3、野菜を盛り付け、マリネ汁をかけて、
上に2をトッピングする


【 情報スクランブル 】 

「おすすめの本」

○鏡の法則  総合法令出版 野口 嘉則著
インターネットで爆発的にひろがった、
愛と感動の真実のストーリー。

「読んだ人の9割が涙した!」というコメントに、
まさか私だけは、そんなことでは・・・。
と思いつつ、読み進んでいくうちにまんまとはめられてしまいました。

以前、メルマガでも紹介して、やすらぎの里のロビーにも置いておいたので、
知っている方も多いと思います。

決して、本屋で立ち読みしたり、
途中の電車の中で読んだりしない方がいいですよ。

人の前で泣いちゃって、
恥ずかしい思いしちゃいますよ。

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「やすらぎの里・高原館」

やすらぎの里・高原館が、5月にオープンして、
もう4ヶ月が経ちました。

スタッフもだいぶ慣れてきて、ゆとりを持って、
対応できるようになってきました。

おかげさまで、ゲストの方の評判も上々で、
帰りの際に、次の予約をという方もいます。

また、高原館に興味を持っている方に、
本館とはなにが違うんですか?とよく聞かれます。

高原館は「大人のためのダイエット施設」をテーマにしています。

ダイエットって聞くと、
若い女の子が美容のためにやることって思っている方が多いようです。

しかし、今本当にダイエットが必要な人は、
若い子ではなく、大人の方々です。

メタボリックシンドロームという医学用語が新聞で取り上げられて、
一般の人にもよく知られるようになりました。

今やダイエットは、
世界の予防医学界の大きなテーマになっています。

ただ、ダイエットというと“つらい”、“苦しい”、“厳しい”など
ネガティブなイメージを持つ方が多いようです。

そこで、高原館では、大人の方が健康的に、
無理なく、気持ちよくダイエットできるようプログラムを組んでいます。

やすらぎの里に一度行ってみたいけど、
どちらの施設がいいんだろう? 
以前、本館には行ったことがあるが、
今度はどちらがいいのだろう?
 
健康的なダイエットが主な目的の方は高原館がおすすめで、
減量よりも体質改善やリフレッシュが目的だという方は、
本館がおすすめです。  

あなたは、どちらのやすらぎの里に魅力を感じますか


【お師匠さんの言葉】

私のお師匠さんはそれぞれの分野でたくさんいますが、
ひとりだけあげなさいと言われたら、
常岡一郎先生ということになります。

常岡先生は、私の鍼灸と漢方の先生の人生の師で、
私が漢方の先生から常岡先生のことを教えてもらったときには、
もうすでに亡くなられた後でした。

漢方の先生から、折にふれて、常岡先生の言葉を聞かされていたので、
いつの間にか私も常岡先生のことを師と仰ぐようになりました。

常岡先生の言葉は、何かに行き詰ったときや、
つらいことがあったときに、読み返すと心にしみこます。

常岡先生はたくさんの著書を出されていますが、
今回はその中から「反省」という文章を紹介します。

「反省」

反省、これはかえりみて省くということである。
かえり見て悪いところがあったら省く。

汚いものは拭き去る。 無駄なものは取り除く。

そうして大切なもの、必要かくべかざるもの、
それだけを守る。 だから、さわやかになる。

それが反省の尊い意味である。
よく反省して、まず自らの姿をありのまま
見つめる必要がある。

鏡が大切にされる。
これは本当の自分を教えてくれるからである。
他人ならお上手もいう。お世辞もいう。
しかし、鏡は遠慮しない。

悪いところは、悪いままに映してくれる。
墨がついた汚れた顔も、そのまま映し出してくれる。
だから汚れをぬぐえる。きれいにふける。心も明るくなる。
それでこそ誰に会うのも恐れない。

自身と安心が生まれる。
こころに無駄がなくなる。心は晴れる。

反省は、人生の鏡である。
だからきびしい反省は、自分の汚れをはっきり教えてくれる。
自分の過去の汚さや、みにくさ、未熟さ、これがはっきりする。

それがわかったら除けばよい。それに悩んではならない。
自らの欠点で、心まで暗くなってはならない。
かえりみて除く、省く。

その点にのみ努力すべきである。


 【 寄せ書きから 】   
    
やすらぎの里では来ていただいた方が、
お帰りの際に、寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
その中の一部をご紹介させていただきます。

今回で3回目のやすらぎの里でした。
いつ来ても変わらない大沢先生、
スタッフのやさしさ、ありがとうございました。

この時期にはめずらしく、涼しくて、
毎日「ホーホケキョ」とウグイスも話しかけてくれて、
森の木々、海の音、すっかり自然の中に包まれて、
ゆっくり休むことができました。

たくさんのお友達もでき、
また、日常の生活、仕事に頑張れそうです。
感謝、ありがとうございました。     

50代 女性

初めて一週間の断食コースにチャレンジしました。
ひとりでの参加ということもあり、不安もありましたが、
やさしいスタッフの方々と同じ目的をもった参加者のみなさんのおかげで、
ものすごく楽しい一週間が過ごせました。

また来たいと思います。そのときも、
こんな楽しいメンバーだといいな。 

30代 女性

いつもダラダラ過ごす夏休みが、
今年は充実した一週間になりました。

次に来る時は、普通食のコースで食事を楽しみたいです。          

30代 男性

断食って辛いことだと思ってました。
でも、この一週間は楽しいことばかり。

一緒に参加した人たちも、
みないい人ばかりで本当によかったです。

先生はじめ、スタッフの方のおかげで、
充実した日々が過ごせました。
食べ物の味をしっかり感じて、
これからも毎日過ごしたいと思います。

30代 女性


「編集後記」

高原館の準備やオープンで、通信の発行が
ずいぶん遅れてしまいました。
通信を楽しみにしてくださっていたみなさま、
本当にごめんなさい。

新しいスタッフも充実してきて、
だいぶ仕事にもゆとりができてきました。
これからは、スタッフがイキイキと活躍できる環境を
作ることが大事な仕事だなって、実感してます。

夏休みで充電した元気で、さあ、やるぞ~!    

大沢

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