やすらぎの里総合トップページ

口コミで人気の伊豆の断食道場・宿泊施設
日常を離れて、健康的なダイエットや食生活、体質改善に効果
温泉とマッサージがついているので、楽しく断食ができます。

トップ |  やすらぎの里について |  代表から |  断食について |  人気の秘密 |  利用案内 |  アクセス 

ご予約・お問い合わせ

やすらぎ通信 Vol.86 【 デトックス 】

【目次】

○デトックス
○やすらぎのレシピ
「キャベツと豆腐の和風キッシュ、野菜のマリネ、
ゴマだれ、夏みかんのムース 」
○寄せ書きから
○編集後記


【 デトックス 】

夏はカラダが開放的になっているので、溜め込んだ
老廃物を出して、デトックスするには、いい季節です。

ここで余分なものをすっきりしておかないと、
秋になると、またどんどん溜め込んでしまいます。

そこで今回は、デトックス(解毒・浄化)の話題を取り上げてみました。


「デトックスとは」

デトックスとは、英語では「detox」、解毒や排毒を意味します。

もともとは、アルコールや麻薬などの
中毒を治療するときに使われていた言葉でした。

しかし、農薬や食品添加物が問題視されるようになってからは、
健康法のひとつとして、使われるようになりました。

日本では、2~3年前から、よく使われるようになり、
今では、すっかり定着した言葉になっています。

———————————————

「なぜ、今デトックスか」

やすらぎの里は今年で15年目になります。

初めのうちは、病気の方や健康マニアの方が多かったのですが、
一般にも知られるようになり、徐々に普通の人が多くなりました。

今では8割以上の方は、特に病気や辛い症状はないけど、
日頃の疲れをとって、すっきりしたい、内臓を休ませて、
内臓の働きを高めたいという方です。

簡単にいうと、心と体の大掃除をして、すっきりしたいのです。

言い方を変えれば、デトックスしたいということです。

デトックスの最強の方法が「断食」ですが、
それ以外にも、いろんな方法があります。

それらを総合的に組み合わせて、
その方にもっとも適した方法でおこなえば、心も体も蘇ってきます。

海外には、デトックスのための専門の施設がいくつもあるのですが、
日本には、まだ専門の施設はありません。

そこで、高原館を断食の施設からバージョンアップさせて、
日本初の滞在型のデトックス&アンチエイジングの施設にしていく計画が進行中です。

世界中から、デトックス&アンチエイジングのための、
効果的なプログラムを取り入れ、バージョンアップさせて、

心と体を蘇らせる施設にしていくために、
いろんな方からアドバイスをいただいています。

———————————————

「そもそも毒ってなんなの?」

まずは、デトックスに関して、一番基本的なことを紹介しましょう。

デトックスを専門にしているクリニックやデトックスの本で、
一番言われている「毒」は、
体に蓄積されると中毒症状を起こす、有害な重金属類です。

水銀・砒素・鉛・カドミウム・スズ・
ベリリウム・アルミニウム・ニッケル・トロンチウムなどが代表的なもので、
工場の排水などから川や海に流れ、魚の内臓に蓄積さることが多いといわれます。

また、農薬や食品添加物など、野菜や加工品に含まれるもの。

壁紙のビニールクロス、建築用の接着剤、塗料など、
工場や車からの排気ガスなど・・・・。

気にし始めたら、何を食べていいのか、
街中で息を吸うのさえも気になってしまいます。

だけど大丈夫です、日本は過去の公害病の反省から、
中毒症状を起こすようなものには対策を強化しているので、
それほど神経質にならなくてもいいと思います。

しかし、中国や東南アジアなどは、
まだしっかりした対策がとられていない場合もあるので、
海外からのものは気をつけた方がいいでしょう。

———————————————

「私が考える毒とは」

今の日本では、これら外部からの毒よりも、
生活習慣でためてしまう毒の方が問題だと考えています。

例えば、食べ過ぎでたまった脂肪、塩分、糖分などの余分三兄弟。

運動不足でたまった、むくみや足にうっ血した静脈血。

ストレスで、凝り固まった肩や背中、腰。

呼吸が浅くなって、肺の中にたまった古い空気。

そのもの自体は、毒ではなくて、むしろ体に必要なものでも、
廻らなくなると、毒になってしまいます。

今の日本人にとっては、毒は外からではなく、むしろ、
生活習慣の中で、生み出されるものになのです。

———————————————

「東洋医学から見た毒」

体が重い、疲れが取れない、便秘、ひどい肩こり、腰痛、冷え、むくみ、生理痛・・・。

カラダの不調は、ストレスや食生活の乱れ、運動不足などで、
カラダの新陳代謝の働きが低下し、老廃物が溜まることで生じます。

東洋医学では、気・血・水の流れが滞ると、汚血や水毒が生じ、
さまざまな症状が出ると考えられています。

つまり、流れが悪くなれば、いいものも毒になってしまうと考えます。

さらに、それらに飲みすぎ食べすぎで溜め込んだ、
余分な脂肪や疲労、ストレスが追い討ちをかけます。

———————————————

「腸のデトックス」

そのいろんな毒が、一番溜まりやすいのが“腸”です。

カラダは本来、自分で毒素を排出する機能を持っています。

しかし、便が大腸にたまっていると悪玉菌がどんどん繁殖し、
それが異常発酵し、毒素が増えてしまいます。

カラダが排出する毒素の75%が、便から排泄されると言われています。

便秘の解消は、デトックスの第一歩です。

便秘の解消に一番、効果があるのは、玄米ご飯を食べることです。

1日2回、玄米ご飯を食べるようになると、
3日くらいで便の量が増え、質も変わってきます。

毎日炊くのは大変なので、週に一度、
まとめて炊いて、冷凍しておくといいでしょう。

おすすめは、小豆の入った玄米ご飯。

赤飯のようで、特に女性に人気があります。

小豆は、利尿作用もあるので、便秘でむくみやすい方には、絶好ですね。

玄米は、圧力鍋じゃないと美味しく炊けないので、
圧力鍋がない方は、発芽玄米がおすすめです。

———————————————

「腎臓とデトックス」

腎臓は血液を浄化して、尿を作り、
体内の水分を調整する、デトックスの要になる臓器です。

毎日170ℓもの血液をろ過して、老廃物を尿として排出しています。

いわば、血液のごみ掃除をしている、
血液のデトックス工場といえる場所です。

老廃物とは、たんぱく質が体の中で利用された後の分解産物で、
尿酸、尿素、クレアチニンなどです。

これらの老廃物を尿として排泄して、残りの99%の水分は、
体内に再吸収され、水分や電解質が一定に保たれています。

また、血圧の調整や造血ホルモンを分泌したり、カルシウムを骨に沈着させる、
ビタミンDを分泌するなど、命にかかわる、重要な臓器です。

———————————————

「東洋医学から見た腎臓」

この腎臓、東洋医学では、夜に働き、冷えに弱い臓器といわれています。

夜更かしが続いて、睡眠不足が続いたり、冷房で冷えたり、
冷たいものをとりすぎると、腎臓の働きが衰えてきます。

過労が続いている上に、夜更かしをして、
冷たいものをたくさん飲むなんていうのは、腎臓にとってもっとも過酷な状況です。

腎臓の働きを高めるためには、しっかり睡眠と冷えに注意することが大事です。

特に、過労が続いているときは、睡眠だけは、しっかりとるようにしたいですね。

また、腎経の刺激も腎臓の働きを活発にしてくれます。

腎経は、足の裏にある、湧泉というツボから始まり、
くるぶしの内側を通って、すねの骨の内側、
太ももの内側を通り、生殖器、腰につながります。

そのどこかを押したり、伸ばしたりして、
刺激すると、腎臓の働きを活発にすることができます。

さらに、下半身をよく温めると、腎臓の血流が増えて、働きが活発になります。

夏場でも冷房の効いた職場にいると、冷えている人が多いので、お風呂は大事です。

この時期なら、半身浴でも充分に温まって、
しっかり汗をかけるので、冷えて、むくみがある人におすすめです。

食べ物では、色の黒いものが、腎臓の働きを高めてくれます。
黒ゴマ、黒米、黒豆、小豆、レーズンなど、色の濃い、皮ごと食べる食品がいいです。

これらの食品には、アンチエイジングに効果がある、
抗酸化物質のポリフェノールも多く含まれています。

アンチエイジングは、美肌など、美容だけではなく、
本来の目的は、健康長寿や生命力を高めることです。

東洋医学では、腎は生命力や生殖能力と関係あるといわれています。

腎の働きを高めることは、生命力や生殖能力を高める、
アンチエイジング法でもあるんですね。

———————————————

「リンパのデトックス」

女性は足がむくむという方が多いですね。

むくみの原因は、体内の水分(リンパ)の流れの悪さです。

流れが悪くなった、体内の水分(リンパ)は、
東洋医学では水毒といって、代表的な毒のひとつです。

むくみや冷えで悩んでいる方は、水毒をデトックスしなければいけません。

まずは、少しリンパの勉強から。

血液は心臓のポンプに押し出され、
全身に張り巡らされた毛細血管に流れ込んでいきます。

その血液の一部が、毛細血管から浸み出してリンパ液になります。

リンパ液は、各細胞の隙間ににじみ出して栄養分を届け、
同時に老廃物を受け取り、再び毛細血管に取り込まれて静脈に吸収されます。

つまり、リンパ液は、毛細血管から浸出した血液の一部で、
いわば血液が濾過された体液といえます。

リンパ液は、血液とは異なり、心臓のようなポンプの力を持たないため、
とてもゆっくりと流れ、時として流れなくなることもあります。

その流れをつくるのは、動脈の圧力や、筋肉運動、呼吸運動で移動します。

そのため、リンパ液の循環は、体調や気候にも大きく影響を受けます。

また、リンパ液は、細胞が排出した老廃物等を回収したり、
外部から侵入した細菌やウィルスから身体を守るという大切な免疫機能があります。

その流れが滞るとむくみが生じるだけではなく、
老廃物がたまったり、免疫力が低下してしまいます。

———————————————

「リンパの流れをよくする」

リンパ液は重力の関係で、体の下の方にたまりやすくなっています。

そのたまったリンパ液をお腹のリンパのセンターに戻すためには、
足の筋肉を使わなければいけません。

特に効果的なのが、ふくらはぎの筋肉を大きく動かすことです。

しっかり、足を動かしながら歩くといいのですが、
デスクワークが多いとそうもいかないと思います。

そんな方におすすめなのが、足先を上げる運動です。

座ったままで、足先をリズミカルに上にあげます。

ちょっと貧乏ゆすりみたいな感じですが、デスクの下でひそかにやれば大丈夫でしょう。

さらに効果的にやりたい方は、足を少し高くして、
足先を動かすと、たまったリンパ液が戻りやすくなります。

お昼休みにおすすめかな。

自宅に帰ってからおすすめなのは、床に寝転がって、
イスかベットの上に足を乗せて、同じように足先を動かします。

足が高くなっているので、リンパ液の戻りがさらにスムーズです。

一日が終わると、足がパンパンにむくんでいる人は、この方法がいいでしょう。

むくみと一緒に老廃物も取れるので、やってみてください。

———————————————

「断食は最強のデトックス」

食べすぎ飲み過ぎが続くと、とりすぎた栄養が肝臓に蓄えられます。

この肝臓が、栄養で満杯になった状態が脂肪肝です。

また、肝臓は解毒をおこなう臓器ですが、
処理された毒が肝臓の脂肪に沈着していることがよくあります。

脂肪肝の人は脂肪だけではなく、毒も溜め込んでいるのです。

さらに余分な栄養は、内臓の周りにつく
内臓脂肪や皮下脂肪として蓄えられるようになります。

内臓脂肪は血液中に溶け出しやすく、ドロドロ血の大きな原因といわれます。

断食をすると、最初に血液中のコレステロールや中性脂肪が、
エネルギーとして使われます。

そうするとドロドロだった血液が、サラサラになります。

次に、使われるのが肝臓の脂肪です。

肝臓の余分な脂肪がなくなると、沈着していた毒が尿や汗として体外に排出されます。

さらに、断食明けの食事で、食べ物有り難さ、
生きていることの有り難さを再確認できるので、心の毒も取れてきます。

心の毒は、感謝する心で浄化されます。

からだも心もきれいになれる断食は、最強のデトックスなのです。


【 やすらぎのレシピ 】

○キャベツと豆腐の和風キッシュ

ちょっと手間はかかりますが、
みんなが集まる特別なときに作ると喜ばれますよ。

豆腐をしっかり水切りするのが美味しく作るコツです。

「材料」4人分

豆腐1/2丁、キャベツ1/4個、しいたけ5個、
玉ねぎ1/4個、人参1/4本、卵1個、
小麦粉大さじ3、松の実少々、塩コショウ

「作り方」

1、豆腐を水切りする。

2、玉ねぎ、キャベツ、豆腐の順に炒め塩コショウで下味をつけて冷ます。

3、冷めた2に卵、小麦粉を入れて混ぜ丸型に入れる。

4、人参をすり下して、松の実と一緒に上に飾る。

5、オーブンに入れて200℃で20分焼く。

6、焼けたら切り分けて、器に盛り付ける。

———————————————

○野菜のマリネ

マリネは油でぎたぎたなものが多いのですが、
やすらぎの里では、野菜を蒸して、フライパンで焼き目をつけるだけ。

これならあっさりしていて、たくさんたべても大丈夫。

「材料」

トウモロコシ、インゲン、ピーマン、南瓜、じゃが芋、人参

「作り方」

1、野菜を蒸して、フライパンで軽く焦げ目がつくように焼く

3、お皿に盛り付け、上からゴマだれをかける

———————————————

○ゴマだれ

「材料」

醤油大さじ3、みりん大さじ2、りんご酢大さじ2、米酢大さじ2、
みそ大さじ1、はちみつ大さじ1、練りゴマ3/4カップ、すりゴマ1/3カップ

「作り方」

ゴマをすって、ゴマペーストと調味料と混ぜ合わせる

———————————————

○夏みかんのムース

「材料」

豆腐170g、豆乳50cc(豆腐と豆乳を合わせて200ccになるように)
夏みかん汁75cc、夏みかんの実1/4カップ、
ハチミツ大サジ2、卵白1個分、粉ゼラチン6g、水30cc

「作り方」

1、豆腐と豆乳をミキサーにかける。

2、ゼラチンは水でふやかし、湯せんして溶かす。

3、1に2と夏みかんの汁と実を混ぜ、
ボールの下に氷水を当てて、とろみがつくまで冷やす。

4、卵白をメレンゲ状にして、3に入れて混ぜ、型に入れて冷蔵庫で冷やす


【 寄せ書きから 】

やすらぎの里では来ていただいた方が、
お帰りの際に、寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

  
思い切って来てよかった。

元気だと思っていたけど、疲れていたからだ・・・。

食生活の見直し・・・。

改めて、日々大切に生きようと思わせてくれた自然、色々な気づきをありがとう!

先生、そして、断食を一緒に乗り越えたみなさん、感謝です!!  40代 女性
———————————————

一週間、本当にありがとうございました。

断食の3日間はきつい時もあったけど、先生、スタッフのみなさん、
一緒のコースのみなさんのおかげで、楽しく乗り切ることができました。

回復食、普通食の感動を通し、改めて、食のありがたさ、大切さを実感しました。

心がすがすがしいです!           30代 女性

———————————————                  
          
ここ半年の“だる、重”が“すっきり、爽快”に変わりました。

食事や体操など、とてもいい経験になりました。

先生はじめ、スタッフのみなさんのホスピタリティーのおかげです。

また、来ますね!           40代 女性

———————————————

来るときには、杖を突くほど痛かった足が、
2日ほどで歩けるようになり、帰る頃にはすっかり普通に戻っていました。

食べる喜びを改めて思い出しました。

幼い頃に食べた、素朴な味のおむすびを思い出し、ほろりときてしまいました。

是非、また伺います。ありがとうございました! 30代 男性


「編集後記」

高原館のプログラムをバージョンアップさせるために、
いろんな方からアドバイスをいただいています。

その中でも、興味深いのが“アンチエイジング”

アンチエイジングというと、美肌とか美容系のイメージが強くて、
正直、あまりいい印象を持っていませんでした。

しかし、本腰を入れて、勉強してみると、大事なテーマだと気づきました。

アンチエイジングというのは、長寿や生命力を高めるということでもあります。

今、自分の体を実験台にして、
デトックス&アンチエイジングのいろんな方法を試しています。

発酵食品や酵素をたくさん取り入れる食事、良質な油をとるようにしたり・・・。

もう少し続けて、変化があったらお知らせしますね。

リピーターの方、次回お会いするときは、やけに若返っているかもしれませんよ。    大沢

“やすらぎ通信 Vol.86 【 デトックス 】” へのコメントはありません。

  1. おか田おか蔵

    すんごいの来ちゃった!!

    お姉さんに7万で買ってもらったんだが、クオリティやばすぎ!!!!

    エ口い・優しい・可愛いの3拍子揃ってるとか最強だろwwww

    ぶっちゃけ風-俗も彼-女も、これありゃもう必要ねぇwwwww

    http://fm.midnightowl.net/z67l-jg/

コメントをどうぞ