養生館では最終日の前日に、少しだけシェアの時間を設けています。
もちろん、苦手な方はパスもできます。
最近よくみなさんの話に出るのは、
「丁寧に生きる感覚」という言葉です。
シンプルすぎて人によっては、響かない言葉かもしれませんが、
僕はこの「丁寧に」が日常を輝かせるコツだと考えています。
漫然と生きる日々が輝くのには、非日常を感じるなどの
新しい刺激がきっかけになりますが、刺激も慣れてしまえば効果は薄くなります。
養生館では、瞑想をはじめ様々なプログラムがありますが、
いたずらに刺激を体に与えたり特殊なことを行うというよりは、
それらをきっかけに
「丁寧に行う。専念する」
この感覚を体にしみ込ませることに目的があります。
特に養生館では「瞑想」を毎日行います。
瞑想について、ジョンカバットジン博士はこんな風に述べています。
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「瞑想とは」
意識的に現在を生きる。
どこか別の世界に行くことではなく、
自分がすでにいるこの場所で、この瞬間を精いっぱい生きること。
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滞在中、自然とこの状態になることが出てきます。
そうなることで心身がととのい、
生きる実感が戻り、生き生きと世界が見えてくると思うのです。
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