養生館では、あえて普段と逆の事を行います。
例えば、
「食べたいけれど、食べない。」
「舗装された歩きやすい道があるけれど、足場の悪い自然の中を歩く。」
「考えることが沢山あるけれど、考えない。」
「やることが沢山あるけれど、何もしない。」
この「あえて逆」を積極的に一定期間行うことで、両方の良さがみえてきます。
断食を行うことで少食絶対主義になるのではなく、食べないことが食べることを輝かせると思うのです。
食べないことも良いし、美味しいものをしっかり食べることも良いよねと。
また、あえて考えない時間を増やすことで、思考の切れ味が戻ってきたり、普段考えている内容が別の角度から見えてきたりします。
どちらかに寄りすぎるというよりは、どちらも良いと感じられるようになれば、常に変化し続ける自分と環境を認め、楽に生きれると思うのです。
養生館はそのための場所です。
強いテーマではない分、インパクトに欠けるかもしれませんが、「あえて逆」を行うことが、真面目過ぎて自分を認められず苦しくなってしまう人たちの打開策になると感じています。
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