東洋医学では、
季節ごとに対応している臓器があって、
冬は腎の季節といわれます。
西洋医学で言われている腎臓だけの働きではなく、
生命力や生殖能力、
やる気や根気とも関係あると考えられています。
この腎の働きは、
冬に無理をすると弱りやすいので、
冬を元気に過ごすためには、
腎のケアが大切になってきます。
●腎の働き
東洋医学の「腎」は生命力と関係があるので、
過労、睡眠不足が続くと弱ってきます。
また、冷えに弱い臓器と言われているので、
特に下半身の冷えは気をつけたいですね。
●腎の働きを高める3つのポイント
1,お風呂で温める
2,睡眠をしっかりとる
3,腎の働きを高める食べ物
●お風呂で温める
特に冬はシャワーお湯に浸かって、
下半身をしっかり温めましょう。
シャワーと違って深部体温の変動ができて、
睡眠も深くなります。
●睡眠をしっかりとる
睡眠が大事なのは分かっているけど、
あれこれやっていると、
つい夜更かしになってしまう。
慢性睡眠不足は腎の働きを弱らせ、
やる気や根気も失います。
この年末年始のお休みの間、
しっかり睡眠をとって、腎をいたわってあげましょう。
●腎の働きを高める食べ物
薬膳的には、鶏肉や羊肉、牡蠣、ニンニク、ニラ、シナモンなどの食材が、
腎の働きを高めると言われてます。
手軽に食べられて、体も温まるものでおすすめなのが、
「鶏の水炊き」
骨付きのモモ肉などを入れると、
濃厚な鶏の出汁も出て美味しいですね。
●番外編
これは番外編ですが、
岩盤浴も腰や足を直接温められるのでおすすめです。
手軽に自宅で岩盤浴の代わりになるのが、
電気毛布で昼寝すること。
僕は寒くて天気の悪い休日は、
電気毛布で昼寝をするようにしています。
お昼ご飯を食べた後、
電気毛布を最強にして昼寝をすると体の芯から温まり、
岩盤浴に入ったみたい。
普段の寝不足も解消されて一石二鳥です。
ちなみに、電気毛布は、
夜にずっとつけっぱなしはやめた方がいいです。
夜に体温が上がると眠りが浅くなるので注意してください。
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