※こちらは養生館の朝食をお召し上がりの際に読んでいただく記事です。
養生館の最終日の朝食をもっと楽しんでもらえるように、食事の内容を詳しく紹介します。
(左上から右に向かって説明していきます)
●おかゆパン
料理に使えなかった素材を無駄なく使うために作った、やすらぎの里名物のパン。
野菜の切れ端と出汁がら昆布を細かく刻み、玄米粥の残りに地粉とレーズンを入れて寝かせます。
レーズンの酵母の働きで自然に発酵した生地をオーブンで焼いたものです。
命ある素材を無駄なく使い切れ、食物繊維も豊富で腸にもいい、素朴な味のパンです。
●玉子焼き
伊豆大川の産みたて卵。
養鶏所の前のたまご販売機で買うことができます。
まさしく、産みの親の顔の鶏の顔が分かる
身元保証書付きの新鮮な卵です。
●山幸のアジの干物
山幸さんではすべての原料・原材料にいたるまで無添加・無着色にこだわり、安心して食べられるものだけを扱っています。
アジを手開きして、ミネラル分が豊富な赤沢海洋深層水を使って作った干物。
身がふっくらして脂が乗って美味しいとリピーターの方に評判です。
●大根の皮と人参のきんぴら
断食中の回復大根の皮と人参を細く切って、調理してあります。
●かぶの桜エビあん
かぶは地元のかぶを使用しています。
桜エビは日本一高い山富士山と、
日本一深い湾である駿河湾で育った桜エビです。
●ワサビの茎の甘酢漬け
伊豆の山間で栽培されたわさびの茎をサッとお湯を通して三杯酢に漬けています。
ワサビのほのかな辛味が口直しにいい、さっぱりしたお漬物です。
ワサビの茎がまだ細い2~3月頃が旬で、柔らかくて美味しく食べられます。
●きゅうりとワカメのしらす和え
地物のきゅうりを使っています。
ワカメは天然の生ワカメです。
●椎茸の当座煮
伊東市の大川さんの肉厚の椎茸で作った当座煮。
みりんとお醤油とお酒だけで煮て、香りづけに七味唐辛子を入れています。
佃煮ほどではないが、しっかりめの味付けのため当座(しばらく・当分)の間は保存が効くことから当座煮といわれます。
●山幸のイカの塩辛
厳選したイカとイカのわた・塩・純米酒で混ぜるだけの昔ながらの塩辛です。
わたを一年間塩に漬け熟成させて作られているそうです。
リピーターの方に人気の塩辛です。
●芽ヒジキの煮もの
芽ひじきは長ひじきよりも細くて柔らかいので食べやすいので、伊豆産の芽ヒジキを使っています。
人参と揚げ、彩りにグリンピースを入れています。
●寝かせ玄米
小豆入りの玄米を圧力鍋で炊いて、専用のジャーで4日間保温しながら、寝かせた玄米ご飯です。
寝かせている間に玄米の皮が分解されて、消化しやすくなっているので、胃腸の弱い方にもおすすめです。
また、寝かせたことにより、アミノ酸が増えてうま味が増し、もちもちした食感と相まって、消化が良くて美味しい玄米ご飯です。
●大室温泉サラダ
大室山の麓にある大室温泉の温泉の熱を使った温室で育てられたレタスを使ったグリーンサラダ。
ドレッシングは国産の煎りゴマを丁寧に擦って、練りゴマと穀物酢を入れて作ったもの。
コクがあるので、寒い時期のサラダに使っています。
●季節の果物
伊豆にはたくさんの柑橘類が育っているので、その時期に一番おいしい柑橘を選んで出しています。
今は伊東産のネーブルオレンジ、きよみ、はるみが出回っています。
●地のりと豆腐のお味噌汁
磯の香りがいい「地のり」と国産大豆の豆腐のシンプルなお味噌汁。
厳選した煮干しで取った出汁と3種類のお味噌を使って作っています。
素材の味、お出しの味、お味噌の味のそれぞれが感じられるよう、
丁寧に味付けをしています。
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