「心にやすらぎを育てる小さな習慣」⑤
〜ただボーっとしてみる〜
みなさんこんにちは。
やすらぎの里・オンラインのくさむらです。
今回は「自分の時間」に関することがテーマです。
みなさんは最近、
自分だけの時間を持ちましたでしょうか。
あまり持てていない方が多いかもしれませんね。
家事や育児や介護で忙しい、お仕事で忙しい。
朝から晩まで自分以外の誰かのために動き続ける。
そんな方は多いのではないかと思います。
もし自分の時間を持てているとしても、
頭の中では自分以外の誰かについて考えているかもしれません。
そんなみなさんにお勧めの習慣は・・・
「ただボーっとしてみる」です。
テレビをつけないで、インターネットを閲覧しないで、
ただボーっとしてみてください。
ボーっとしなれていない方は、
「暇だなぁ・・・退屈だなぁ・・・」
そんな風に感じてしまうと思います。
実はわたしもボーっと下手です。
なので、わたしは歩きながらボーっとします。
座っているとついスマホをいじってしまうので、
歩きながらボーっとします。
でも、つい色々なことを考えてしまいます。
それじゃあボーっとしているうちに入らないのでは?
そう感じるかもしれませんが、
わたしはそれでよいと考えています。
何か他のことをしながらいろいろ考えるのと、
何もしないでいろいろ考えるのとでは違います。
何にもしないでボーっと考えている状態が良いのです。
デフォルトモードネットワーク(DMN)という言葉はご存じでしょうか。
これはぼんやりしているときに活性化する神経回路のことです。
DMNには脳内の情報を整理整頓する機能があります。
ボーっとしているときに脳内が、
整理整頓されているというのは意外ですよね。
だからこそ、色々な考えが、
とりとめもなく湧いてくるのではないでしょうか。
集めた情報を適切なフォルダへしまうには、
まず出す必要があるからです。
ボーっとすると勝手に湧いて出てきてしまわれる。
そんな機能が備わっているなら使わない手はありません。
言い方を変えれば、ボーっとする時間がないと、
脳内はたくさんの情報で散らかってしまうのです。
整理整頓の時間がないので、
情報がただ乱雑にたまり続けてしまいます。
ボーっとするなんて生産性がなくて好きじゃない。
ボーっとしていると罪悪感がある。
わたしもそう思ってしまうのですが、
ボーっとすることで脳内が整理されると、
その後に良いアイディアが生まれやすくなります。
実はボーっとした方が、
その後の創造性や生産性は上がります。
良くないな、なんて感じずに、
積極的にボーっとしていただきたいところです。
次回のメルマガ配信まで、試しに、
意識的にボーっとする時間を作ってみてはいかがでしょうか^^
もしかして、寝ようとして布団に入り電気を消してしばらくするとヒラメキがあって逆に眠れなくなるのは、脳内整理の結果から?
日中に、ボーッとしたら寝る前の脳内整理量が減り、入眠しやすくなるかも?
試してみます!