「食事制限しているのに痩せない!」
「運動しているのに痩せない!」
その理由は「ストレスホルモン」
であることが多いです。
なぜなら、
ストレスホルモンが分泌すると、
脂肪を溜め込み、食欲が増すからです。
ストレスに対抗するため、
「溜め込みスイッチ」を入れるんです。
ストレスホルモンとして有名なのは、
・コルチゾール
・アドレナリン
・ノルアドレナリン
上記の3つです。
みなさんもどこかで
聞いたことがあるのではないでしょうか。
実はこの3つには、
ある共通点があります。
それは…
「血糖値を上昇させる作用がある」
という点です。
つまり、
ストレスを感じて、
ストレスホルモンが分泌されると、
食べていないのにも関わらず、
血糖値が上昇するのです。
血糖値が上がると、
膵臓から「インスリン」が分泌されます。
インスリンが出ると、
血糖が脂肪に変換されて、
蓄積されていきます。
ストレスが続いて、
ストレスホルモンが出続けると、
血糖値が上がる → インスリンが出る → 脂肪が蓄積
また、過剰なインスリンが、
血糖値を低下させ、
低血糖になる場合があります。
血糖値が下がりすぎると、
脳がエネルギー不足だと勘違いして、
食欲を増進させます。
よく、
「ストレス食い」「ストレス太り」
なんて言いますが、
ストレスは本当に人を太らせるのです。
瞬間的なストレスには、
これらのストレスホルモンが大活躍し、
わたしたちのからだを守ってくれます。
しかし残念ながら、
長期的、慢性的なストレスには、
対応できないのです。
ということは…
ストレス管理をすることが、
やせるためには必要不可欠ということ。
たとえ努力や我慢をして、
一時的に痩せられたとしても、
ストレスホルモンが分泌し続けるため、
食事制限や運動を少し緩めただけで、
すぐにリバウンドしてしまいます。
つまり、
ダイエットのせいで、
太りやすく痩せにくいからだが
できあがってしまうのです。
さて、
今日のお話しはここまでです。
「ストレスは百害あって一利なし」
ということがわかっていただけましたか?
次回は、
わたしたちを太らせる原因、
ストレスホルモンを、
「どうやって減らしたらよいのか?」
について、解説していきたいと思います。
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