季節の変わり目に体調を整える食事法
夏の暑さが嘘のように、
急に涼しくなりましたね。
夏の食習慣をそのまま続けていると、
体調不良の原因になります。
食生活も夏から、
秋バージョンに変化させていきましょう。
今日は「秋の食養生」のテーマで、
季節の変わり目に、
体調を整える食事法を紹介します。
秋の食養生の基本
東洋医学では、
秋は「乾燥」の季節とされ、
体の潤いを保つことが大切です。
また、日中は暑い日もあるので、
夜に冷たいものをとっていると、
内臓が冷えて、免疫力も低下します。
秋は「潤う食材を摂る」ことと、
夜に「内臓を温める」ことを意識しましょう。
潤う食材
梨
喉を潤し、
体内の乾燥を和らげる効果があります。
蓮根
蓮根は咳や喉の乾燥を和らげ、
免疫力向上に効果のある食材です。
シャキシャキとした食感で、
煮物やスープに使うと美味しくいただけます。
はちみつ
はちみつは天然の保湿成分として知られ、
喉の乾燥や咳を抑えるのに役立ちます。
温かい飲み物に入れたり
プレーンヨーグルトの甘味にして、
夕食後のデザート代わりにしてもいいですね。
内臓を温める食材
生姜
生姜は、体を温める食材として有名です。
しかし、生の生姜は温める効果はないので、
温かいスープに入れるか、薄くスライスして、
天日干しにするか、レンジでチンして使うと、
温める効果が出ます。
忙しくて面倒な方は、
粉末の生姜パウダーがあるので、
ネットで買って、スープや飲み物に、
サッとかければ手軽に使えます。
鶏肉
鶏肉には気血を補う作用があり、
体力の低下や疲れやすさの改善に効果があります。
骨付きの鶏肉だと、
骨髄から染み出たエキスも摂れます。
骨付きもも肉や手羽先をスープに入れて、
煮込んだものは体力回復におすすめです。
手軽に食で体を潤す
おやつに「梨」
日中の暑いときは、
おやつに梨を食べましょう。
特に喉が乾燥しているときや、
乾いた咳が出ているときはおすすすめです。
寝る前にはちみつ
寝る前にお湯に、
はちみつをティースプーン1杯入れて飲む。
体を潤す効果だけでなく、
少しの甘味が安眠にも効果があります。
夏の疲れがひどい人は、
粉末のクエン酸を小さじ1杯入れて飲むと、
疲労回復効果もプラスされます。
内臓を温める料理
鶏肉と蓮根のスープ
鶏肉と蓮根、ネギ、生姜を入れて、
スープを作ってみましょう。
他にも大根やキャベツ、ニンジンなど、
家にある野菜を入れると具沢山になり、
立派なおかずにもなります。
夜は副交感神経モードにして、
胃腸の働きを良くするためにも、
温かいスープや味噌汁が習慣になるといいですね。
続けるために
食事は毎日のことなので、
今の自分ができることを一つでもいいので、
続けられたらいいですね。
分かっちゃいるけど、
自分ではうまくいかない。
そんな方は伊豆高原で、
心身をリセットしてみませんか。
日常から離れて、
心と体を整える時間。
断食リトリート「やすらぎの里」
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