昨夜は、中野さんが好意で開いてくれる、
瞑想会がありました。
毎回、違うパターンで、いろんな切り口から、
瞑想のお話しをしてくれるので、
とっても勉強になります。
瞑想会が終わって、
せめてものお礼にと、マッサージをしながら、
いろんなお話しを伺いました。
そんな中で、今プチ修行が、
流行っているという話しが出ました。
今のように社会が行き詰ったときは、
成長、発展という欲望が満たされにくい。
そんな時代は、その欲望をそぎ落としていくことで、
幸せを満たしていこうという傾向があるというのです。
かつて、アメリカで、ベトナム戦争が泥沼化していた時に、
ヒッピーが自然に帰る運動をしたり、
瞑想がブームになったように。
今の社会も、グローバル経済という名の戦争が泥沼化して、
社会全体が行き詰っている。
その果てしない欲望をそぎ落して、
自由になりたい。
プチ修行が流行る背景には、
そんな欲求があるというのは、
なるほどと納得します。
断食や瞑想は、
節度という自然のブレーキをなくした人間が、
内なる声をたよりに、節度を身につけ、
やすらぎに満ちた幸せを取り戻すための業。
まさに時代が求める、
プチ修行と言えるかもしれません。
「今日のやすらぎ」
屋上から眺める天城の山並み。
久しぶりに、青空が広がり、
気持ちのいい風が吹いています。
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