「意識とからだを結ぶ」
やすらぎの里では夕方5時から日替わりでリラクゼーションプログラムがあります。
その中で人気なのが、今ハリウッドでも流行っているヨーガです。
ヨーガとは「結ぶ」という意味があります。
何を結ぶのかというと、「意識」と「からだ」です。
脳とからだ、こころとからだと言ってもいいかもしれません。
普段、わたしたちの生活は仕事や勉強、家庭のことなど、いろんなことに振り回されています。
特に、大きなストレスを抱えている人は、起きているときだけでなく、寝ているときもそのことばかり考えているような状態になるときもあります。
脳だけがフル回転している状態です。
そのような状態が長く続くと、脳の働きだけが暴走して、からだとうまく連携がとれなくなってしまいます。
動いてもいないのに、心臓がバクバクしたり、暑くもないのにカーッと熱くなったり、汗をやたらとかいたり・・・。
脳とからだがうまく連携をとれなくなった状態です。
このような状態を改善して、脳とからだをしっかり結びつけるためにおこなうのがヨーガなんです。
だから、からだが硬いとか、柔らかいとかはあまり大きな問題ではありません。
硬い人は硬い人なりに、自分のからだにしっかり意識を向けることができれば、それは充分にヨーガです。
そのような練習を積み重ねることで、外側の出来事にこころを乱されることなく、こころ穏やかな毎日を過ごせるようになってきます。
さらに、自分のからだの状態をしっかり感じ取ることができるようになり、自分のからだを生かしてくれている、自然の働きと一体になることを目指していくのです。
と、ヨーガの偉い先生は言っています。
私はまだまだ、そんな境地にまではいっていませんが、ヨーガをした後は少しだけこころが静まって、穏やかな気持ちになれるのはわかります。
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