高原館のゆるゆる日記「言葉を紡いでいくこと」


(800g増量されたうみさん。※人間に換算すると5~6kgだそうです)

こんにちは、高原館のくさむらです。

言葉にすることが大切だと思ってきました。

でももう少し詳しく自分の行ってきたことを振り返ると、
言葉を紡いでストーリーを語ることが大切なのだと気が付きます。

「悲しい」「心配」「不安」「苛立ち」。

このような感情が大きいと辛いです。
悲しいという言葉だけを書くや話すなどして表現しても、
なかなかその悲しさから逃れられません。

その「悲しさ」について語ることで、
その「悲しさ」から解放される。
そんなことがあるように思います。
わたしがずっとやってきたことは、
自分の中にある感情をストーリーにして行くことでした。

頭の中にはたくさんの言葉が飛び交っています。

その言葉はバラバラになっていることが多くて、
「悲しい」という感情のストーリーを紡ぎだそうとしても、
なかなかピッタリとくる言葉が探せないこともあります。
ピッタリくる言葉が見つかっても、
その瞬間「心配」という言葉に出会ってしまって、
今度は「心配」についての言葉を紡ぎ始める。
脱線を繰り返してしまうため、
ひとつのストーリーを仕上げることは、
想像以上に難しいです。

頭の中だけで言葉を紡ぎ続けるのは至難の業です。

そんな時、書く、話すをしてみると・・・

書く、話すをしている間は、
一つの感情に対しての言葉を紡ぎ続けることができます。
紡がれた言葉はストーリーとなって語られます。

その感情を一つの物語として語り切る事ができた時。
その感情は自分の中からスッと消えて行きます。

言葉にすることはとても大切です。
言葉を紡いでいくこともすごく大切だと思います。

最初は短くて簡単な物語ですが、
何度も何度も語り直す事で、
その物語が長くなり、詳しくなり、
さらにその先の物語まで語る事ができるようになります。

悲しさから始まった物語が、
いつのまにか幸せな物語へ変わる。
そんな可能性も秘めていると感じています。

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