薄味でもお料理を美味しくしてくれているのは、毎日丁寧に取った出汁。
断食中と回復食のおみそ汁には一番出汁。
煮物などには二番出汁。
食事のお味噌汁は、具にうまみがあるので煮干し出汁。
素材と出汁の美味しい関係です。
出汁の取り方
出し汁は、美味しい料理を作るための一番の基本。
この取り方は、やすらぎの里の料理に一番合う、優しい出し汁です。
心を込めて丁寧に取ってみましょう。
「一番出汁」
<材料>
水2ℓに対して昆布(7cm角)2枚
鰹節 35g
さば・いわしの削り節 35g
<作り方>
①昆布は30分以上水に漬けておく。
②昆布が入った鍋を強火にかけ、昆布が浮いてきたら取り出し、差し水(50cc)をする。
③鰹節、さば・いわしの削り節を加え、表面がふつふつきたら、
弱火で2分(沸騰させないように注意)、火を止めて2分おいたら、さらしで濾す。
「二番出汁」
一番出汁の出がらしを使います。
主に煮物などに使います。
<作り方>
①一番出汁をとり終えた鰹節とさば・いわし節に、一番出汁の半量の水を加えて火にかける。
②沸騰したら、弱火で20分煮る。
③さらしで濾し、冷めたらさらしを絞る。
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