■━━━━━━━━■
『 やすらぎ通信 』 第561号 2015.9.1
~ 生活習慣改善の専門家が教える
心と体のリセット法 ~
●やすらぎの里・ホームページ
●高原館・ホームページ
■━━━━━━━━━■
おはようございます。
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原は、朝から雨。
時折、雷も鳴る不安定な天気。
ソラ君は、雷と花火が大の苦手。
雷の音が鳴る度に「ワン!」
その吠える声に、海がビックリ!
ワンコにとっては、
天変地異が起こったように、
感じるんでしょうね。
雷様、どうぞお手柔らかにお願いします。
ススキの穂が伸びてきた伊豆高原から、
やすらぎ通信をお届けします。
【目次】━━━━━
【1】生命力とともに
【2】やすらぎのレシピ
「梨のゼリー」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
■ やすらぎの里の空き室状況はこちら
■ 高原館の空き室状況はこちら
━━━━━━━━━━━
【1】生命力とともに
━━━━━━━━━━━
このコーナーは、
やすらぎの里のブレーン、
高原館の治療主任の小針先生が、
読者のみなさんに熱く語っていきます。
僕(大沢)も分からないことがあったら、
何でも彼に聞いています。
歩く健康辞典、ヨガする哲学者、
静かに燃えてる草食男子・・・。
今回のテーマは「生命力とともに」
————–
高原館の小針です。
今週もよろしくお願いします。
ここ数日、風が変わってきました。
夏の終わりです。
そのうちキンモクセイの花が開き、
あたり一面甘い香りが漂うことでしょう。
夕暮れ時、この匂いをかぐと、
どこかなつかしいような、
もの悲しいような気持ちになります。
これから次第に秋が深まると、
気温が下がっていきます。
夏の身体はいかに身体を冷ますか、
ということに力点が置かれています。
その身体が、冬に向けて、
体温を逃がさない体勢になるまでの移行期間、
つまり今まさに季節の変わり目というのは、
身体がまだ寒さに慣れておらず、
冷えが入り込みやすい時期だということができます。
いつにもまして、
冷えに対する対策が大切になります。
とは言っても、
人間の身体はモノのように、
単純に熱量に比例して温まるかといえば、
生理的な恒常性があるため、
その限りではありません。
————–
もう少し細分化して考える必要があります。
まず今ある体温を維持する「保温」
これは靴下を履いたり、
服を重ね着したりすることで、
冷たい外気から守り、
内部の熱を逃さない工夫です。
外部から熱を加える「加温」
カイロや、湯たんぽ、温熱療法や入浴などです。
「保温」は動物のような、
体毛が失われた人間には、
常時最低限必要でしょう。
「加温」は必要なとき、
適宜活用されるべきでしょう。
「保温」が過剰になれば過保護となり、
「加温」が過剰になれば刺激過多となり、
他力への依存度を高め、
また反動や感覚の鈍磨、偏り歪みを生み、
いずれにも備わっている産熱力を弱化させる結果となります。
————–
そこで「断温」の発想が重要になります。
一時的に「保温」を止めてみる。
または「加温」の対極にある、
冷刺激を与えてみるということです。
そうした非日常的な刺激を大量に加えることで、
心身に動揺を与え症状を変化させるというわけです。
その一時的な変化を捉えて、
原因の除去につとめ生活万般の改善に取り組むならば、
永続的な治癒の目的が達成されることになります。
ところが、症状の変化が起きたにもかかわらず、
なおも同じ刺激を盲目的に繰り返すならば、
治癒とは反対の歪み偏りという病気の萌芽を
またひとつ作ることになりかねません。
自分の身体のことは、
自分の実感を手がかりにするしかないのです。
そして紆余曲折一周して気づくのです。
「日々丁寧に生活することなくして、
いかなる治療法も健康法もない」と。
■ 本館・移転のお知らせ
https://y-sato.com/infomation-moving.html
━━━━━━━━━━━
【2】やすらぎのレシピ
━━━━━━━━━━━
調理スタッフの長澤です。
伊豆高原は、お盆を過ぎてから涼しい日が続いています。
今までは、ゲスト用に準備させていただいている冷たい麦茶が、
あっという間になくなってしまうほどでしたが、
ここ数日は皆さん暖かい飲み物を召し上がっているようです。
もう秋が近いのでしょうね。
さて今日は、秋の果物“梨”を使ったデザート
「梨のゼリー」をご紹介します。
梨の独特な食感があって、
自然な甘みのやさしいお味に仕上がっています。
————–
「梨のゼリー」
●材 料 (6人分)
梨 2個、 ぶどう(デラウエア) 1房、 レモン汁 少々
ゼラチン(5g入り) 1本、 お湯(80℃以上) 50cc、
●作り方
1.梨は皮をむき、芯の部分を取り除いて、塩水に浸ける。
その中から1/10個分は、さいの目(5ミリ角位)に切り、
塩水に浸ける。
2.ぶどうは皮を取り、色があせないようにレモン汁をかけておく。
3.残りの梨をおろし器ですりおろし、ザルにあけ、
果肉と果汁に分ける。
4.鍋に果汁300ccと果肉大さじ2~3杯を入れる。
5.鍋をかき混ぜながら強火にかけて、フツフツしてきたら火を止め、
お湯に溶かしたゼラチンを入れる。
6.さいの目に切った梨も入れる。
7.ガラスの器に入れ、荒熱が取れたら、2のぶどうを飾る。
※固まりすぎるとぶどうがゼリーの中に入らなくなってしまい、
やわらかすぎると底に沈んでしまいますので、気をつけてください。
8.冷蔵庫に入れて、冷えたら出来上がり!
※梨には、たんぱく質分解酵素があるので、
しっかり火を入れて分解酵素を壊します。
火の入れ方が足りないと、固まらないことがあります。
■ 体で覚える食養生
━━━━━━━━━━━
【3】 寄せ書きから
━━━━━━━━━━━
やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
その中の一部をご紹介させていただきます。
————–
いつも変わらず、
アットホームな雰囲気で迎えて下さる、
スタッフのみなさんに癒された一週間でした。
今回で3回目になりますが、
季節が毎年違うこともあり、
周囲の自然や料理など、
とても楽しむことができました。
また時間を作って、
次は自然食で来たいと思います。
ありがとうございました。
30代 女性
————–
80歳を迎え、心身新たに、
家族と一緒に、参加しました。
先生はじめ、スタッフのみなさんの、
心優しい応対に感謝します。
日程、計画も小生に大変合っていて、
これからの生活に生かしていきます。
80代 男性
■ やすらぎの里の体験談
━━━━━━━━━━━
【4】 編集後記
━━━━━━━━━━━
ホームページで新館の告知を始めたので、
「新館楽しみです~」との声を
たくさんいただいています。
楽しみにしてくれている人が、
こんなにもたくさんいると思うと、
とっても励みになります。
工事の打ち合わせ、予算の調整、
プログラムの企画、打ち合わせ、
スタッフの募集、調整、
サイトやパンフレットの制作、
予約の管理・・・。
やらなければいけないことは沢山あるけど、
僕の代でやる大きな仕事は、
これが最後かもしれないので、
悔いのないように、
いい仕事をしたいって思います。
しかし、3店舗目となると、
スタッフのみんなのおかげで、
出来るっていうのが、身に染みて分かります。
今回の出店で、スタッフのみんなも、
新たなステージに行けるように、
一緒に楽しんでいこうと思っています。
(^-^)V
■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/diary
━━━━━━━━━━━
最近のコメント