『 やすらぎ通信 』お盆にプチ断食

『 やすらぎ通信 』 第747号 2019.8.13

~ やすらぎの断食先生が教える
心と体のリセット法 ~

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やすらぎ通信

こんにちは、
やすらぎの里の大沢です。

伊豆高原は雲の間から日が差し、
セミの声が響く、夏らしい天気。

伊豆高原の国道や観光施設は、
車や人で大賑わい。

だけど、一歩別荘地の中に入ると、
いつもと変わらず、静かな毎日です。

トンボが飛び始めた伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。


【目次】

【1】お盆にプチ断食

【2】やすらぎのレシピ
「冬瓜のくずとじ」

【3】やすらぎの体験談

【4】編集後記


【1】お盆にプチ断食

今日はお盆の入りですね。

実家では、仏壇をきれいにして、
玄関に迎え火を焚いて、
先祖の霊をお迎えしているでしょう。

ただ、私もそうですが、
実家を離れて暮らしている人は、
正式なやり方は難しいですよね。

せめて気持ちだけでも、
先祖に思いを寄せて、
感謝の念を感じられたらいいですね。

そんなときにおすすめなのが、
自宅でできる、半日だけのプチ断食。

たった半日、食事を抜くだけでも、
食べられるという、
当たり前のことがありがたく感じます。

この体は、ず~っと大昔から、
一度も絶えることなく、
先祖からの遺伝子を受け継いだ体です。

その体を支えてくれる食事を大切にすることは、
つながってきた命を大切にすること。

さらに、普段は当たり前になっている、
食を断ってみることで、
他の当たり前のことも「ありがたい」
と感じられるようになってきます。

お盆期間中はもう予定が入っているという方は、
お休みの最終日にやると、
ご馳走で狂い始めた味覚のリセットにもなります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「半日断食のメニュー」

● 前日
夕食できるだけ軽めの食事にする

●当日

・朝食と昼食 
野菜ジュース(手作りなら理想、無理なら市販のものでも可)

・夕食
おむすび1個、冷奴(豆腐半丁)
お野菜の味噌汁、梅干1個
できるだけ、ゆっくり味わって食べましょう。

●翌日
普通の食事
お盆期間中だけでも、
精進料理風にしてみるのもいいですね。

「自宅でおこなう場合の注意点」

お昼すぎから空腹を感じ、
夕方がピークになります。

自宅にいるとお腹が空いてくるので、
できるだけ出かけるようにすると、
空腹を紛らわすことができます。

公園を散歩したり、映画を見たり、図書館など、
食の誘惑が少ないところに出かけるのがおすすめ。

また、夕食の回復食を食べ過ぎないように、
夕方買い物に出るのは、控えるようにしましょう。

空腹の状態で買い物に出ると、
たくさん買いすぎてしまうので、
買い物はできるだけ、
前日までに済ませておきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今まで何度もリバウンドを繰り返している人や
ストレスがたまっている人は、
自宅での断食は向きません。

そんな方は、
本館の「プチ断食コース」に参加してみませんか。

日常から離れて、同じ目的の仲間と一緒の断食は、
妙な一体感があって、楽しく断食できますよ。

■ 本館の滞在プラン


【2】やすらぎのレシピ

「冬瓜のくずとじ」

見た目も涼やかな一品です。
養生館では、冷やしてお出ししています。

「材料」4人分

冬瓜 8分の1個
椎茸 4~5個(1つを4等分に切る)
人参 5㎜くらいの巾で切り 花形で抜く
水 500㏄
一番出汁 400㏄

A (酒大さじ1、薄口醤油小さじ2、みりん大さじ1、塩ひとつまみ)  

本葛 (片栗粉でも可)小さじ2~3)同量の水でよく溶いておく
生姜 すりおろし
茹でた枝豆 数個

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「作り方」

1、冬瓜はワタを取り3㎝角に切って
緑の部分がほんの少し残るように皮を剥く

2、鍋に水500㏄と切った冬瓜、みりん大さじ1、
しろたまり小さじ1、薄口醤油小さじ2を入れ
竹串がスッと通るくらいに煮る

3、小鍋に一番出汁400㏄とAを入れ、椎茸、人参を入れて5分ほど煮る、
人参が煮えていれば大丈夫です

4、煮あがった椎茸、人参を取り出し、
汁に本葛をよく溶いたものを入れてとろみをつける

5、すべてを冷蔵庫で冷やし、ガラスの器に盛り、
餡をかけ最後に生姜のすりおろしをのせます

生姜がとても良いアクセントになって、
夏にピッタリの一品です。

■ やすらぎの食事


【3】寄せ書きから

やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

今回は7月31日から
養生館に滞在した皆さんの声です。

毎日暑いですが、
毎朝皆さんと遊歩道を歩いています。

顔から流れる汗を拭きながら、
生き生きとしている皆さんの表情が
とても素敵でした。

深澤

「自分のことだけを考えた5日間」 50代 女性

自分のことだけを考えた5日間でした。
いつも時間に追われ、家族のスケジュールに
振り回されている日常を離れたぜいたくな時間でした。
ありがとうございました。

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「瞑想をできそう」 50代 女性

瞑想室はCDもあり、風通しが良く、
海も見えて快適でした。
帰ってから瞑想をできそうな気がします。
日々のストレスで動物脳になっていました。

スタッフの方々のご親切に感謝いたします。
ありがとうございました。

食養生コースでも3kg減りました。
維持できるよう日々良い習慣に努めます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「自分に気づけました」 60代 女性

「食べる事に」しばられていた自分に気づけました。
これだけ飽食の時代。

ゆたかすぎる今の生活。メディアで紹介されている
「これだけ必要」「これで健康を維持できる」という情報に
ほんろうされている自分に気づけました。

「もの」は断捨離。
食生活は原始にもどる。
まだちょっと不安はありますが、
「食べなくとも平気だ」という体験は
今の食生活を見直さなければと心に誓います。
ちょっと不安ですが。
お腹は減ってました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「出来そうな気持に変化」 40代 女性

脳が疲れるから食べる、ということがわかりました。
運動を習慣化するとは無理だと思いましたが、
出来そうな気持に変化しました。
館長さんのかわいい人柄にやすらぎました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「とても楽しかった」 30代 女性

心地よい環境に身をおくことは、
心も体も喜ぶと感じました。

三人部屋でしたが、本当に優しく、
良い加減でお互いのペースで、
とても楽しかったです。

食べる事、味わうことが、
とてもたのしくなりました。

運動がたのしく感じたので
続けたいと思います。
自分を大事にしていこうと思いました。
感謝でいっぱいです。ありがとうございました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「本当に美味しいです!」 30代 女性

今回は、途中で頭が痛くなったり、
お腹(腸?)が重かったり
最初の二日はあまり体調がよくなかったのですが
3日目くらいから体が軽くなってきて、
疲れていた体も休めてあげられたのかなと思います。

一緒にすごさせていただいた方たちにも
仲良くしていただいて楽しく過ごせました。

そしてこちらのごはん、
本当に美味しいです!
今回もお世話になりました。
どうもありがとうございました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「本当の意味でリラックス」 60代 女性

本当の意味でリラックスした。
余暇に旅行に行くことは多かったけれど、
それはリラックスではなくハードな時をすごす
苦行のようなものだったのですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ぜいたくな時間」 60代 女性

このような時間は忙しい人たちに必要。
ぜいたくな時間になると思います。
(自分を含めて皆にすすめてみようと思います)
お世話になりました、ありがとうございました。

■ やすらぎの里の体験談


【4】 編集後記

今週のゲストは、
ほとんどがリピーターの方。

昨年も同じ時期に来ている方が、
10人くらいいて、
来た初日から、同窓会のような雰囲気です。

早朝からテラスで、
ぼ~っと海を眺めている人。

5kg減量を目標に、
お散歩をがんばっている人。

ロビーで仲間と
楽しそうにお話をしている人。

一年ぶりで里帰りして、
みなさん実家のようにくつろいでいます。

やすらぎの里は、居心地のいい、
みんなの第二の故郷です。

大沢

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