【目次】
「内臓疲労」
「やすらぎの台所から」
○根菜のクリーム煮
○南瓜のポタージュ
○キャロブケーキ
「情報スクランブル」
○おすすめの本・ヘルシーエイジング
○ワクワクしながら夢を叶える宝地図活用術
「世界中の子どもたちに」
○ワールド・ビジョン・ジャパン
「やすらぎの里の理念」
「寄せ書きから」
【内臓疲労】
クリスマスに、忘年会、お正月に新年会・・・。
いろんなイベントが目白押しな、この時期。
外食や飲み会もたまにだったらいいけど、
連日、続いていると、内臓も疲れてきます。
特に、内臓の働きが低下してくる30代以降の方、
若い頃と同じに、飲んで食ってばかりやっていると、
内臓の働きが低下してきます。
まして、50代以降になってくると、
さらに機能が低下しているので、
大きな病気の原因にもなってきます。
一年でもっとも内臓を酷使する時期だから、今回は
内臓疲労について、取り上げてみたいと思います。
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「疲労の種類」
疲労には“筋肉疲労”と“内臓疲労”そして、
“脳疲労(精神疲労)”の3つがあります。
昔は日常生活が運動そのものだったので、
単純な“筋肉疲労”がほとんどでした。
しかし、便利になった現代社会は、“筋肉疲労”よりも、
“内臓疲労”や“脳疲労”など、
自覚しにくい疲労が多くなっています。
気がつかないまま疲労が蓄積していくと、
内臓の機能が低下して、病気の原因にもなります。
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「内臓疲労」
現代人は身体を動かす量に比べると、
明らかに食べ過ぎています。
時間だから食べるとか、楽しみのために、
お腹が空いていなくても食べることが日常的になっています。
さらに、やけ食いなどのように、
食べることがストレスのはけ口になっている人もたくさんいます。
身体を酷使していると疲労が溜まるように、
内臓も使いすぎると疲労してきます。
内臓が疲労すると、からだが重く感じたり、
いくら寝ても疲れが取れない、胃がもたれる、
お腹が張るなどの症状が現れます。
食べ物を食べると、消化吸収のため内臓は、
20~30時間も働かなければいけません。
特に、現代人は、自然な欲求以上に食べている場合が多いので、
内臓もかなり疲労しているのです。
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「内臓疲労に効果的な断食」
内臓も疲れたら休ませてあげなければ、
疲労が回復してきません。
内臓を休ませることで、
もっとも簡単な方法は食べるのをやめることです。
そんな現代人に効果的なのが、断食です。
断食っていうと、「お腹が空いて大変そう」っていう
イメージを持っている方が多いようです。
それは、普段の生活の中で、
食べられないときのことをイメージするからです。
仕事が忙しくて、食事するひまもない、
お腹はペコペコ、しだいに、空腹でイライラしてきて、
家に帰ってから遅い時間なのに、たくさん食べちゃう。
そんな私が、断食なんかできるわけない。
そう思っちゃうみたいですね。
ところが、仕事や家庭から離れて、
のんびりリラックスした環境の中でおこなう断食は、
以外に空腹感は少ないものです。
実際に、やすらぎの里に来ている方でも
「断食って、以外にお腹空かないもんですね~、
いかに普段、食べ過ぎていたかってよくわかりますよ。」
そんな声がよくきかれます。
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「回復食が大切」
内臓が疲れているからといって、
ただ食を断てばいいのかというと、そう簡単にはいきません。
なぜなら、せっかく食べないことで内臓を休ませても、
その後に急にたくさんの食べ物が入ってきたり、
硬いものや脂っこいものなど、消化しにくいものが入ってくると
内臓の負担になりかえって逆効果になってしまいます。
ゆっくり熟睡していたのを急にたたき起こされて、
いきなりハードな仕事をフル回転でさせられるようなものです。
断食で食を断った後には、
回復食と呼ばれる段階的に増えていく食事を取ることで、
休息をとった内臓が徐々に動き出していくのです。
この回復食までしっかりおこなうことで、
内臓の疲労が解消されるのです。
食欲がないとか、口内炎ができて食べると痛い、
口の横が切れて大きな口を開けられないというのは、
食べるのを止めて内臓を休ませてくれというサインなのです。
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「自宅でおこなう半日断食」
断食に興味があるので一度体験してみたいと思っている方は、
結構いるのではないでしょうか。
ただ、仕事をしているので、なかなか長期の休みがとれないので、
専門の施設に行くのは難しいから、
とあきらめてしまっている方も多いのではないでしょうか。
そのような方にお勧めなのが、
自宅で手軽にできる半日断食です。
半日食べないだけなので、朝食と昼食を抜いて、
夕食を回復食に当てます。
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「半日断食のメニュー」
○前日
夕食 できるだけ軽めの食事にする
○当日
朝食と昼食
野菜ジュース(市販のパックのものでよい)
夕食
全粥(市販のレトルトのお粥)、冷奴(豆腐半丁)
ジャガイモの味噌汁、梅干1個
○翌日
普通食(できるだけあっさりした和食が理想的)
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「自宅でおこなう場合の注意点」
お昼すぎから空腹を感じ、夕方がピークになります。
自宅にいると、お腹が空いてくるので、
できるだけ外に出かけると空腹を紛らわすことができます。
公園を散歩したり、映画を見たり、
図書館に行ったりと自分の好きなことをしている時は、
空腹がつらくありません。
また、夕食の回復食を食べ過ぎないようにするために、
夕方買い物に出るのは、控えるようにします。
空腹の状態で買い物に出ると、たくさん買いすぎてしまうので、
買い物はできるだけ前日までに済ませておきましょう。
今まで、何度もリバウンドを繰り返している人や、
ストレスがたまっている人は、自宅での断食は向きません。
そのような方は、一度専門の施設にいって、
正しいやり方を体験してから、
自宅でおこなうようにするといいでしょう。
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「長期の断食は専門の施設で」
自宅では半日の断食だけにして、1日以上の断食をおこなう場合は、
出来るだけ専門の施設でおこなうことをお勧めします。
自宅では断食はできても、
回復食で失敗してしまうことが多いからです。
しかし、専門の施設では周りに食べものがないので、
空腹に悩ませることがなく、断食ができるのです。
また、自宅から離れることで、
日常生活を忘れられるので、
普段のストレスが気にならなくなります。
ストレスで食べてしまうような人は、リフレッシュをかねて、
自然の中の施設でリセットする方をおすすめします。
【 やすらぎの台所から 】
「やすらぎのレシピ」
○根菜のクリーム煮
生クリームを使わず、豆乳で仕上げたクリーム煮。
豆乳と根菜がからだを芯から温めてくれる一品です。
「材料」 4人前
カブ1個、里芋2個、白菜2枚、人参50g、しいたけ2個、
ブロッコリー1/4個、ホタテ8個、生揚げ1枚、豆乳200cc
だし汁150cc、片栗粉大さじ1、塩、コショウ
「作り方」
1、里芋とブロッコリーは下ゆでする。
2、生揚げを油抜きして、8等分に切る。
3、カブとしいたけを乱切りにする。
4、人参は短ざく切り、白菜はそぎ切りにする。
5、3と4を油をひいた鍋で炒め、だし汁を加えて煮る。
6、ブロッコリー以外の材料と豆乳を加え、豆乳が沸騰しないように注意しながら塩コショウで味をつける。
7、ブロッコリーを加え片栗粉でとろみをつける。
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○南瓜のポタージュ
南瓜の甘みを豆乳のこくが引き立ています。
うちの子供も大好きな一品です。
「材料」4人分
玉ねぎ1/2個、小麦粉大サジ4、南瓜100g、豆乳500cc
「調味料」
だし汁100cc、塩、コショウ少々
「作り方」
1、スライスした玉ねぎを、大サジ2杯ぐらいのだし汁で
炒め、小麦粉を加えてさらに炒める。
2、だし汁、100ccを加え、弱火で15分煮る。
3、火を止めて冷まして、ミキサーにゆでて皮をむいた
南瓜を入れて混ぜる。
4、鍋にあけ、豆乳を加え塩、コショウで味をつける。
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○キャロブケーキ
キャロブとはキャロブ豆(日本名をいなご豆といいます)のことで、
色も香りも味もココアのような風味があり、
自然食のデザートで、よく使われます。
やすらぎの里のクリスマスは、砂糖もバターも使っていない、
キャロブケーキでお祝いしました。
「材料」パウンド型1つ分
薄力粉1と1/2カップ、キャロブ粉1/4カップ、ベーキングパウダー小さじ3、ぬるま湯150cc、菜種油 大さじ3、
ドライフルーツ(いちじく、干し柿、レーズン、あんずなど) 1/2カップ、ナッツ(アーモンド、くるみなど)1/2カップ
「作り方」
1、粉類は合わせてふるいにかけ、ボールに入れる。
2、ドライフルーツ、ナッツ類を刻む
3、ぬるま湯、菜種油、レーズン、アーモンドを良く混ぜ
合わせ、手早く混ぜて型に流す。
4、180度のオーブンで約25分焼く。
5、アルミホイルをかけたあと20~25分焼く。
【 情報スクランブル 】
「おすすめの本」
○ヘルシーエイジング
アンドリューワイル著 角川書店
昨年くらいから、アンチエイジング(抗加齢)
という言葉をよく耳にするようになりました。
しかし、そのほとんどが、美容外科や化粧品会社の
広告のために使われているのが現状です。
著者のワイル博士は、
代替医療の分野では先駆的な医師として有名です。
この本の中で、ワイル博士はこのように言っています。
老化はけして逆転できるものではない。
重要なのは、単に寿命をのばしたり、
若返りの薬を求めて奔走することではなく、
いかに健康的に、優雅に(gracefully)年を重ねていくかだ。
“潔く優雅に年齢を重ねる”
現代人必読の「老いの教科書」ですね。
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○ワクワクしながら夢を叶える宝地図活用術
望月 俊孝著 ゴマブックス
毎年、元旦になると今年は、こんな年にするぞって、
みんなそれぞれにありますよね。
ただ、人によって、その目標がはっきりしている人と、
なんとなく、いい年になればっていう、
あいまいな人も多いんじゃないでしょうか。
自分のやりたいことをはっきりさせるっていうのは、
今のような娯楽や情報が溢れている時代には、
とっても大切なことだと思います。
なんとなく、生きていくのと、
自分の本当にやりたいことをはっきりさせて、
それに向かって少しでも前進していくのでは、
1年後に大きな違いになっています。
だけど、まず自分の目標をはっきりさせるっていうのが、
難しいんですよね。
そして、その目標を持ち続けるっていうのが、
さらに難しいんです。
そのための強力なツールがこの「宝地図」の本です。
自分の目標が、はっきりしている人は、その目標を
できるだけ早くかなえるために。
まだ、自分の目標がはっきりしていない方は、
自分らしい目標を見つけるために。
私も年末に、自分の宝地図をリニューアルしてみようと考えています。
あなたも、年末年始のお休み中に「宝地図」を作ってみませんか。
【 世界中の子どもたちに 】
今年もおかげさまで、家族一緒に、
楽しいクリスマスが迎えられました。
しかし、クリスマスでも食べるものがなく、
寒さに震えている子供たちが、
世界中にたくさんいます。
もし、その子供が自分の目の前にいたら、
なんとかしてあげたいと思いますよね。
“なにもかも”はできなくても、
“なに”かはきっとできる
その合言葉に引かれて、
やすらぎの里も協力させてもらっているのが、
「ワールド・ビジョン・ジャパン」
毎年、この時期になると子供たちと、
募金の相談をします。
今年はどうしようか?
「おれ、1000円やるね!」
「私は、2000円ね」
自分で貯めたお小遣いの中から、
うれしそうに出してくれました。
ありがとう、ありがとう、
その気持ちを、いつまでも忘れないでいようね。
お父さんとお母さんは、
あなたたちの親で本当によかったよ。
「ワールド・ビジョン・ジャパン」
TEL 0120-465-009
〒169-0073 東京都新宿区百人町1-17-8-3F
今夜の食べ物も十分に手に入らないまま、
新しい年を迎える子どもたちがいます。
世界中の子どもたちが、
いい年を迎えられるように。
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寄付で、例えば次のようなことが可能となります。
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○ 3000円で
特に食糧不足が深刻な地域の1家族に、
1年分の収穫となる作物の種子を支援できます(ケニアの例)。
○ 5000円で
栄養不良に苦しむ2人の子どもに
1か月分の食糧を支援することができます(ケニアの例)。
○ 10000円で
食糧危機にある1家族(6人)に、
1か月分の食糧を支援することができます(スーダンの例)。
【 やすらぎの里の理念 】
すべては、ゲストのやすらぎと気づきのために
【 やすらぎの里のモットー 】
やすらぎの里はゲストの方が、こころと身体のやすらぎを取り戻し、幸せになっていただけるように、次のことを実践していきます。
1、心と身体がやすらぐ施設やプログラムを提供します
・スタッフはいつでも笑顔で、さわやかな対応をします。
・快適な滞在のために、常にきれいな館内にします。
・ゲストの方が心からやすらげるように、施設やプログラムを充実させていきます。
・ゲストの方が、心もからだもやすらぐ治療をします。
・ゲストの方がその人らしい生き方を見つけるための、
気づきのお手伝いをさせていただきます。
2、日本の伝統食の良さを生かし、
身体に優しく美味しい食事をお出しします
・食べ物の命を使い切るよう、素材をむだなく調理します。
・できるかぎり地元で取れた、旬の食材を使います。
・調味料は無添加で、長期間熟成させた本物だけを
使います。
・やすらぎを感じられる、優しい味付けをします。
・伝統食の基本を守り、新しい和食を提案していきます。
3、自分の健康を自分で守るためのお手伝いをします
・その方に合った、無理のない食事や運動法をアドバイスします。
・ストレスをコントロールするための、リラクゼーションを
指導します。
・自分の健康を自分で守るさまざまな技術を指導します。
・その方の症状に合った病院や治療院などを紹介します。
4、人と地球に優しい生活を実践、提案します
・シンプルな生活を心がけ、できるだけ無駄をなくし
過剰にものを購入しません。
・使えなくなったものでも、できるだけ再利用してごみを
減らします。
・環境に優しい、商品を作っている会社の製品を優先的に購入します。
5、すべての人が、幸せに暮らせるためのお手伝いをしていきます
・人道支援や平和活動をおこなっている団体の活動に
協力していきます。
・気づきのきっかけになる、書籍やビデオを取り揃えます。
・やすらぎや幸せを感じてもらえるような具体的な提言を通信でお知らせします。
・すべての人が幸せに暮らせるために、やすらぎの里ができることを常に探求します。
【 寄せ書きから 】
やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
その中の一部をご紹介させていただきます。
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初めての断食。
身体にどんな変化が起こるか、
ドキドキ、ワクワクしながら来ました。
自分と向き合うことが出来て、
いろいろ発見ができたこともあり、
貴重な時間を過ごすことができました。
3日間の断食は不安でしたが、
それほど苦しくなく乗り切ることができました。
気持ちのいいマッサージや、
リラックスできる環境のおかげだと思います。
疲れ切った毎日を送っていましたが、
とてもリフレッシュできました。
ここで学んだことを生かせるようにがんばります!
30代 女性
やすらぎの里は思っていた何倍もやすらげました。
これも先生はじめスタッフの皆様の
温かいお気持ちのお蔭と思います。
ありがとうございました。
絶対に近いうちにまた来ます。
みなさん、お元気で!
60代 女性
ストレスの多い、日常生活を忘れ、
すっきりリフレッシュ&リセットすることができました。
疲れていたんだな~と実感しました。
素敵なスタッフや周りの方々のおかげで、
一週間が楽しく、充実してあっという間でした。
これを機会に普段の食生活を改善します。
本当にありがとうございました。
30代 女性
一週間があっという間でした。
絶不調だった体調にも、はっきり回復の兆しが見え、
希望が見えてきました。
やすらぎの里は単なる断食道場ではなく
文字通り心身ともに十二分にやすらげる場所でした。
この経験を大切に、これからがんばれそうです。
20代 女性
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「編集後記」
屋上の露天風呂から初日の出を拝んだ元旦から始まり、
駆け足で一年が過ぎていきました。
今年も本当にたくさんのゲストの方々との、
良き出会いに支えられて、一年を無事に送ることが出来ました。
来年がみなさまにとって幸せな年になりますように
世界のすべての人達が平和な暮らしができますように
やんもの森からお祈りしております
みなさま、どうぞ良い年をお迎え下さい。 大沢
内臓疲労の回復法
ブログを読まさせて頂きました。
内臓をゆっくりと休める事も大切なんだぁ…
と解り、僕も少しゆっくりさせてあげようかな
と思いました。