養生館・館長の小針です。
「世に智慧のある人の病中ほど、あさましく、
物苦しいことはなきことなるぞや。
来し方、行く末のことなども際限なく思い続け、
看病人の好悪などをとがめ、旧識同伴の足の遠のくを恨み、
生前には名聞の遂げざるを愁え、
死後は長夜の苦患を恐れ、目を塞ぎて打臥し居たるは、
殊勝に物静かなれども、胸中騒がしく、
心上苦しく、三合の病に、八石五斗の物思いあるべし」
日本における養生法のパイオニア
白隠禅師はこのように言っていました。
知識や学問がある人ほど余計に、病気をした時にあれこれ考えて、
かえって苦しくなって、
治るものも治らなくしている、ということでしょう。
養生館のテーマは、
やはり「マインドフルネス」なのだと思います。
リトリートというかたちで、いったん日常を離れ、
一週間の滞在まるごとマインドフルネスに過ごすことで、
実生活でも応用しうる多くの気づきが得られることでしょう。
肉体の健康
精神的な成長
ビジネススキルの向上
僕が求めてきたもの、
すべてが一度に実現するもの。
それが「マインドフルネス」だということに思い至りました。
肉体の健康を求めるあまり心が頑なになった。
ビジネススキルは向上したが心身を病んだ。
精神的な志向と現実生活の折り合いがつかなくなった。
ということが往々にしてありうるものです。
いわば、心身の健康と処世術、
これをバランスよく両立することの難しさです。
マインドフルネス
『今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、
評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること』
(日本マインドフルネス学会による定義)
真理はいつでもシンプルであるという実感から、
丁寧に生きること、人間としてあるべき、
あたりまえの生活を行っていくということです。
いかに動き、
いかに食べ、
いかに休むか。
少食多動を基本として、
晴耕雨読の自然に則った生活を実践することで、
生命のみずみずしさを取り戻していきたいと思います。
帰ってからも意識が高くいられると評判の
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